アセンションと内面への向き合い
アセンションについての一致した見解はない?
昨日(2021/06/27)から、動画「ソーラー・フラッシュとアセンション – 私達の未来はどうなるのか」を見ています。
コーリー・グッドは、「ここに5人の人がいて、『アセンションとは何ですか?』と尋ねたら、みんな違うことを答えるだろう」と述べています。
アセンション(次元上昇)については、多くの人がいろんな仕方で述べています。
スピリチュアルな知識の豊富な人でも、一致していないように見受けられます。
何もしなくても、アセンションできる?
ただ、良心的な人であれば、「何もしないでも、アセンションできる」とは言っていません。
つまり、自分の抱えるカルマ・恐怖・トラウマ・期待といった葛藤や自己についての幻想を手放すことなしに、アセンションすることはできないと言っていいと思います。
だから、「ドナルド・トランプ大統領の支持者になればアセンションできる」と思わせようとしている人々は要注意です。
このタイプには、意図的にそう誘導している人と、アセンションについて無知で、善意で誘導している人の、大別して二タイプがいると思いますが、いずれにしろ、彼らのアセンションについての知識は信頼の置けるものではありません。
少なくとも、アセンションは、単に情報を知って、内面的取り組みを全くしないまま、自動的に起こるものではありません。
むしろ、全く内面に取り組まなければ、もっとひどい事態になることもあり得る。
また、霊力の高い人のフォロワーになったからといって、自分の内面が自動的に整うわけではありません。
ゲリー・ボーネルの見解
ヘミシンク・トレーナーの坂本政道さんとの対談で、「覚醒=アセンションではないのですか?」と問われて、アカシックリーダーのゲリー・ボーネルは、「違います」と明確に否定しています。
“覚醒していない状態でアセンションを達成することはできません。”
(坂本政道、ゲリー・ボーネル『[アセンション版]地球の『超』歩き方 パラレルワールド未来地図付き』ヒカルランド、2011、p,272)
ゲリーのアセンション理解は、「わたしたちの意識が拡大して時空を観察する存在になる」(p,134)ことです。
また、ゲリーの理解する覚醒とは、こういうものです。
“覚醒とは、Authentic-Self(本質的な自己) に関するすべての幻想から自由になった状態です。人間という形態の中にいながら、完全に目覚め、恩寵と調和に満ちた魂意識から、瞬間、瞬間を生きていくことです。”
(ゲリー・ボーネル、大野百合子訳『叡智の道 レムリアから伝わる神秘の教え《思考の現実化》』ヒカルランド、2015、p,676)
自分についての幻想・期待・葛藤・恐怖から完全に自由になった状態と言い換えられるでしょう。
そのためには、内面のワークが欠かせません。
実際、この『叡智の道』には、内面に取り組むためのワークがたくさん収録されています。
例えば、日記を書いて自分のフィーリングに気づく、呼吸法や瞑想をして葛藤を手放す、そういったことです。
霊性の向上と心理学の組み合わせは、自分の意識を拡大していく上で、不可欠な両輪です。
『奇跡のコース』も、この特徴を持っています。
『奇跡のコース』については、こちらの記事をご参照ください。
内面が整っていれば、外側の嵐をやり過ごせる
こちらの記事で、MOMOYOさんのチャネリングしたサナト・クマラのメッセージを紹介しました。
“2021年はいろんな茶番劇が起こるので、その外に出なさい。真実を見抜く力を磨きなさい”
サナト・クマラはそう述べていました。
これを聞いて、「そうか。自分を整え、嵐の外側にいることが大事なのだな。真実をどこまでも探究していくことが大事なのだ」と感じました。
自分の内面が整っていれば、外側でどんな嵐が吹き荒れていようと、恐怖や不安でパニックになることを減らして、自分を保っていることができます。
自分のあり方を整える、自分の内面を整える、内面に向き合う、それをやればやるほど、内面はクリアになり、自分の周波数は変わり、外側の茶番や嵐に惑わされず、巻き込まれず、冷静に、自分の反応を選べるようになります。
