1分ずつ
最近のお天気サイトには、ご丁寧に日の入り時間まで載っている。
あるとき、8月の終わりのこの時期は、日の入り時間が毎日一分ずつ短くなっていることに気づいた。
日によっては2分早まることもある。
日が長くなったなあ、短くなったなあなんて、日常会話でなんとなく話題になることも、急にそんなふうになるわけじゃない。
毎日ちょっとずつ変化しているのだ。
少しの変化が、最後にはおおきな変化になる。
この流れで、毎日の積み重ねが大事だとか、お決まりのことを言うのは簡単。
僕が気づいたのは、日の入り時間が1分ずつ短くなっているということ。
そしてこの事実が、夏が確実に短くなっている、その証明を得た気がしたということ。
ただそれだけのこと。
学びも何もない。
世の中も、自分自身も、何でもかんでも学びや自己啓発に結びつけたり、メリットを追いかけがちだ。
ただ感じるだけでもいいんじゃないか。
ふとそう思った夏の終わりでした。
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