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鳥人間コンテスト2023
楽しみにしていた鳥人間コンテストを観た。
今回も面白かった。
人力プロペラ機部門がすごかった。
新記録が出たのだ。
完全制覇の70,000mにはわずかに届かなかったが、それもまたドラマティックだった。
注目していた東北ウインドノーツは学生記録を出した。
天候状態も良かったみたいで、それも記録につながったんだろう。
この競技はマニアックではあるが、そこにかける人たちはとにかく熱い。
チーム一丸となって飛行機を作り、たったひとりのパイロットが記録に向けてフライトする。
みんなの想いを、最後はただひとりのパイロットにすべて託すというシチュエーションが良い。
すぐに落下してしまう飛行機もある。
長い時間をかけて作り、トレーニングしたのに、一瞬で終わるのは儚い。
うまくフライトできたらできたで、その後は長時間漕ぎ続けなくてはならない。
新記録となると1時間、2時間は漕ぐことになる。
しかも炎天下の密室に近いコクピットで…
そして、着水したら機体は必ず壊れる。
偉大な記録を出しても、出さなくても、最後は跡形もなくなるのだ。
鳥人間コンテストには、喜びや哀しさや切なさ、いろんなものが詰まっている。
しかもそれが分かりやすく画面から伝わる。
僕はそれが好きなのかもしれない。
出場する側も運営も大変だろう。
番組に関わった皆様、本当にお疲れさまでした。
来年も楽しみにしてます。