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おやすみ期間メモ その1

10/25
仕事を休み、唐突に実家に帰る。実家に着く前の坂の上で、隣の家のおばちゃんに会う。号泣。泣きながら坂を下ったのは小学生以来かな。おいしいものを食べさせてもらった。実家に突然帰った理由を言ったわけではない。一言絞り出したのは「キャパオーバーです」だけ。なにも聞かれなかった。うれしいね。でも親の考え方と私の考え方は違うので、長時間実家にいるのはやっぱり厳しい。6時間が限界、そして酔っ払いは嫌い。

10/26
時間の感覚がない。何時集合だから何時に家を出る、ってのがわからない。急ぐってのができなくて自分でびっくりした。誰かに会うのがこわかった。ご飯はなんとか食べれた。よかった。人のライブを見て、ああ、楽しそうだなぁ、と思って、次の日のライブもなんとかなるかなーと思った。しかし人混みが怖い。いろんな人と話してみたけど、いつもよりうまく立ち回れない自分が嫌で、すぐ会場を出ちゃった。歯医者は割愛。そのあと家に帰りたくなくて。頭動かしたくて麻雀してみた。勝ったけど、普段通りに接してくれるのが苦しかった。家帰って号泣。なにをどうしたらいいのかわからない。全部辞めるってなに?どこまでやめたらいいの?

10/27
ボイトレに行く前も、時間が分からないので遅刻しかける。菩薩に送ってもらう。ボイトレの1発目の声で、あ、今日ダメだ、って思った。なんとか先生にノイズを取ってもらって、リハに向かう。リハはなんとか行けたけど、わかるのよね、これは本番厳しいぞーって。飴ちゃん舐めてないと怖いし、咳き込むたびに本番こうなったらどうしよう、ってなる。本番、あぁ、きつい。失礼な話よ、ほんと。後から写真を見たけど、ちゃんと笑えててよかった。あんなにぐるぐるしながら歌ったのは初めてかもね。おわって、たのしかった!って言えなくてごめんね。そして次の日が怖くて、寝れなくて。また泣いて。どんだけ泣いてるねん。毎日毎日。でも、「元気な人が頑張ったらいいんよ」って言葉に救われた。

10/28
自分で電話ができなくなった。菩薩に電話してもらう。とりあえず寝た。職場からの連絡はすべて無視。昼が怖い。みんな起きてる、生活してる、少なからず私のことを考える時間があるだろう。それが怖い。だから日中は全部寝てた。20時半くらいに起きた。そしたらちょっと楽だった。Twitterのアプリを消した。LINEのグルチャ、抜けるやつは抜けて、友達の表示数を60から20まで減らした。私から連絡取ることはないだろう。なんかあったらグルチャから飛ぶ。他は連絡が来るまで待とう、ってなった。

10/29
菩薩が出張に行ってしまう。こんなに寂しくなったのは初めてだと思う。私にこの感情は残ってたのか、と思った。連絡を取り続けてくれている何人かが気にかけてくれた。「菩薩いないから心配で…」とか言ってくれると、やっぱりうれしい。けどびっくりされた。「あ、相当やね」って言われるのがちょっと恥ずかしい。見せたことないもんね、こんなところ。

10/30
寝てたら菩薩から着信が5件。怖くて出れんかった。けど。やっぱり菩薩は菩薩だね。すごいよ。「仕事なんてどうでもいいんよね」「明るい時に外に出れてる?」「寝れた?」「明日は大丈夫そう?」なんやねんこの人。なんでうちに菩薩おるねん。誰かが言ってた「ゆっくり休み、菩薩がなんとかしてくれるでしょ」ってのは予言かなにかかしら。

10/31
朝。菩薩が学校と話をつけたらしい。休みをもらった。それは、それで。どうしたらいいかわからない。音が怖い。テレビで首里城が燃えてるニュースしてたけど、今どこかで何かが起きてる、っていうのがしんどいんだと思う。すぐ消しちゃった。Youtubeとかは少し見れるようになったけれど、まだ自分のライブ映像はみれていない。私、どうやって人と喋っていたんだろう。誰かと顔を合わせて喋るのも怖いな。実家に帰って泣いてから1週間か。わざわざ何も言っていないけど。菩薩がいろいろ動いてくれてるのを伝えた瞬間に怒られそうだ。

菩薩から見て、今の私はかなり変らしい。「自分ではわからへん?」と聞かれてしまった。こうなってしまったらわかんないもんなんだね。病んでるアピールとか思われたら嫌だけれど、ただのメモなので。元気になったときに見返してがははって笑えるように。今はまだ無理そう。

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じゃがりんP
Twitterよりまじめ?なつもりです。RTでもふぁぼでもスキでもなんでもいいよ。みにきてくれてありがとね。おこづかいくれたら喜びます。じゃがりこ買います。