【2024 J1リーグ 勝手に表彰式】「JAF Football Analysis Room Awards 2024」
【JAF Football Analysis Room Awards 2024】
Ⅰ.「挨拶」
今年の9月頃から「note」の方で「分析レポート」「サッカー関連記事」の投稿を始めさせて頂きました。
無料公開している9月分の分析レポートは、不慣れな部分や僕の実力不足もあり、現在よりも拙い内容も多かったと思いますが、その当時から多くの方に読んで頂くことが出来、本当に有難く思っております。
また「スキ」や「記事の購入」など、ひとつ踏み込んだ行動をして下さった方にも心から感謝しております。
本来であれば、お礼のメッセージを送ることが望ましいことは承知していますが、色々と考えがあった上で、失礼ながら「一律にメッセージは送信しない」という姿勢を取らせて頂いております。
それでも心の中では嬉しく思っていることは確かであり、繰り返しになりますが、この場を借りて感謝の意をお伝えしたいと思います。
有難うございます。
2024 J1リーグは、ヴィッセル神戸の優勝で幕を閉じましたが「JAF Football Analysis Room」では、Jリーグのオフシーズンも以下の様な記事の投稿を予定しております。
・J1クラブ 2024シーズン総括&補強ポイント(「川崎フロンターレ編」は投稿済み)
・Jリーグ応援 エンタメ特化型企画
・海外サッカー分析レポート
他にも先日の「J1昇格プレーオフ決勝」に関してなど、書きたい記事は色々とあり、どこまで実現できるかはわかりませんが、出来る限り頑張りたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。
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Ⅱ.「2024 J1リーグ ベストイレブン」
先日、公式の「2024 J.LEAGUE AWARDS」が開催され、武藤選手が受賞されたMVPを始め、多くの賞の表彰が行われました。
そこで僕も勝手ながら「JAF Football Analysis Room Awards 2024」と称し、2024 J1リーグにおける「ベストイレブン」「MVP」「ベストゴール」の3部門の受賞者を選定させて頂きました。
公式の方は各クラブの選手や選考委員会の方々など、多くの方の票・意見を取り入れた上での選考となりますが、当然のことながら、こちらは完全に僕の独断となりますので、ご了承と言いますか、その点も含めてお楽しみ頂ければと思います。
優秀選手
それでは公式に倣って、まずはベストイレブンを選ぶ上での大枠となる「優秀選手」を発表したいと思います。
ここでは選出理由には触れず、リストアップのみと致します。
【北海道コンサドーレ札幌】岡村大八(DF)・近藤友喜(MF)
【鹿島アントラーズ】知念慶(MF)・鈴木優磨(FW)
【浦和レッズ】チアゴサンタナ(FW)
【柏レイソル】マテウスサヴィオ(MF)・白井永地(MF)
【FC東京】荒木遼太郎(MF)
【東京ヴェルディ】山田楓喜
【FC町田ゼルビア】谷晃生(GK)・昌子源(DF)・林幸多郎(DF)・オセフン(FW)
【川崎フロンターレ】佐々木旭(DF)・山田新(FW)
【横浜F・マリノス】アンデルソンロペス(FW)
【湘南ベルマーレ】田中聡(MF)・鈴木章斗(FW)
【アルビレックス新潟】谷口海斗(FW)
【ジュビロ磐田】ジャーメイン良(FW)
【名古屋グランパス】ランゲラック(GK)
【京都サンガF.C.】原大智(FW)・ラファエルエリアス(FW)
【ガンバ大阪】一森純(GK)・中谷進之介(DF)・宇佐美貴史(FW)
【セレッソ大阪】レオセアラ(FW)
【ヴィッセル神戸】マテウストゥーレル(DF)・佐々木大樹(MF)・大迫勇也(FW)・武藤嘉紀(FW)
【サンフレッチェ広島】大迫敬介(GK)・中野就斗(DF)
【アビスパ福岡】紺野和也(MF)
【サガン鳥栖】マルセロヒアン(FW)
ベストイレブン
公式のベストイレブンには選ばれなかった選手のみ、選出理由を以下に記します。
【GK】一森純(ガンバ大阪)
ガンバの守備再建・躍進の立役者のひとり。
一森選手が期限付き移籍から戻った今シーズン、失点数が昨シーズンの「61」(リーグワーストタイ)から「34」(リーグ2位)へと大幅に減少。
指先だけでシュートを弾く方向を瞬時に変える技術と判断力は、もはや職人芸。
【DF】昌子源(FC町田ゼルビア)
キャプテンとして、J1昇格1年目のゼルビアの3位入賞に大きく貢献した守備の要。
