新曲「ほしきらり(一等)」
ほしきらり(一等)
作詞作曲 ジャコバン西田
君の写真がたまって
星屑のようだ
一つひとつが
瞬いて
こぼれた米粒が
星屑のようだ
アスファルトの上
透き通っている
誰も拾い集めることはなく
ただ宇宙に散らばっている
いつまでも続く
訳はなかった
この星空でさえも
街のどこかへ
流れ落ちて
二度と見えなくなる
線を引けば何かの
形みたいだ
皆それぞれの
物語が
君の思いこぼれて
星屑のようだ
数えきれない
夜を重ねて
誰も手にすることもなく
ただ夜空を見つめている
無限のような
数の星で
大きな川ができた
あなたが消えて
僕が死んでも
降り注いでいる
眩しく見える笑顔も
ありふれている日常も
たった一つの物語
消し去るには
愛おし過ぎる
どこまでも続く
闇の彼方
救いの星があったよ
街のどこかへ
流れ落ちて
二度と会えなくなる
(2024.11.4 作)