すってんころりん。
転んで怪我をした。
首と肩が回らない。
久々に困っている。
そんな状況。
寝たきりでモノ思いにふける。
右目を閉じれば左側が見えて。
左目を閉じれば右側が見える。
両目を閉じれば何も見えなくなるが、
普段見えなかったものが見えたりもする。
何かを発言する時はしっかり目を開いて相手を見る。
目は口ほどにモノを言う。
閉じたり開いたりするどこでもドアみたいだ。
普段忘れてたモノを取り戻す時間のようだ。
五体満足はありがたい。
でも、それは不自由になってから、いつも気づく。
怪我の光明。
すってんころりん、人生は七転び八起き。
ホントよくできてる言葉。
うむ。
痛みと引き換えに、一つ賢さを学んだ。
たまには転ぶのも悪くない。