
塾講師から×××××された話
中学校の頃、Nという塾講師に逆依怙贔屓(ぎゃくえこひいき)されていた。
つまり「嫌われていた」
如実に表れたのが個人面談だ。
塾内でちょっとした進路相談をする機会があった。
そこでお察しの通りNはお気に入りの生徒とは長くしゃべり私の面談時間は超絶短かったわけだ。
当時の私はその塾に入って間もなかったこともあり短い個人面談時間はさほど気にはならなかった。
自分の実力をそこまで知らない塾講師とそんなに喋ることも無いな、と思っていたから。
しかし周りの塾仲間は私を憐れむようなまなざしで口々に
「え、短すぎない?」と言ってきた。
塾に入ってばかりであっても私が美少女であれば長く時間を取って
面談したであろうか。
Nのお気に入りの生徒は美少女がほとんどであった。
それか、容姿はそれなりでもとびぬけて明るく面白い女の子。
のちにNは自分でも差別をしてると気づいたのか、私に対して悪いことをしたな、と自責の念に駆られたのか、急にささいなことで私を褒め出したりしてきたので気持ち悪かった。
丸付けがうまい、とかなんとか。(なんだそれ)
とどのつまり何が言いたいのかというと、
人間には好き嫌いが絶対あるってこと。
絶対に贔屓が生まれる。
お気に入りの生徒そうじゃない生徒が存在する。
だからもはや、今こそAI にやらせたらいいんではないか、感情や理性が邪魔になる教師とか警官とか坊さんとかは。