少なくとも、起きてくることに対して、無意識に、条件反射的に、恐怖や怒りの反応を取ることは少なくなります。
あるいは、たとえ恐怖や怒りが湧いてきても、冷静に「あ、自分は怖がっている」とか「自分は怒りを感じている」と見て、気づくことができるようになります。
最初に紹介したコーリー・グッドの動画「ソーラー・フラッシュとアセンション – 私達の未来はどうなるのか」で、グッドはこんなことを述べています。
彼がコンタクトしているブルー・エイビアンという宇宙人に、宇宙やETテクノロジーについての完全開示について尋ねると、「自分のやるべき内なるワークをしなさい」、そう言われると、述べています。
カルマ的エネルギーを解放すること、この次元・層(Density)に我々を錨のように停滞させているものに取り組んで、手放すことをしてほしいと、ブルー・エイビアンは言っています。
“我々はいろんなトラウマを持っていて、既に死んでしまっていない人に対してまで、まだ感情を解放できずにいる。幼少期の頃と変わらず、私たちの上にパワーを持って威圧している。そのようなタイプのトラウマを持っている場合、また、その時の体験を再現したくないので、マインドは、その記憶を箱に入れて、常にその箱からまた飛び出してこないように、その廻りを巡って匿っています。
一度、そのトラウマが解放されて、そのエネルギーが無効になると、脳が新しい事に開いて、エネルギーを使えるようになります。
彼らは、私たちに、それにフォーカスしてほしいと思っています。
彼らに祈ったり、助けを求めたりするのではなく、自分の内側に入ってほしいと言っています。”
ドロレス・キャノンの見解
これは、その少し前に視聴した、ドロレス・キャノンの「入り組んだ宇宙」という動画5/6でも、全く同じことが言われていました。
“自分が自分の人生の全てを創り出すんです。他の誰をも責めたりはできないんです。もし自分の人生の中にあるものが気に入らないなら、創るのを止めることができるんです。ですから、もし、建設的で素晴らしい世界に住みたいのなら、それがあなたの現実です。もしも、あらゆる否定的なことが起こる世界に住みたいのなら、それがあなたの現実です。あなたには選択肢があるんです。”
「自分の現実は自分が創っている」、これは、多くの人がよく聞いてきたことかもしれません。
私はまだ充分に腑に落ちていませんが、理解しようと努力しています。
そして、もし新しい5次元の地球に行きたいなら、やらねばならないことがあると、キャノンは言います。
“彼ら(宇宙人)が強調していたのは、もし新しい5次元の地球と一緒に行くつもりなら、やらなくてはならないことが二つある。それは、あなたの波動を変える助けになる、とても重要なことなんです。
まずやらなくてはならないのは、カルマから解放されることです。カルマが人を、旧い地球に縛りつけるものだからです。ですから、人生からカルマを取り除かねばなりません。ということで、赦して、解放して、手放さなくてはなりません。もしあなたが親からひどい扱いを受けたような悪い家庭から来ていても関係ありません。手放してください。悪い夫がいたとしても関係ありません。手放して解放してください。”
“カルマはあなたを縛りつけてしまいます。カルマは法則なのです。だからやらなくては。これは因果応報です。今やらないと戻ってきて、またやり終えなくてはならなくなるんです。ですから、カルマを取り除くには、赦さなければなりません。ひどい人生を送っていても関係ないのです。あなたにひどい仕打ちをする両親がいるとしても、それも関係ないのです。それは学び(lesson)なのです。あなたに最悪の夫がいても関係ありません。それを手放さなければなりません。解放しなければなりません。やり方はそれを解放して、彼らを赦して、そして手放すことです。
「どうやって彼らを赦せと言うんですか?」「彼らにどんなことをされたか知らないでしょう?」なんて言われますが、でも、やらなくてはいけないのです。あなたが新しい地球に移りたいならね。だから、たとえその人がもう死んでいるとしても、やらなくてはいけません。心の中でやってください。”
