今週注目の中国スタートアップ
執筆者 山田 悠輔
facebook: Yusuke Yamada
twitter: yusukeshantian
ニーハオ!
11月第4週の資金調達、M&Aニュースから注目の中国スタートアップを紹介します。
summary
1.睿沃科技(ルイゥォークージー)/ホテルの自動チェックインサービス
2.百布(バイブー)/繊維品B2B取引プラットフォーム
1.睿沃科技(ルイゥォークージー)/ホテルの自動チェックインサービス
設立年:2017/08
調達先:起点资本、东霖资本
ラウンド:エンジェル
調達額:10M 元≒160M 円
ホテルの自動チェックイン機器を開発する睿沃科技がエンジェルラウンドで約1.6億円の資金調達。
当サービスを使用することで10秒でチェックイン、3秒でチェックアウトが可能になるそうです。
今後は予約→チェックイン→AIコンシェルジュ→スマートルーム→チェックアウトまでの一連のサービスを網羅していく予定。
日本では今年旅館業法が改正され民泊物件にてICTを活用した非対面形式のチェックインが可能になったため同領域に注目しています。
2.百布(バイブー)/繊維品B2B取引プラットフォーム
出典:http://www.baibu.la/index.html
設立年:2013/12
調達先: 老虎环球基金,源码资本、成为资本、云启资本、雄牛资本、冲盈资本
ラウンド:シリーズC
調達額:100M USD ≒ 11B 円前後
繊維品B2B取引プラットフォームを展開する百布がシリーズCで約110億円の資金調達。
2014年創業ですでに4,000の繊維卸、10万のアパレルメーカーが登録。
テキスタイルの写真を取ると画像認識で繊維が検索できるようです。(正答率98%)
現在广州、佛山、东莞、杭州などのアパレル生産が盛んな地域の会社を抑えながら倉庫/物流拠点を構築しているとのこと。
人件費の高騰から工場移転が進みつつありますが、今でも世界の工場中国の繊維マーケットは圧倒的で規模で、国内だけで16兆円以上と言われており、今後も熾烈なシェア争いが繰り広げられそうです。
今週は以上です!
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