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自己肯定感を育むためにも子どもに家族の一員としての役割を持たせることが大切|トンボのつぶやき56

トンボのつぶやき 0056

小さな子どもに家の中の仕事をやってもらうのは大変。お母さんがやってしまったほうが効率がいいですよね。

でも、そうしているうちに子どもも成長してきて、いざやらせようとすると今度は面倒くさがってなかなかやってくれなかったりするものです。

大切なことは、できるだけ小さいうちから少しずつ、家の中の仕事を割り当てていくことだと思います。

はじめは教えるのに時間がかかって、疲れてしまうこともあるけど、子どももあっという間に成長して、上手にできるようになっていきます。

なによりも、子どもの気持ちの中に家族の一員なんだという自覚が育っていくことが大きなメリットではないでしょうか。

この「家族の一員という自覚」は、兄弟の世話や家事に役立つだけでなく、その子自身の生活に大きく役立っていくものです。

それはどういうことかというと、家庭の中にしっかりと自分の役割を感じながら育ってきた子どもは、「自分は誰かに必要とされている」という自己有用感が、気づかないうちに育っているものなのです。

そして、その自己有用感は、子どもの自己肯定感を高めるための重要な構成要素になっているのです。

日本人の子どもはこの、自己肯定感が世界の中でも低いと言われています。

ならばこそ、家族の中でしっかりと役割を持たせ、子どもの自己有用感を育て、そして自己肯定感の高い子どもに育てていくことが、これからは大切なのではないかと強く感じています。

子どもの自己肯定感は、様々な場面で育っていくものですが、家庭でも声かけ一つで、高くもなり、また逆に低くなってしまうこともあります。

低くなる原因とその改善方法について、10の具体例をあげながらお伝えしている記事はこちらです。

読んでいただき、子どもたちの自己肯定感を上手に育んでいく参考にしていただけたら幸いです。



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