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今季はヒンディー語に専念…あるいは悩みどころ 【仕事か勉強か】

瞬きをする間のように時間が流れ、夏が過ぎました。夏休みが始まる前に準備しておいた本は何冊もありますが、読んだ本は一冊、二冊、と数えてみると数冊程度にとどまり、秋が始まろうとしています。

10月中旬からまた大学が始まり、お陰さまで3セメスター目になります。
大学に入ったころからわくわくしていた宗教学部独特な外国語の3択も、今季は真剣に考えました。

・ヒンディー語
・アラビア語
・サンスクリット語

うわーどれがいいかなと本当に心ときめく言語が並んでいるので、結構悩みました。でも今季は決めたのです。消去法で。

まずアラビア語はもしかしたら1番いいかなと考えたりもしました。実際に使う機会もドイツなら多いかなと思ったからです。
でも他の2言語よりも、履修期間が長いのです。残念だけど却下。

そしてサンスクリット語かヒンディー語で迷ったのですが、ここは究極の選択、迷いました。でもサンスクリット語は前期で取った聖書ヘブライ語同様でアンティーク言語、現在は使われていない言葉です。せっかく勉強するのに実際に使えないというのは、少しもったいないような気がしました。旅行にいっても使えないなんて。
ということで、ヒンディー語に決めました。これならインドに旅行する機会があれば、きっと役に立つことでしょう。

ただ時間割を見てびっくりしました。今学期は外国語漬けです。私の場合はヒンディー漬け。

…😱…

漬物だったら味が染みすぎて濃くて喉乾いちゃうわと思えるくらいどっぷり外国語漬けです。

肝心の宗教学の本コースは、今季はやっとアジアの宗教の方向に進むことができます。もうあとはひたすら、本当にひたすら、読書の日々、課題を書く日々になることでしょう。アジアン宗教コース以外では、一般宗教コースになるのですが、こちらは1科目、履修科目が多いです。

履修科目や履修時間が少ないものを選んでいるように見えますが、偶然です。

ただ一つ、根本的に考え直さなくてはいけない事態が夏に発生しました。
市内に住む同業者の知り合いが声をかけてくださり、私は突然また仕事をすることになりいした。10年以上前からの知り合いですが、どこで聞いたのか、コロナが流行り始めてメッセや展示会がなくなり仕事が減った私が大学で勉強していると知って連絡をくださいました。だからといって大学で暇にしているわけでもないのですが、ありがたいお話ですし、夏休みになったばかりだったので働かせていただくことにしました。ずっと長い間自営だったので、新鮮です。

「同業者」というくらいなので、仕事の内容はほぼ同じです。でも彼らには彼らのやり方があるので、気持ちをあらたに真摯にお勤めさせていただこうと思っています。
そして新学期の時間割が決まり、あれ、と気が付きました。

世の中はメッセも展示会も、イベント諸々がまた開催されはじめている。

夏の終わりといえば、クリスマス商戦の始まり、展示会の季節です。
勉強を始める前ってどんな生活だったけと思いだしてみると、そうだそうだ、そういえば私はメッセを駆け巡って出張が多い人生を送っていたんだと思い出しました。そしてこの夏から勤務させていただいている会社も、もちろんそれは同じです。私もしっかりと出張組に組み込んでくださっています。

…😭…

・イベントがドイツでもまた開催されるようになって嬉しい。
・また出張に行けるのも嬉しい。
・でも大学の勉強はどうしよう。

↑ こんな気持です。

のんきなこと言ってないで働けとも自分でも思ったりしいました。
でも雇用主となった知り合いは、大学で勉強することにとても理解を示してくれ、出張以外は協力的で時間も融通を利かせてくれようとしています。
自分なりに考えましたが、少し大学に在籍する時間が長くなっても、少しゆっくり勉強しようと思います。最短で卒業する必要もないですし、籍を置いておいても授業料はほぼ電車の定期代くらいですし、とりあえず今学期は必修を1科目、来学期に回して、様子を見ようと思います(1週間のうち大部分がヒンディー語ですけど)。

…1年前はもっと軽い気持ちで宗教学の勉強を始めたのですが、できればやっぱり区切りのよいところまで勉強を続けたいですね。


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