サミ・ゼインの地元凱旋の入場がエモすぎた
今週のRAWを見ていたら、ものすごいエモいシーンがあった。
会場の場所はモントリオール。
ジャッジメント・デイとジミー・ウーソとの乱闘があり、ジミーはジャッジメント・デイを蹴散らして客席へ逃げた。
そのまま場内から通路に出て、カメラもその様子を追いかけた。
さらに出口に向かう。
ああ外に逃げるのね。しかしなんでそこまでカメラが追うんだろう。
と思っていたら、そこには入口で佇んでいる男が。
サミ・ゼインだ。
モントリオールが地元の選手。
二人の会話が始まって、サミが言う。
「ここは25年前に、俺が始めてプロレスを見た場所なんだ。そして今日は、そのときと同じ入口から入場する」
そしてサミのテーマが流れる。
絶対王者グンターをレッスルマニアで破って、王座戴冠後の初めての地元凱旋。
そしてレスラーになるきっかけとなった会場で、そのときの入口からの入場。
ハイテンションで通路を通り、客席へなだれ込み、客から受け取ったカナダの国旗を身にまとってリングへ向かう。
会場のボルテージは最高潮。
過去と現在を見事につなげたこの演出はヤバすぎる。
エモすぎる。
僕は特別サミ・ゼインのファンではないが、この入場には心が打たれた。
最高の入場の一つとして、記憶に残りそうだ。