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愛は、恋愛・性的欲求とは違うところから来る
爬虫類脳は無遠慮に他人の恋愛を知りたがる
皆さんは、恋愛に興味がありますか?それとも、ありましたか?あるいは、元々、ありませんか?
私は恋愛に多少興味があるものの、自分の恋愛体験をゴシップ好きの他人に話したいとは思わないし、そういうことに熱中する人の気持ちがよくわからない。
学生時代、こういう人、周りにいませんでした?
「恋バナしようよ」とか「誰が好きなの?」と無遠慮に聞いてくる人。
正直に言うと、それをバカにする人もいませんでした?
多分、爬虫類脳の面もあるのかなと思います。
人間脳の人は、相手の心情を想像し、思いやれるから、相手のプライバシーを尊重し、相手の心に土足で踏み込むようなことはしませんから。
とはいえ、一時的なものだとは思いますが、今は、恋愛への興味も、異性への興味もかなり減っています。
ついでに言うと、前は平気だったアルコール類がダメになり(数回実験しました)、金稼ぎのために働くことも苦痛になってきています。
社会的な要請と魂の求めるものが著しく離れており、何とか折り合いをつけようと、苦闘しております。
アセクシャル(エイセクシャル)について
さて、世の中には、恋愛・S○Xに全く興味がないか、それらの話題が苦痛という人がいます。
認知されつつあるが、まだまだ一般的ではない。
アセクシャル(エイセクシャル)の人々です。
詳しくはこちらで解説されているので、お読みください。
このラベル・カテゴリーが正しいかどうかはともかく、自分の立ち位置を把握する上で、ラベルは便利なものです。
私がスターシードのブルーレイと知ることで、一応の精神の安定を得たように。
これについては、こちらで書いている。
金・エロ・成功は、多数の地球人が持つ価値観
この世界は、金とエロと社会的成功が不可分に結びつき、あらゆる方面からその奴隷になるように仕向けられます。
なにせ、地球人の大多数が関心を持ち、あるいは関心を持つように仕向けられているのが、この三つだからだ。
そして、あたかも、これら三つに関心を持ち、実現しようと目指すのが、絶対的な価値観であるかのように捉えている人も少なくない。
それは、錯覚だが。
だから、恋愛やS○Xに全く興味がないというのは、この価値観からすれば、何か異常があるのではないかと思うだろう。
また、不幸なことに、そう感じている御当人たちも、そのように思うようだ。
だが、そうではないかもしれない。
使命に邪魔だから、恋愛に興味がないのかも?
こう考えてみてはどうだろうか。
もしあなたが恋愛・S○Xに興味がないとしたら、それは地球での使命に邪魔だからかもしれない。
それらにかかずらうことは、地球での使命遂行の妨げになる可能性がある。
だから、地上にやってくる時に、そういう方面への興味をオフにしたのかもしれない。
恋愛・S○Xへの興味がないか、あるいはそれらの話が苦痛なのは、「あなたはこちらに行く必要はないよ」というサインなのかもしれない。
しかしながら、この世界は、
・大金稼いだら成功者
・たくさんの人と交尾したら成功者
・いろんな恋愛してモテるのが成功者
・結婚して一人前
・子どもがいて一人前
・立派な経歴があるのがいい
というおかしな基準で人を見る。
こういう基準からすれば、これらに興味がない人は異常かもしれないが、それは単に物差しが狭すぎるに過ぎない。
アセクシャルの人に投げかけられる無理解な心無い言葉
また、アセクシャルの人が、恋愛に興味がないからといって、「感情がない」「愛がない」とみなすのは、無知に基づく早計だ。
注意すべきことは、恋愛感情がないからといって「感情がない」「愛がない」ということにはならないという点です。
皆さんも恋愛感情や性的欲求といった感情と、友人や家族に対する友情・愛情は別々に抱きますよね。
同様に、恋愛感情や性的欲求が弱い・ないからといって、友人や家族を愛する気持ちがないわけではないのです。
アセクシュアルの方に対して「人を好きにならないなんてロボットみたいだね」と無理解な言葉をかける人が時々いるようですが、そのような発言は相手を深く傷つける可能性があるので控えるべきです。
「人を好きにならないなんてロボットみたいだね」とか「愛を知らないんだね」とアセクシャルの人に言ったら、相手がどう感じるかを想像してみれば、深く傷つく言葉であるのは、わかるのではないだろうか。
この点は、「相手が嫌がることを言わない」という一般的なコミュニケーションと何ら変わらない。
これは、人間脳が使えている人なら、よりはっきりとわかるはずだ。
人間脳は、相手本位だからだ。
爬虫類脳と人間脳の機能の違いについては、前述のゆたかさんの記事にあり、また本記事の範囲を超えるので、ここでは触れない。
ただ、一つ言えば、LGBTQのことにしても、あらゆる価値観やライフスタイルの捉え方や物の見方にしても、周りの心無い発言・言動で傷つく人がいるのは、周りに人間脳を使える人があまりに少ないことがあるように思われる。
「これを言ったら、相手はどう感じるか。どんな気持ちになるか」、それをちょっと想像できれば、言うのをやめたり、表現を変えたりということができるが、あいにく、自分本位のインスタント否定の爬虫類脳にはこれができない。
意欲がないのではなく、人間脳を使ってこなかったので、他者の気持ちを想像できないのである。
それで人生を過ごして、固定してしまったと、私は推測している。
爬虫類脳は相手がどう思うかを想像できない
ちなみに、私は時々、明らかにネガティブなニュアンスを込めて「宇宙人だね」と言われることがある。