「私はあなたを赦します。あなたを解放します。あなたを手放します」とね。
“それから、自分のことも赦さなくてはなりませんね。”
“この二つ――他人を赦すこと、自分を赦すこと――がとても重要です。もし新地球に行きたいのだったら、カルマを取り除かなくてはなりません。それから、恐れを取り除かなくてなりません。恐れはあなたの妨げになるからです。あなたを旧い地球に引き止めるんです。”
“彼らはこんな風に言っていました。「物事を違う目で見なくてはなりませんね」と”
この約1時間半のドロレス・キャノンの動画は、すばらしく、今の状況について、違った角度から光を当ててくれるもので、オススメです。
物事の見方を変える
我々の多くは、物事を、自分の色眼鏡で見ています。
私自身もそうですが、それは、自分の経験や感情・トラウマなどによってできています。
しかし、それら――特に深刻なトラウマや葛藤・恐怖やカルマなど――を手放すことで、物事を全く違う目で見られるようになる必要があると、キャノンは言います。
これは、『奇跡のコース』で、「聖霊の視覚」と言われているものと、極めて近いものだろうと思われます。
また、やつおさんが訳されたこちらの記事にあるように、「天使の見方」とも同じだろうと思われます。
“私にとってとても重要なことは、私は自分を癒した後、シマンにこう言いました。
天使たちが私たちをどう見ているのか見てみましょうと言いました。
彼らは私たちを天使として見ています。なぜかというと、彼らは自分自身の癒しを十分に行ってきたので、最終的には、私たちも癒しを十分に行ってきたので、最終的には、愛しか見えない人たちとエネルギー的な波動が一致したからです。”
自分の内面と向き合うことで、周波数を上げられるだけでなく、物事の見方を全く変えてしまうことができる。
辞任やゴムに夢中になっていると・・・
やつおさんのブログ「やつろぐ」には、とても高レベルの情報が翻訳・紹介されています。
最近は、周波数を上げることや、内面のワークに取り組むことにフォーカスした記事や動画を集中的に見ています。
JC Kayさんがこの動画でこう述べています。
“今の総理大臣や大統領がいつ辞任するかに気を取られていては、何の役にも立ちません。そのような質問をしても意味がありません。なぜなら、彼らが辞任することはすでにわかっているからです。”
別の動画で、彼女はこう述べています。
“もしあなたが他人の情報への依存を手放すことを拒否するのなら
他の人の話や、政治的なこと、この組織がこんなことをしているとか、ワクチンの新情報とか
そういうもの全部
もしあなたがそれに夢中になるのであれば
大事ですからよく聞いてください
あなたはここにとどまることになります
この3D密度にとどまってしまうことになります
前に進むことはできません”
枠珍は危険なので、JCさんほど、私は「どうでもいい」とは思えません。
少なくとも、迷っている人、正確な情報を得ないまま打とうとする人に、正確な情報を伝えるのは意味のあることです。
が、誰が辞任するかとか、ゴムだとか、レプだとかは、もう終わった話であり、自分がフォーカスすべきではない事柄だと思います。
それは、芸能人の熱愛報道や不倫報道に熱中するのと何が違うのでしょうか。
もちろん、それらに夢中になるのは、個々人の自由です。
しかし、それらの情報を追っかけるのに夢中になって、内面のワークを全くやらなければ、周波数を上げることはできないし、5次元の地球にも行けないと、言ってよいと思われます。
どうするかは、皆さん、個々人が決めることです。
オススメ記事
オススメは、ここにある記事・動画を繰り返し見て、自分の行動を振り返って、「情報に夢中になる生活を続ける」のか、あるいは「情報を追うのはほどほどにして、内面への取り組みを増やすのか」を、比較検討することです。
私自身、全部は見ておりません。
以下のものは、全部、目を通しました。JC Kayさんのは、2回は読んでいます。
