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【地域創生】特産品を作る手順を完全解説!

▼1話目は以下からお読み頂けます(本記事は3話目です)

前回:サイダー製作の確定

私は飲食業に携わっていない素人ですが、IT業界に在籍していた経験を武器に、サイダー製作の流れを想像してみました。

サイダー製作の流れ(再掲)

・第1フェーズ:モノが売れる下地作り
・第2フェーズ:さまざまな調査
・第3フェーズ:商品・サービスの決定
・第4フェーズ:体制構築、販売経路の確立
・第5フェーズ:商品のパッケージの決定
・第6フェーズ:集客導線(SNSでの発信)
・第7フェーズ:サンプル商品の完成
・第8フェーズ:商品完成、正式販売

サイダーを含め、飲料水を開発した経験がない私。

商品が変わっても、原理原則は変わらないと思っています。

現にサイダーは販売できていますし。

第1フェーズ:モノが売れる下地作りとは?

「モノが売れる下地作り」って、何のこと??と思われた方もいらっしゃるかと思います。

こちらをご覧くださいませ。

SNSの発信者が、商品・サービスを作り、販売するときのフローを8ステップにまとめたものです。

サイダー製作の流れと重複する部分が多々あり

SNSを使って商品を販売しようとした場合、ステップ1の「SNSでファンを獲得する」を無視するわけにはいきません。

え?フォロワーさんじゃなくて、ファン??」と思われる方もいらっしゃると思います。

はい、ファンなんです。

それも圧倒的なファンが必要!

ファンとは?

では、フォロワーさんとファンの違いとは、一体どういうことでしょうか。

■フォロワーさん:
情報に価値を感じてくれて、発信を見てくれる方

■ファン:
私の活動を応援してくれており、サービスを購入してくる方

いろいろな考え方がありますし、もっと細分化は可能ですが、ざっくりは上記のようなイメージです。

決してフォロワーさんが、私のことを応援していないとは言いません。

ただ、ファンには、発信者を応援する・応援したい、という「圧倒的な熱量」があるんです。

推し活」という言葉があるくらい、発信者に対する熱量が商品の購入につながるというわけです。

一つ付け加えると、フォロワーさんが最終的にファンになってくださるので、自分の発信を求めてくれるフォロワーさんの獲得は、めちゃくちゃ重要すぎます。

※発信者を知って、ファンになるまでの流れ

1. 発信者を知る
2. 発信者の投稿内容をみる
3. 発信者をフォローする
4. 発信者の投稿内容・考えに共感する
5. 発信者のファンになる

ファンづくりを狙っていた?

結論としては、ファンというものを全く狙っていませんでした。

正確に言いますと、フォロワーさんとファンの違いも知らなかったんです…。

上記で語ったことは、後で知った知識です苦笑

第一話でも書きましたが、私はSNSやブログで、ヨロン島の観光情報を発信しています。

SNS発信の軸は「私自身」ではなく、あくまでも「ヨロン島」。

ただ、ありがたいことに、発信活動を行うにつれて、自然と私のファンが少しずつ増えていったように思います。

フォロワー数10,000人未満での見切り発車

私が、ヨロンブルーサイダーを作ろうと思った2022年9月頃、この時インスタグラムのフォロワーさんは1万人に到達していませんでした。

2022年10月1日のフォロワー数

SNSの情報発信活動にはお金がかかります。

これは間違いない事実。

交通費、宿泊費、食事代・飲み代、レジャー代、等々…。

全部自腹です。

なので、フォロワーさんの数が10,000人になったら、いろいろなサービスを扱い、ちゃんとお金をいただいて、アカウント運用に使わせてもらおうと思っていました。

ですがそんな矢先、ヨロンブルーサイダーのことを思いついちゃったんです。

思いついちゃったのなら仕方ない!

フォロワー数は8,000人未満でしたが、サイダー開発のプロジェクトをスタートすることにしました。

※なんでサイダー開発・販売を行おうと思ったか、その理由は第一話に詳しく書いています

ただこの頃は、フォロワーさんが増えたら、商品が売れると思っていましたが、真実は違います。

何度も言いますが、金銭的な面で応援してくださる方は「フォロワーさんじゃなく、ファン」なんです。

圧倒的に難しいファンづくり

ファンをつくるって、文字にすると簡単ですが、本当に難しいことです。

フォロワーさんが、一気にファンになることなんてありません。

日々の発信活動、フォロワーさんの一人一人と向き合い、コメントに返信したり、DMでのやり取りをしたり。

SNSというアプリを操作しているのは、言わずもがな、生身の人間ですから、血の通った「地道な」交流が必要なんです。

とはいえ、ただ交流だけをしてもダメ。

フォロワーさんが欲する情報を提供し続け、認めてもらって初めてファンになってもらえるんです。

まぁ~、地道ではありますが、私が愛するヨロン島に興味をもってくださったフォロワーさんとのやり取りなので、私にとっては日常の活動ではありました。

実際、フォロワーさんとの交流は楽しいですしね。

突然ですが、ここで私が大事にしている言葉を紹介します。

地道を超える魔法などない。
一気に成功する魔法の一手なんて存在しないし、そんなものを探してはいけない。
地道な作業をていねいに対応することで、そのうち何かが爆発して成功するイメージをもつこと。

マンガ編集者 佐渡島庸平

めちゃいい言葉すぎて、佐渡島さんの言葉を勝手に座右の銘にしちゃっています。

佐渡島さんは、バガボンド、ドラゴン桜、宇宙兄弟等の超有名タイトルの編集を担当されたすごい方。

地道にSNS発信を行っている私にぶっ刺さった言葉でした。

いつか、佐渡島さんにお会いできたら、直接お礼を言いたいですね。

話を戻します。

ファンが多いSNS発信者は「ファンを作ってやろう」と思っている人は皆無ではないでしょうか。

多分そういう心理って、文章や作る投稿に現れてしまう気がします。

地道に、ていねいに、コツコツ発信活動を継続した先に、フォロワーさんがファンに変わってくれるんです。

定期的に励ましのDMをいただきます

以上が「第1フェーズ:モノが売れる下地作り」です。

私の場合は、意識せずにファンを獲得することができ、気がついたらSNSで商品を販売できる土台が作られていました。

本当にラッキーすぎる…。

もちろん、現時点でも完璧なわけではありませんし、もっとがんばらないといけません。

フォロワーさん、ファンの皆さんにもっとヨロン島の素晴らしさを伝える必要があります。

ただ最低限、サイダーを販売した際に、ご購入くださるファンの方がいらっしゃったことは事実。

本当に感謝です!

次回は、サイダー製作の流れ「第2フェーズ:さまざまな調査」を紹介します。

詳細はまた次回...。

海上で撮ったヨロンブルーサイダー

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