今週注目の中国スタートアップ
執筆者 山田 悠輔
facebook: Yusuke Yamada
twitter: yusukeshantian
ニーハオ!
9月第4週の資金調達、M&Aニュースから注目の中国スタートアップを紹介します。
1.工匠社(ゴンジアンシュー)/競技用ロボット玩具メーカー
設立年:2015/08
調達先: 光控众盈资本(リード),合鲸资本、火山石资本
ラウンド:シリーズB
調達額:詳細不明、数十億円規模
競技用ロボットを開発する工匠社がシリーズBで資金調達。
サッカー、障害物競争などで遊ぶことができる競技用ロボットを研究開発する企業。前回ラウンドでテンセントから出資を受けており今後エンターテインメント領域、玩具領域での展開が期待されます。
軽くホームページを拝見しましたがビーダマンとかベイブレードの最新版という印象。遊びたい!
2.红图(ホントゥー)/红包(ご祝儀)×広告サービス
設立年:2004/07
調達先: 上海达邺投资管理有限公司
ラウンド:シリーズA
調達額:20M元 ≒320M円
红包に広告を乗っけれるサービスを展開する红图が約3.2億円の資金調達。
中国ではご祝儀やお年玉の事を红包(ホンバオ)といいます。
以下参照↓
https://www.arachina.com/festivals/spring-festival/red-envelopes.htm
ウィーチャットペイメントなどの流れがあり、ここ4-5年でこの红包が電子化してきているのですが、当社は企業向け広告としてこちらのサービスを展開しています。
広告出稿企業は当社の展開するアプリ(红图)をダウンロードしているユーザーにセグメントをかけて広告付きのお年玉を配ることが可能。
アプリを持ってさえいれば、色んな会社がお金をくれるという夢のようなアプリ。(広告見なきゃですが)
ユニークな切り口で面白かったので取り上げました。
今週は以上です!
気になることあれば以下SNSから気軽にご連絡ください。(メール/DM可能)
執筆者 山田 悠輔
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