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POLARTEC | 虎巻 レベル:00001
POLARTEC / ポーラテック
「フリース」、着たことありますか?
登山をしている人にはおなじみですが、フリースはミドルレイヤーなので、風を通します。
ミドルレイヤーとは、中間着。
そうです、アウターではないのです。
インナー(ベースレイヤー)でもなく、アウターでもなく、中間。
でも、一般的に多くの人はアウターとしてフリース素材を着用しています。
なので、「風がスース―で、お寒いのよ・・・」と感じることがあるのではないでしょうか。
「フリース」、実はポーラテック社が生み出しました。
そのきっかけは、Patagonia(パタゴニア)です。
Maiden Mills(モールデン・ミルズ)
1906年、アメリカ・マサチューセッツ州でMalden Spinning and Dyeing Co.(モールデン・スピニング・アンド・ダイイング)として創業したファブリックメーカーです。
1950年代のフェイクファー大流行で業績を上げています。
が、1970年代後半にそのフェイクファーの流行が終わり、業績が悪化。
1981年、東アジアからの安価な生地との価格競争も影響し、倒産の危機に陥ります。
が、Patagonia(パタゴニア)と共同開発したシンチラ(フリース素材)が大当たり!
倒産危機を回避しました。
その後、爆発事故や工場火災、不況・・・。
2007年、倒産が確定しました。
で、最も人気があったブランド名を冠したPOLARTEC(ポーラテック)を設立しました。
ポーラテックフリースとフリース
フリースは毛足が短いのが一般的です。
よく言えば、風通しが良い。
着用するのは、冬。 なので、スースーお寒い。
ポーラテックフリースは毛足が長く、起毛させています。
それにより、通気性と保温性、柔らかさと軽さを実現しています。
相反する通気と保温。
これがポーラテックフリースの最大の特徴かも。
北風の強い日に走り回ると、効果を実感します。
走り回るから、暑くなる。ムレる。
理想的な通気があるので、風が通る。
風が通るから冷えるかと思いきや、しっかり暖かさが保たれる。
そして、気付くと、ムレてな~い♪
実際、走り回らなくても保温されます。
例えば、お寒い場所で動くことができず、立っている(もしくは座っている)ことが多いお仕事をしている人。
強く、強く、オススメします!
POLARTEC
そんな高機能素材のポーラテックフリース、種類があります。
550種類以上もあるようなので、当店が取り扱っている種類をご紹介します。
POLARTEC POWER GRID / ポーラテック パワーグリッド
ポーラテック社では、レイヤリングの基礎になるベースレイヤー(※)の位置付けです。
(※ベースレイヤーとは、直接肌に触れる肌着や下着のこと)
表面と裏面とで異なる編み糸を用いた二重ニット構造。
肌と点接触部分が多数設けられ、汗を吸い上げるのが特徴。
毛細血管現象を応用した編地は、汗を外へ急速に拡散し、蒸発させる。
見た目は、格子状のフリースです。
独自のグリット構造編み組織により、薄くて軽量。
保温と通気性、そして吸水拡散性が最大の特徴。
寒いけど、汗をかくなら、コレ!
早朝のお散歩、歩き始めはすごくお寒い。
でも、しばらくすると汗をかく。
そんな時にもオススメです。
POLARTEC POWER STRETCH / ポーラテック パワーストレッチ
こちらも、ベースレイヤーの位置づけです。
上記のパワーグリッド同様の構造です。
ボーっとしているときは体にフィットし、ガシガシ動く時には体を包み込むように4方向にストレッチ。
そして、とんでもなく通気がよいのが特徴です。
汗をかいてもドライ感を保て、軽くて暖かい。
「え、通気が良い?じゃぁ、寒くない?」
そう思うでしょ?
