見出し画像

視力向上・視野を広げるエクササイズ

周辺視野を鍛える必要を感ずる

 数日前、周辺視野を鍛える必要性を感じ、トレーニング方法について調べてみた。

 まず見つけたのがこちらのサイトのトレーニングである。

 このサイトには、PDFで無料の資料とワークがあるので、オススメである。

 さらに「ビジョントレーニング」で調べると、以下のサイトが出てきた。

ビジョントレーニングについてさらに調べる

 このサイトにこう説明されている。

“ビジョントレーニングとは、目の見るチカラ「視覚機能」を高めるためのトレーニングです。スポーツビジョントレーニングとも呼ばれます。50年以上前からアメリカ合衆国で提唱、開発されてきたトレーニング方法で、”オプトメトリスト”と呼ばれる眼科医とほぼ横並びの国家資格制度に基づき北米や欧州を中心に多くの国々で広く導入されています。残念ながら日本では公的な資格制度はまだありません。”
 "ビジョントレーニングには、眼球を動かす筋肉、眼筋を鍛えることで両目を使って目標物を正確に捉えたり、目からの情報を脳で処理して体を動かす運動機能を向上する効果があります。アスリート、スポーツ選手のパフォーマンス向上、発達期の子供の視覚機能の向上、発達障害の子どもの学力・運動能力の向上、ディスクレシア(識字障碍)の治療、中高齢者の運動機能の維持回復などに有効であるとして、日本でも導入が広がりつつあります。"

動体視力は40代から急激に衰える

 このサイトにある図によれば、動体視力のピークは20代で、その後は加齢と共に衰え、40代から急激に低下するという。

 ビジョントレーニングを「1日に5~10分程度、3ヶ月間続けること」で、「年齢やレベルにかかわらず、その人の現状から必ず見るチカラを向上することが」できるという。

 「主に、眼球運動、周辺視、目と手の協応動作、瞬間視を鍛えるトレーニング方法が一般的」である。

 これらの機能は、スポーツに携わる人だけでなく、日常生活や仕事においても必要なものである。

 特に、スマホの操作で手元ばかりを見がちの人は、周辺視やピント調節がむずかしくなっていると思われる。

 眼筋の衰えによって視力低下が起こる。

 それをトレーニングによって刺激することで、視力回復につなげようというのがこのトレーニングの狙いである。

 目の周りの筋肉の衰えは、視力にも影響する。

 自分の状況に合ったトレーニングを無理なく行うことで、老化と諦めることなく、健康的な生活を送れるのは嬉しい。

 マグネシウムの摂取、ブラックソルトの舌下吸収も行うと、より良いかもしれない。

 先に紹介したビジョナップのサイトには、いくか、トレーニング動画が挙げられている。

三つのトレーニング動画


村田諒太選手が行っているビジョントレーニング

 さらにプロボクサーの村田諒太選手がビジョントレーニングをされている動画を見つけることができた。

 彼のパーソナルビジョントレーナーも述べているように、一般の人もこれをやる意味は大いにあるという。

 村田選手の動画では、メトロノームとセンターポイントが個人的にオススメである。

 メトロノームは、左右・上下・斜め二つの四方向に、両目を行き来させるワークである。

 各1分、計4分行うと、これだけに集中するので、一種の瞑想の効果をもたらすと、村田選手は言う。

 時間を計って、この四方向とセンターポイント、それと焦点の切り替え(近くと遠くを交互に見る)を、私はやっている。

 すぐに効果の出るトレーニングではないが、一流のプロボクサーが集中的にやっているところから、とても大事なエクササイズだと予感している。

村田選手の動画のコメント

 村田選手の動画のコメントより、三つほど紹介する。

 “メディテーション効果、実感しています。。突然自分の本心に気づいたりして(笑)
4方向70往復+8の字2回転やってますが、数を数えないでタイマーで1分やるともっと良さそうですね!
ビジョントレーニングは試合を観に行った時に最も役に立っていると思います。周辺まで見逃さず満足して帰ってます。”
“自分は村田選手に影響されてビジョントレーニングを始めました。
センターポイントとメトロノームをやってます。メトロノームは左右斜めを各3分ずつやる様にしています。”
“これ、つまり眼球の筋トレだから、速読とか普段の生活にも活きてくるのでオススメ。”


スマホを長時間見続けるのは、脳にとって多大な負担

 また、スマホの画面を見る時間が長いことは、脳にとっては大きな負担となる。

 それゆえ、思考力も低下する。

“脳の前頭前皮質に処理能力を超える情報量を与えたり、短時間に注目の対象を切り替えたりすると、処理速度ががくんと落ちる。”(エイミー・ハーマン『観察力を磨く』早川書房p,35)

 脳の処理速度低下による思考力・集中力の低下、長時間のスマホ操作による視力の低下・視野の狭まり、それは、生活だけでなく、時に生存にとっても危ういと、私は考える。

 視野が狭いばかりに、あるいは目が悪いばかりに、自分の生命にとって危険な兆候を見落としてしまうかもしれないからだ。

 自分の感覚が、生存に必要なレベルの鋭さを持っていなければ、命を落とすことすら、ある。

 その時、後悔しても遅いだろう。

 それが、私がこの種の便利なものを時に警戒し、また自身の体の能力を向上させるトレーニングに関心を抱く理由なのかもしれない。


( ´∀`)サポート本当にありがとうございます!!😭😭😭🥰🥰🥰 (  ・ ∀ ・)ご恩返しするためにも、今後も一生懸命頑張ります!!😊😊😊