11月頭の競技会にて、 2024年シーズンを終えました。 一昨年肩の怪我、昨年のOTT(オーバートレーニング症候群)からの復帰。無事戻って来れていることの喜びは、何にも変えられません。 まだ油断はできませんが、着実に前の自分より強くなっている、そんな気がします。 子供が無邪気に遊具で遊ぶような、 日が暮れるまで鬼ごっこをしているような、 その「愉しさ」がいつまでも続けばいいな、と。 ガチ勝負の中に生まれる一瞬の綻びに 価値を感じる日々です。 そのまま冬季練習という名の
夏だ。陸上競技はシーズン真っ只中だ。 夜、ふと考える。 生きた心地がする瞬間は、今まで幾つあっただろうか。そしてこれから、幾つ掴み取れるだろうか。 競技者としてのこの1年間は、フリーターと同然だった。鈍色の感情だ。 数字が全て。結果が全て。当たり前な話だが、そこに苦しみ辞めていく人も沢山見た。 ただ、夢を追うより諦める方が難しいのだと、 その時知った。 「明日もし成功したら」 その言葉に縋り付く。 日々、目の前のやるべきことを一つずつ 重ねていく。 積み重ねた先
書いては消し、書いては、消し。 そんな日々が続いていた。 気づけば7月、ようやく蝉の声が五線譜にのった。 何度か聞かれたりしているが、今年はまだ試合に出ていない。それは新しい挑戦でもあるし、賭けでもある。トータル10ヶ月の時間を要した。もちろん当たれば返ってくるものは大きい。 怖くないの?と聞かれたりもした。 危機的状況は苦手ではない。かといって、自ら落とし込むことはしたくはない。笑 正直、このような決断に至った去年冬、怖かった。不安、焦燥感、希死念慮まで陥っていたか
澄んだ空、碧い海、太った鳩。 外国ならではの甘い香水の香り。 初めて降りる、異端の地“テネリフェ島🏝️”。 飛行機は合計30時間ほど。北極の上を通るため電波が通じない時間がしばし。日本でいう沖縄、ヨーロッパのバカンスの地らしい。ほぼ裸なのでは?という人で溢れていた。 今年の2月から3月の1ヶ月間、 先輩とのご縁もあり海外で合宿をした。 初めての経験、合う言葉が見つからないほど濃い日々だった。 チェコのチームメイトと合流、選手7人。 čau! と挨拶を交わし、未開拓の世
仏壇に手を合わせる。 ペットのインコの1羽が「ピヨ〜」と鳴く。 私は幼い時から祖父母と車で海山川、東京と出掛けることが多かった。時が経ち、喧嘩や口を聞かなくなったこともあった。でもその中で経験したこと、目で見たこと、今では教訓として胸に刻まれている。 壁に飾られた写真が、少しだけ微笑んでいるように見えた。 あれから5年。 この季節を迎えると、毎年思い出す、あの激動の1年間。 在籍していた高校は、至って普通の県立高校。 そして、 高校3年生となれば、あらゆるイベント
菊の香りが漂う霜月を迎え、暦の上では冬になりました。 その日は、朝8時に電車に乗り、10時に最寄りで下車、そこから3時間ほど歩いて国道1号線の最高地点に辿り着いた。トレーニングの一環。 木漏れ日はそよ風に揺られ、私を撫でるように差し込んだ。山を登った達成感と共に、今立っている景色が少しだけ輝いて見えた。 「きっと上手くいく。」 それだけが頼りだった、今シーズン。 今まで、“面白味が無い言葉だ。“と、他人事のように捉えていた。結果どうなるか分からないのに、やる前から心
「この時の、作者の気持ちを答えなさい。」 私の解答欄にはバツの印が。 知ったこっちゃないわ!と小学生の時、疑問を抱いていた。本当に“相手の気持ちを汲み取る”ことを意図して作られた問題であるならば、作者の人物像ぐらい書いてよ。と。 そうは心で思いつつ、想像力はどんどん先走る。 ①作者が意図していたであろうこと ②その中で作者が他の選択肢を選んでいたら ③結果 ④案外できなくもないな ⑤作者が考えていた事とは、こういう事だったのか! 結果「今なに聞かれてたんだっけ」
はじめましてー。 日本大学4年、 奈良岡翠蘭(ならおかみらん) です。 海外サッカーチーム、ACミランのソレです。笑 「珍しい名前だね」と言われることが多く、 1発で覚えていただくのは至難の業ですが。 青森県出身 生年月日: 2001年3月4日 専門競技:陸上競技、やり投げ (自己ベスト 58m87・2022.7.20時点) 特技:書道(師範)、絵を描くこと、耳が動くこと 趣味:お笑いみること、インコのお世話など すごく漠然と、始めてしまいました。 守備範