どれも、見るのに、エネルギーと時間がかかりますが、かけるだけに見合う内容・質です。
中にはすぐに理解できないものもあるでしょうし(だから、私は繰り返し読んでいる)、厳しいものもあるでしょう。
でも、本当に、大事なことを述べてくれています。
「目覚めのステージ:二元性から統一性へ エリザベス・エイプリル」
「偽スピリチュアルを見分ける方法 メアリー・アリソン」
「アライアンスの一部と思われる、TLS(The Light System)のメッセンジャー ジェイソン・シャーカ」
「真実と嘘 – 嵐は私たちの前にあるか? JC KAY」
「南極は、この現実のマトリックスの始まりと終わり JC KAY」
「2021年に何が起こるのか、黄金時代へ希望のメッセージ」
「「Qは神」と二つのAI JC KAY」
「認知的不協和:私たちは集団のトラウマを癒す時。相手を責めるのではなく、寄り添いましょう」
「ソーラーフラッシュに何が起こるのか」
「”運命のポータル” – バチカンのダウンロード JC KAY」
「アセンションへの道は周波数を上げること JC KAY」
「ジーン・デコードさんが語る、タイムラインとは何か、量子力学、周波数、自己への奉仕と他者への奉仕の違いとは ジーン・ディコード」
「自分を癒すのは自分自身」
「アセンションの不都合な真実:StarSoulさんのツイート集」
「トラウマを解放して最高の未来を引き寄せる:トリガーとは何か、それを永遠に癒す4つのステップ!! エルドラ&シマン」
「アセンションの不都合な真実:StarSoulさんのツイート集」は、いい意味で、アセンションについての「希望的観測」を粉砕してくれます。
希望的観測・幻想、自分をいい気にさせてくれる嘘は、内面の取り組みにおいて、完全に邪魔なものです。
無償で情報発信してくれている
最も驚くべきことは、情報発信者全員が、無償で、こうした情報を発信・シェアしていることです。
有料セミナーがいくつもできるような内容です。
日本語で発信する人でも、もっとこういう方が増えてほしいものです。
肝心のところは、「オンラインサロンで」とか「有料セミナーで」というクソみたいな方向に行かないで。
お金を稼ぐのは悪くない。
でも、発信の目的が情報それ自体ではなく、お金稼ぎだと、どんなことを言っていても、意識の焦点はそこに固定されます。
つまり、その周波数に留まるということです。
「お金は大事ではない。これからは意識です」と言っていても、「もっとすごいことは有料セミナーでどうぞ」と言っている人の意識は、どこに向かっているでしょうか?
お金ですよね。
それをよくわかっているから、海外の方たちは、「私たちの情報・働きがいいと思ったら、サポートしてください」というスタイルをしているのだと思われます。
綺麗なことを言って、高額の有料セミナーに、巧みに誘導して、しかし、受講者の実入りはほとんどなかったり、あるいは、講師・セミナーに依存させるような作りをしている場合、それは、とてもカバール的だと感じます。
情報の真偽に加え、発信者の人間性が問われるステージ?
今は、世の中の情報の真偽を見極めるだけでなく、情報発信者の人間性が問われている段階なのではないかと見ています。
勘違いや誤解で、間違った情報を出すことはあります。
それは仕方がない。
それに気づいて、認め、謝罪し、学びを続ければ良い。
そうではなくて、トランプ支持者を謳いながら、あるいは装いながら、フォロワーに、特定種族への怒りを持つように煽ったり、外側の情報に熱中するように仕向けたり、古い価値観にフォーカスするように誘導したりする人は、性根の部分が、善良なのかどうなのか。
赦しや愛や感謝を実践していく必要があるのに、憎しみや怒りを煽るような人は、その人自身が、癒されていない痛みを抱えているのかもしれない。
そういう人を見る度に、自分のあり方を振り返り、内面を整える重要さを再確認している次第です。
それぞれの情報発信者は、それぞれが、必要な学びをしていると思うので、ジャッジする気はありません。
自分の肌で感じ、何が真実かを見極める。
一人一人が、日々、問われているのかもしれません。