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トンボのつぶやき28(子どもにも考える時間が大切)
人は一日にどのくらい考えているか知っていますか?インターネット上の情報では、6万回だそうです。
逆に何も考えていない瞬間ってほとんどないような気がします。人は生きている限りずっと考え続けているのでしょうね。
子どもたちも、子どもたちなりにたくさんのことを考えているはず。友達のことお父さんやお母さんのこと、勉強のこと、習い事のこと・・・
6万回の思考のうち、80%はネガティブなことを考えているということらしいのですが、せめて子どもたちには少しでも前向きで、想像的な思考に時間を使ってほしいですよね。
そのためには、まわりの大人の発言や、子どもをとりまく環境を整えてあげる必要があります。
子どもにとって最大の環境は、「親」。
パパやママの言葉遣い、会話の内容、日々の過ごし方、その全てが子どもにとっての大切な環境なのです。
丁寧な言葉遣いはできているか?
大人同士で悪口を言っていないか?
暴力的な番組は観ていないか?
そんな小さなことに気持ちを向け、少しずつでも改善していくことで、子どもの頭の中から、ネガティブな思考が減っていくのならありがたいことです。
そして、ときには素敵なお話を読み聞かせてあげたり、ホッと心が休まるようなテレビを一緒に観たりするのもいいですね。
大切なのは、今、子どもの頭の中でどんな思いが繰り返されているのか、そんなことをパパやママが想像してみることだと思います。
ときには、子どもたちにもゆっくりと「考える時間」をプレゼントしてあげましょう。