【地方創生】特産品は誰でもを作れる!考え方はコレ!
▼1話目は以下からお読み頂けます(本記事は2話目です)
前回:コンセプトと商品名は決まった
そう、前回はサイダーのコンセプトと商品名が決まったんです。
また、本プロジェクトのゴールは、以下です。
『ヨロンブルーサイダーをご購入くださった与論ファン・自身のフォロワーさんにご満足いただく』
あと、どうせやるなら、ヨロン島のお土産として定着し、末永く愛される商品になってほしい、そういう願いもあります。
では次に「サイダーってどう作るんだっけか?」ということになりますが「モノ」を作る流れ・タスクは、なんとなく予想ができます。
某NTTで20年会社員をしていた
突然ですが今年2024年、ちょうど20年勤めた某NTTを辞めちゃいました。
(21年目突入のタイミングで会社を退職、独立)
前職では主に法人・公共(中央省庁、自治体)営業(いわゆるB to B)を中心に業務を担当してきまして、大きめな案件(案件規模最大約10億円受注)のプロジェクトマネージャーも勤めてきました。
そんな営業担当やプロジェクトマネージャーとは別の業務として「新サービスの企画・立案」を何回か行ってきた経験があったんです。
新サービスの立案は、私自身がプロジェクトオーナーではなかったのですが「顧客の声」を集め、ニーズにあったサービスを立案する部分のいわゆる「マーケティング領域」を任され、サービスに反映させました。
※詳細は守秘義務違反になりますので、言えないのですが、IT関連のサービスです
ちなみに新規部署の立ち上げもトライしましたが、その提案は会社から蹴られてしまったので、未だに悔いが残っています。
まぁ~、明らかに当時の自分の力量不足でした...。
前置きがめちゃ長くなりましたが、会社員時代に培った新サービスの企画・立案の経験ノウハウが、まさかサイダー製作に生かされたんです!
サイダー製作の流れ
ヨロンブルーサイダーを製作する流れをざっくりまとめてみました。
上記製作の流れで、肝となる部分は「第6フェーズ」だったりします。
サイダーを作ってみて思ったのですが、ぶっちゃけ、サイダーなんて誰でも作れると改めて思いました。
だから世の中には数多くの地サイダーが溢れているんです、勝手な予想ですが。
商品制作途中から、私の情報を受け取った与論ファン・フォロワーさんが「欲しい!」「早く買いたい!」と思ってもらえるような工夫を行った点がSNSマーケターとしての力量の部分かなと思います。
サイダーを作る・販売する上での方針
今回ヨロンブルーサイダーを製作する上での方針を以下2つ考えました。
一つずつ深堀っていきます。
①大企業みたいに、多くを売る必要はない
私は某NTT時代、商品・サービスをめちゃたくさん売ってきました。
(自分で言うのもなんですが苦笑)
ただ...、数字は上げていましたが、お客様に寄り添った提案や営業対応ができなかったことも多々ありました。
それって、本当の意味でお客様を喜ばせていなかったし、自身も幸せじゃなかったんですよね。
その業務は「大量に流れ作業」として、営業や提案を行っていただけだから。
でも大企業を会社組織として維持していく上では、必要な「作業」だったのかなと独立した今では「少し」思えます。
今回は、長年培った大企業マインドをいったん横置くことにしました。
余談ですが、大企業マインドをもっているって独立してから「スゴい武器になる」と痛感した事例があります。
その話はまた今度に。
本題に戻ります。
スモールビジネスとして、地に足をつけた「お客様・フォロワーさんを一人一人幸せにする、ご満足いただく」対応を心がける、この決め事を徹底した感じです。
私は今、ジャッキーという名前で、鹿児島県最南端の離島「ヨロン島」の観光大使とSNSマーケター、2つの事業を行っている中で「顧客志向・フォロワー思考のスモールビジネスマインド」は常に意識しています。
②単価を高く設定する
単価を高く設定しようと考えた意図は以下です。
『きちんと利益を確保することで、事業として長く継続することを目指す』
もちろん大前提は、与論ファン・フォロワーの皆さんが喜んでくれる商品(価値)を提供するということ。
その点はブレてはいません。
ですが、お客様に安価な商品が望まれるからといって、大企業の真似をし、安くしたら、結果販売者が疲弊するだけです。
なので利益率はギリギリまで悩みました苦笑
ヨロンブルーサイダーは、地サイダーつまり「お土産品」です。
自動販売機では、超有名飲料メーカーのコーラが¥180(税抜)で売られている時代。
約3倍も差があります。
ヨロンブルーサイダーを継続的な事業として位置付けた上で「通常消費」の炭酸飲料とは、戦わないことを決めました。
今後noteで紹介する予定ですが、ヨロンブルーサイダーは、味や原材料にこだわりました。
ですが大手の炭酸飲料には、勝てない部分も当然あります。
なので、ストレートに「値段」「実績」「販路」「知名度」で勝負したら勝ち目は薄いと判断しました。
この想いでサイダー作りをスタートさせました。
次回は、サイダー製作の流れ「第1フェーズ:売れる下地作り」を紹介します。
ぶっちゃけ「下地づくり」は狙っていませんでしたが、自然と下地が作れていました。
詳細はまた次回...。
▼続きはこちら
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