言う方は、私がこういう言い方でどう感じるか、想像できないのだと、今では考えている。
これは、あるコミュニケーションセミナーのメンバーから言われた。
その人たちがこのセミナーに出たのは、おそらく、自分たちの売上を伸ばすために、いかに相手をいい気持ちにさせるかの手管を知るためだったと、今では推測している。
発想が爬虫類脳的だ。
爬虫類脳の発想は、金・エロ・成功であり、徹底的に自分本位だから、「相手に興味をもって見る」というコミュニケーションの鉄則も、捻じ曲げて捉える。
恋愛感情・性的欲求を抱くことと、愛を知っているかどうかは無関係
話を戻す。
ちょっと違う角度から見てみよう。
アセクシャルの人に向かって、「人を好きにならないなんてロボットみたいだね」とか「愛を知らないんだね」と言ってしまう人は、多分、「他者に恋愛感情や性的欲求を抱く人は、愛が何かを知っている」と前提しているのだろう。
だが、そうだろうか。
恋愛経験がどれほど豊富でも、結婚すると、家族に暴力を振るい、育児放棄をし、あるいは、地球に無体なことをしている輩はゴロゴロいる。
愛があれば、性欲を満たすだけ満たして、妊娠した女性を放置して、逃げるということはできないはずだ。
恋愛経験の有無・多寡と、愛を知っているかどうかは多分、あまり関係がない。
それは、経験の差というより、人間脳・想像脳が使えているかどうかと、胸腺にあるハートチャクラが活性化しているかどうかに関係していると思われる。
愛は下半身に由来するのではなく、我々の神性に由来する働きだ。
もっとも、地球では、「愛=性欲、恋愛、交尾」と思い込ませようとしているが(笑)
例えば、地球や地球を越えるレベルの愛の持ち主で、それを放射していくのが使命なら、個人的な恋愛は狭すぎて、使命の遂行の邪魔にしかならない。
だから、恋愛に興味がない、そういうケースもあるかもしれない。
興味がないとか苦痛を覚えるというのは、一つのサイン
恋愛・S○X・結婚・金儲け・競争・出世・経歴に興味がなかったり、それらの話題が苦痛なのは、自分の使命にそれらが邪魔だったり、あるいは自分の感覚が地球とは別の文化に由来するためかもしれない。
それは異常ではなくて、そういう人間として、今生を生きるのが一つの目的だからなのかもしれない。
詳しくはこちらに書いた。
容姿ヘイトが、苦痛をさらに増やす
ただ、アセクシャルでも、容姿ヘイトのせいで、一般社会的に「美人」だったりすると、とても苦労するかもしれない。
自分は恋愛・SEXに興味がないどころか、苦痛なのに、寄ってくる人間がたくさんいるわけだから。
しかも、その興味の持ち方が下半身由来、つまり、自分の人格・人間性ではなく、肉体にフォーカスした捉え方なのだから、苦痛は尚更だ。
メディアごときに騙されるおバカさんは、ヘイトしているという自覚が無いのです。
ブスだから何だというのでしょうか。
ブサイクだから何だというのでしょうか。
誰かに迷惑を掛けたとでも言うのでしょうか。
何の実害も無い容姿をヘイトするヤツラが、有害なのです。
彼らは、どれだけ人の心を傷付けているかを理解していないのです。
一生消えないほどの、深い傷を負わせている自覚が無いのです。
好意を寄せてくる人が、あなたという人間の本質を見た上で伝えてくるなら、恋愛は無理でも、気持ちを受け止めて、自分の方向を伝えればいいと思う。
それで、変な風に受け止めるなら、そんな奴は、馬に蹴られればいいのだ(笑)
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物事は多面的
恋愛に限らず、社会的に多くの人が興味を持っていることに興味が持てなかったとしても、それは異常ではない。
最初はなかなか辛いだろうが。
物事は多面的。それがないことのプラスの意味を考えてみよう。大抵は、使命の遂行に邪魔だから、興味が持てないだけなのかもしれない。
確かに、ある社会的価値観に深くとらわれた人は、こういう事象を「異常」「病気」「問題」とみなすかもしれない。
だが、そういう捉え方こそ、近視眼的であり、拙速であり、異常だ。
「自分のあらゆる能力を使って、地球の進化を推進していく」という使命の持ち主にとっては、どこかに落ち着いて、結婚して、子供を育てるというのは、使命の妨げでしかない。
これはいい・悪いではないし、そもそも、いい・悪いを言っても仕方のない事柄だ。
使命を妨げる可能性があるなら、最初からその方向が違うというのを本人に教える仕組みにしておく必要がある。
苦痛というサインに注意を払う
心身に深刻な病気をもたらすのでない限り、苦痛というのは、一つのサインである。
「こっちではないよ」「あなたはこっちの方向に行かなくていい」「間違った道を歩いているよ」「自然と調和してないよ」、こうしたことを教えるサインである。
その時、社会洗脳からできる限り、自由になって、自分が何に興味があって、何に興味がないのかを、じっくり探求してみてはどうだろうか。
社会の圧力に屈せず、物事のプラスの面を探して、自分の方向を模索していってほしい。
あなたの独自性を大事に
金・エロ・成功という爬虫類脳の欲望・発想を大多数が持っているために、地球はどんどん破壊され、人間脳の人にとってはひどく生きにくい世界となってしまっている。
周りからの圧力ではなく、本当に、自分の心底からやりたいことに、恋愛があるなら、それはそれでいい。
だが、そうではないなら、社会の圧力に苦痛・違和感を覚えるという形で出ている、あなたの独自性を、どうか大切にしてほしい。
それが、同質の苦しみを抱える人を照らす光となるからだ。
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