ところがどっこい、これがポーラテックのスゴイところ。
適度な通気で、ムレを防ぐ。
適度な通期なので、「お寒い」ではなく、「気持ちいい」という感じです。
寒いけど、汗をかく、そしてブンブン動くのでストレッチが必須!そんなシーン(缶蹴りやゴルフなど)には、コレです。
POLARTEC CLASSIC / ポーラテック クラシック
まさに、ザ・ポーラテックです。
ポーラテックといえば、こちらをイメージする人も多いです。
多くの人がイメージするフリースです。
表面も裏面も両面起毛で柔らかく、暖かい。
毎年アップデートされ続けている定番です。
毛足の長さによって、タイプが分かれているシリーズです。
お好みや用途に合わせて、生地の厚さを選べます。
まさに、ポーラテックのスタンダード(定番)。
「難しいことは、よくわからん。ただ、お寒いのじゃ!」
そんな時は、コレで間違いありません。
POLARTEC WIND PRO / ポーラテック ウィンドプロ
ポーラテック社では、アウター「ウェザープロテクション」の位置付けです。
編み糸を非常に高密度で編み込むことで、表面を滑らかで目の詰まった構造にしています。
それにより、風の侵入をシャットアウト!
他の防風素材として用いられることの多いメンブレンを使っていないので、抜群の伸縮性があります。
防風性能と伸縮性、柔軟性を誇る、スーパーフリースです。
通気と防風、相反する性質を抜群のバランスで持ち合わせています。
「断熱材か!」と言いたくなるような暖かさを保ちながら、適度な通気でムレさせない。
まるで、私の適温を知っているかのようなスーパーフリースです。
ビュービュー吹き荒れる、お寒い北風。
そんな北風を遮る木々がない!そんな長~い一本橋を渡る時、コレがあればお寒くないです。
そして、釣り。
海だって、風ビュービューでお寒いですね。
コレ、暖かいですよ。
POLARTEC HIGH LOFT / ポーラテック ハイロフト
ナデナデ、サワサワしていたい、フワッとした毛足の長さが特徴です。
メッシュのようなベース生地に、フワフワのフリースが生えているような見た目です。
「ナニコレ、軽っ!!」と、驚く軽さ、そして、薄さが最大の特徴です。
このフワフワ生地が保温力を確保します。
そして、メッシュ生地で通気と確保し、ムレを防ぎます。
ナデナデしながら小さくたたみ、コンパクトに持ち歩けるのも魅力のひとつです。
「こんなペラペラじゃ寒いだろ」
いいえ、お寒くないのです!
「分厚いアウターは嫌じゃ」
「軽いアウターじゃないと嫌じゃ!」
そんなあなたには、コレです。
ペラペラですが、しっかりきちんと暖かい。
オススメのポーラテック
ご紹介したポーラテック以外にも、まだまだ種類がたくさんあります。
が、全てをご紹介するのが難しい。
ポーラテックの種類を覚える必要はありません。
だって、550種類以上もあるので、覚えられませんから。
パワーグリッドだって数種類、パワーストレッチだって数種類・・・
それぞれに数種類あります。
ただ一つ覚えること、それは「POLARTEC(ポーラテック)」です。
寒いからフリースを着る。
そのフリースは、ポーラテックフリースですか?
ポーラテックでなければ、期待する暖かさは得られないかも。
オススメのポーラテック?
用途にもよりますが、
普段着として暖かさを求めるなら、ポーラテックの全てがおススメです。
初心者さんはナメがちな低山登山、洋服選びは生死に関わります。
この場合は、専門店で知識のある店員さんと選ぶことをオススメします。
暖房費を少しでも抑えたい。
「だからちょっと節約してるの、プルプルお寒いけど、ガマン・・・」
そんなお寒い室内でも、ポーラテックの全てがおススメです。
贅沢ですが、部屋着としてもサイコーです。
特にパンツ、もう冬の相棒です。
これだけ優れた素材、イメージするフリースよりもお高いです。
ブランドやアイテムにもよりますが、アウターやパンツならば2万円台が中心価格帯です。
1万円台ならお安いです。
セールで1万円以下、それはもう買ってください。
帽子、イヤーマフ、ネックウォーマー、手袋・・・
小物類もたくさんあります。
柔らかく、軽量で、暖かい。
POLARTEC(ポーラテック)、ぜひ覚えてください。
Jagooからの小さな知識、人生のお供にどうぞ。
きっとお役に立つでしょう。
POLARTEC、ジャグーにあるじゃん!
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