ペンギンハイウェイ 考察
この考察はネタバレを含まない.
ペンギンハイウェイでの考察を複数読んだが,誰もこの考察をしていなかったので書き示す.
主人公のアオヤマは少年であり,作中で主人公のすきなものとして頻繁に出てくるものがある.それは,おっぱいである.
同級生をみておっぱいがあるか否かを考えてみたり,近所に住むお姉さんのおっぱいを凝視したり,お菓子屋さんのケーキにおっぱいと名付けたりしている.
また作中で,主人公が夜遅くまで起きていられずに寝てしまう描写などから,主人公の少年らしさが垣間見える.
私が今回”ペンギンハイウェイ”で考察したのは,作者は主人公の少年性をおっぱいという形で描いているのではないかということである.
あなたのフェティシズムを考えてみてほしい.確かにおっぱいは魅力的な部位である.しかし,背中や足など大人になるにつれて魅力的に感じる部分は多くなっていく.これこそ作者が考える, 大人になるということである.
ペンギンハイウェイは少年の夏の冒険であるが,大人になるとは何かを問い主人公の少年性を描いている作品でもあるのだ.