JAET よみもの RINA①
皆さんこんにちは、ジャズピアニスト、作曲家、Jazz Arts Ensemble of Tokyo アドバイザーのRINAです。
Jazz Arts Ensemble of Tokyoとは何だろう?と思われている方へ少しご紹介を。私たちはジャズ文化の普及を目的として活動している団体です。演奏者である私達も、団体の一員として広報営業制作、舞台制作にも携わりイベントやコンサートを企画しています。文化施設や公共施設との連携を図り、さまざまな方にジャズを聴いてもらえたら良いななんて想いもあります。
ではなぜ演奏家である私が、コンサート企画やプロデュースをするこの団体で活動するまでに至ったのかという経緯を幼少期の体験から話していこうと思います。
私の音楽との出会いは4つ上の姉がヤマハ音楽教室でエレクトーン弾く姿を見た事でした。幼少期の私はなんでも姉と同じものが欲しく、同じものが買えないのであれば色違いが欲しい…と、とにかく姉の真似をしたがる子供でした。姉の部屋にはコンクールで獲得した数々のメダルがあります。なぜ私の部屋にはないのだろう。
〝あのキラキラしたメダルが自分の部屋にも欲しい”という思いで私もコンクールに出ることにもなりました。始めはうまくいかず姉のメダルを自分の部屋に飾って眺めていたのを鮮明に覚えています。
小学生となり、毎年のようにコンクールに出場して、クラシックや吹奏楽の音楽をずっと演奏してきた私にある先生から一言
「りなちゃん、スポーツ好きだしジャズとか聴いてみたら?好きになるかもしれない!!」
スポーツ好きだからジャズが好きかもってどういうこと?と疑問に思いましたが、レッスン終わりにCDショップへ向かい、店頭に並んでいた”オススメのジャズ”を購入しました。聴いた瞬間その躍動感あふれる演奏に「あっ!なんか走ってるみたい!」と心踊り魅了されました。
もしかしたら先生はそんな私の性格を見抜いていたのかも…
そこから私は少しずつジャズの世界へ足を踏み入れることになります
この続きは次回お届けします。
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