ドイツの感染状況推移(2022年1月19日)
今まで人の記事を見るばかりでしたが、自分でもちょっと書いてみたいと思います。現在ドイツにいるため、主にドイツの出来事、情報を中心に。手始めに、個人的に気になっていた、感染状況推移について。
ドイツでは11月頃から感染者が急増し、特に未接種者の感染者が非常に多くこの状況を招いている、接種率が国内最低のザクセン州は特に酷い・・・といった感じのニュースが、例えば下記記事のようによく報道されていたように記憶しています。
https://www.bbc.com/japanese/59244006
なお↑の記事は2021年11月11日のもので、ザクセン州の接種率は57%とのこと。
一方で、下記のサイトはドイツ各州の最新の接種状況を教えてくれるもので、本日2022年1月19日に見に行ったところ、前日の2022年1月18日までの状況が報告されており、以下に貼り付けます。ザクセン州は61.9%になったようですが、現在もドイツで一番接種率の低い州のようです(ちなみにザクセン州は一番色の薄いところで、ドイツで最も東に位置する州です)。
ここで、ドイツではロベルトコッホ研究所という機関がコロナ関連の情報を整理、最新の状況を発表しております。いろんな情報があるのですが、例えば↓には日々の情報がまとめられております。
ここに出ている情報から、↑の記事の2021年11月11日のレポートを見ると、下図とのことでした。色の違いは10万人あたりの新規感染者数の指標を表しており、なるほど東部のザクセン州あたりは特に感染者が多かったことが分かります。
それでは次に、11月11日以降、この感染者MAPがどう変化していったのか、見ていきたいと思います。データは全て上記のロベルトコッホ研究所のサイトに掲載されているものです。
↓2021年12月1日
↓2021年12月16日
↓2022年1月4日
↓2022年1月11日
↓2022年1月18日
ここでもう一度、上に載せた2022年1月18日の接種状況の図を載せます。
こうして時系列で追ってみると、接種率の高い/低い地域と感染状況が低い/高い地域との関係性が、非常に興味深い変化をしてきているように思います。今後もこのような接種と感染状況の状況を追って、どのように変化していくのか、注視してみたいと思います。