【実はJAFCOも投資していた!】時価総額Amazon越え📈|最近話題の「NVIDIA」について明日から語れるようになる記事
はじめに
「NVIDIA」という半導体企業が時価総額ランキングで「GAFAM」などITバブルの覇者とその名を並べる時代が来ました。
今年の2月12日、NVIDIAの時価総額はAmazonを越え、世界の時価総額5位にランクインし、2月14日にはAlphabet(Google)を越える記録となりました。
NVIDIAの事業概要
NVIDIAは、主にGPU(Graphics Processing Unit)の設計を行っています。そもそもコンピューターにおける情報処理は半導体で行われています。 GPUはその一種で、CPU(Central Processing Unit)と並んで語られる事が多いです。CPUは汎用的かつ複雑な処理を強みとし、GPUは、CPUからの命令を基に、一度に大量の計算処理を同時並列的に行う事を強みとします。NVIDIAはGPUの市場を独占的(90%以上)に支配しています。
ちなみに、NVIDIAは自社で設計した半導体をファウンドリー(顧客の設計データに基づいて受託生産を行う)と呼ばれる企業に委託する形で生産しますが、主要パートナーであるTSMCも急成長を遂げています。NVIDIAの代表がTSMCに手紙を送り、それを受け取ったMorris Chang氏(TSMC創業者)がNVIDIAに電話をかけ、そこから30年近くにも続くパートナーシップが始まったそうです。
JAFCOとNVIDIA
今や世界を席巻するNVIDIAですが、JAFCOは過去に投資を行なっていました。
上記は、JAFCOの投資先一覧資料です。
国内外の投資先上場会社が計1,024社(2023年3月31日時点)リストアップされています。上部リンクから、次世代のNVIDIAを探してみてください。
データでみるNVIDIA
AIブームが生んだNVIDIAの商機
NVIDIAの快進撃は、AIブーム、そして昨今の生成AIフィーバーと密接に関係しています。
NVIDIAが強みとするGPUは、従来ビデオゲーム向けに開発されてきました。ゲーム市場へ圧倒的な供給実績を誇り、1999年には株式上場も果たした同社ですが、超高速かつ膨大な情報処理が不可欠となるAI開発と自社製品の高い親和性から、他社に先行してデータセンター向けGPUの提供とそのGPUをAI開発などのグラフィック処理以外の用途に応用するための開発環境(CUDA)構築に取り組みました。
NVIDIAは生成AIの登場にも強く関わっており、世界に衝撃を与えたOpenAIも、NVIDIAとのパートナーシップにより、ChatGPTを開発しました。
日本でも先日SoftBankが、NVIDIAのGPUを2,000基以上搭載した国内最大級の計算基盤を活用し、国産LLM(大規模言語モデル)の開発を開始した事を公表しています。
米国のTop Tier VCであるSequia Capitalは、創業間もないNVIDIAに出資しており、同社のAI分野への戦略転換について、歴史上最も優れたピボットの成功事例であるとしています。
👆Sequia Capitalの公式HP上で公開されているポッドキャスト
👇そこで経営陣が語っているNVIDIAの軌跡について以下にまとめます
NVIDIAの軌跡
おわりに
◼️Xアカウントフォローのお願い
海外資金調達の動向など、スタートアップに携わる方・興味のある方にお役立つコンテンツを提供しています。是非こちらのリンクからフォローお願い致します!!気に入ってくれた投稿にいいねやリツイートを頂けると、非常に励みになります!
◼️免責事項
※本記事の内容の一部は、信頼できると考えられる公開情報に基づき作成しておりますが、その正確性を保証するものではありません。また、記載した見解は、必ずしも会社の立場、戦略、意見を代表するものではありません。掲載された内容によって生じた直接的、間接的な損害に対しては、責任を負いかねますので、ご了承ください。