リーグ最少失点を記録した守備の安定感もさることながら、足元の技術も高く、相手FWのプレスを物ともせず、チームに落ち着きを与え続けた精神的支柱。
2020年のJリーグ復帰以降は怪我の影響もあってか、思う様なシーズンを送れていない様に見受けられたものの、ゼルビアに移籍した今シーズン、見事に復活を遂げた印象。
しかし、昌子選手の実績・能力からすれば「完全復活」ではないとも言えるだけに、来シーズンは更なる躍進に期待したいところ。
【DF】林幸多郎(FC町田ゼルビア)
オシム監督における羽生選手・ハリル監督における井手口選手の様に、黒田監督のサッカーを作り上げる上で欠かせない選手とも言える存在。
ロングスロー・守備の原則の徹底に優れた「趣味は勉強」と語る勤勉な選手であり、今シーズン何かと話題に上ったロングスローの投球回数はリーグ最多。
シーズン終盤は「3-1-4-2」のWBを務め、中に入ってボールを受けるシーンもあり、プレーの幅も広がっている印象。
【MF】田中聡(湘南ベルマーレ)
「3-1-4-2」システムの肝となる「1」の部分であるアンカーを担う、育成組織出身のチームの顔的存在。
攻守に亘って豊富な運動量でチームに貢献できる選手であり、守備面においては「1試合平均タックル数3位」「1試合平均インターセプト数4位」を記録。攻撃面では「5得点4アシスト」と得点にも絡めており、中でもBOX内への飛び出しは脅威。
そのBOX内への飛び出しが光った「34節サンフレッチェ戦」での決勝ゴールは、今シーズンにおける田中選手のハイライトのひとつ。
パリオリンピックのメンバーから落選して以降、一皮むけた印象があり、今後の更なる成長に期待したい選手のひとり。
【FW】鈴木優磨(鹿島アントラーズ)
もはや説明不要とも言えるJリーグの中心的存在。
その派手な風貌やピッチ内でのお騒がせな言動が注目される一方で、足元の技術とサッカーIQ、豪快さと繊細さを併せ持つ、攻撃面においては万能とも言える、確かな実力の持ち主。
中盤でゲームを落ち着かせていたかと思えば、ライン間でボールを受けることも出来、ゴールも奪える。それでいて器用貧乏に陥らず、今シーズンは自己最多の「15得点・8アシスト」を記録。
森保JAPANにおいては招集の可能性は極めて低いとわかっていても、代表で見たい選手のひとり。
【FW】ラファエルエリアス(京都サンガF.C.)
夏の移籍市場で加入後「15試合で11得点」を記録し、サンガのJ1残留に大きく貢献。
ノミネート要件(出場試合数19試合以上)を満たしておらず「優秀選手」一覧に彼の名前はなかったものの、Jリーグに与えたインパクトは絶大。
サンガへの完全移籍濃厚との報道も出ており、来シーズンも「エ・リ・アス」コールを聞けることを楽しみにしております。
【FW】オセフン(FC町田ゼルビア)
「194cm」の高身長を活かし、リーグ1位の「空中戦勝利数」を記録した韓国代表FW。
ロングボールを多用するゼルビアには欠かせない存在として、チームの躍進に大きく貢献。
その一方で、夏場以降は代表活動の疲労や平河選手の移籍の影響もあってか、得点数含め、調子を落としていたことも事実。
それでも今シーズンのJリーグを語る上で欠かせない程、大きな存在感を放っており、その点も含めての選出。
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単体で購入した場合「1本100円×6本=600円」のところ、シーズン終了に伴い「50%オフの300円」で販売しています。
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Ⅲ.「2024 J1リーグ MVP」
鈴木優磨(鹿島アントラーズ)
ベストイレブンの選出理由で色々と書いてしまったので端的に。
ピッチでの活躍(15得点8アシスト/アントラーズ5位入賞)はもちろん、ピッチ内外の言動で良くも悪くも注目を集め、今シーズンのJリーグを盛り上げてくれた点も含め、MVPに選出させて頂きました。
来シーズン、鬼木監督の下でどんなプレーを見せてくれるのか楽しみにしております。
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Ⅳ.「2024 J1リーグ ベストゴール」
染野唯月(FW/東京ヴェルディ/第8節)
東京ダービーでのゴラッソ。
映像を見て頂ければ十分。説明不要のスーパーボレー。
「JAF Football Analysis Room Awards 2024」は以上となります。
有難うございました。