南極ゴジラ『F思議』のSeason1をみたよ!
はじめに
こんにちは!
南極ゴジラ観測隊、隊員の西淳子です。
久しぶりの観測(観劇)日誌です!
今回観たのは『F思議』のSeason1です!
『F思議』とは
『F思議』は劇団・南極ゴジラのインスタライブ生配信劇シリーズです。
以下は、南極ゴジラのサイトから。
今回、その『F思議』のSeason1(No.01〜No.04)が完結したので、感想をだらだらと書いていきます!
まだ観ていない方はネタバレ注意です。
現在、F思議Season1のビデオ版が7/15(月)まで配信されているので、まだ観ていない方はぜひ観てください!
あと、『F思議』のグッズもあります!
南極ゴジラのグッズは毎回ステキなので、7/15(月)までにぜひ予約を!
グッズの売り上げ金は全てF思議の製作費に充てられるみたいなので、ぜひぜひです!
No.01 『ディスマン・フォー・ワン』
出演はユガミノーマル さん(南極ゴジラ)と 山脇辰哉さん!
No.01は仕事中で生配信では観れなかったので、ビデオ版を観ました。
「ディスマン(This Man)」はWikipediaによると、2009年ごろから起こったインターネット・ミームの1つらしいです。
世界中の人々の夢に繰り返し現れるものの、現実では姿を現さない謎の人物です。
私は大学生くらいのころに都市伝説にはまっていたことがあるので、そのときに知りました。
なので、「This Man」の顔を知っているのですが、たしかにユガミノーマルさんと「This Man」、似てるかも……
ビデオ版の冒頭で上のほうにテロップが流れていて、その一つに「【速報】国立局地研究所からなにかが脱走」とあるのですが、これはディスマン(ユガミノーマルさん)のこと?それとも今後の別のお話に出てくるのかなあ?
山野くん(山脇辰哉さん)がインスタライブ配信しているシーンは生配信で観たら、よりどきどき、わくわくしたんだろうなあ。
まおちゃんのところの山野くん、かわいい。夢の中なのに嫉妬しちゃうの、かわいい……
立場が逆転するところ、こわいっす……
タイトルの『ディスマン・フォー・ワン』ってそういうことなのか〜
ディスマンの「まぁ、夢の中ではいくらでも会わせていただくんですけども」、怖っ!
いろんな番組の共通点が「タモリさん」なの、なんか説得力ある……
ピザを食べながら会話している二人、途中で盛り上がっていてかわいい!
「(俳優を)続けるべきだよ」のシーン、ほっこりして好き。グッとくるものがある。
いろんな人から顔を覚えられているのに、(たぶん)名前や芸風は知られていない芸人∶ディスマンと、これからいろんな人に顔や名前などを覚えられていくだろう俳優∶山野という対比?がいいですよね……
そう考えると、山野くんが名前を尋ねたときにディスマンが「名前、ない」って言っていたのが、ちょっと悲しい感じにも聞こえるんですよね。
ディスマンの「夢で逢おう」というセリフが怖いけど、かっこよかったです!
エンディングの、山野くんが去っていく場面と『F思議』のエンドロール音楽もかっこよくて好き。
ビデオ版のところどころでユガミノーマル・ディスマンがサブリミナルっぽく出てくるのも、不気味でいいですよね。
No.02 『未知との遭遇クラブ』
出演は九條えり花さん(南極ゴジラ)と川合凜さんと土本燈子さん!
No.02は、生配信とビデオ版の両方を観ました。
南極ゴジラのインスタライブでの生配信劇『27000』のときに黒板に『未知との遭遇クラブ』と書かれてあって、そのときから気になっていたので、再演うれしい!
和風カンフーの再演もいつか、ぜひお願いします!
ハカセ(九條えり花さん)、サーちん(川合凜さん)、いも(土本燈子さん)の三人が緊張しながら審査員に話しているシーンがおもしろかわいい!ハカセのデタラメ敬語、好き。
ビデオ版では模造紙をじっくり見ることができて、サーちんの名前だけ小さく書かれていたのが、地味におもしろかったです。
三人の舞のシーンはある意味でこわくて、おもしろくてかわいい!「水星」を聴きながらこのシーンをよく思い出していたので、ビデオ版の再配信、助かります!
三人に対して「うるさーい!」って出てきた南ゴジのみんなもいいですよね〜
無音のカセットテープを聴く宇宙人を想像するところ、詩的で好き。
カセットテープを聴くシーン。ハカセのポエム、サーちんのみんなのサーちん集、いもの食卓風景の音、それぞれ愛と趣があって良い……!
何気ない日常だけど、かけがえのない日常って感じがして素敵でした!三人の仲良しな感じも微笑ましいですよね。
エンディングで、『F思議』のエンドロール音楽に合わせてズームアウトしていくのも、観ている私たちが三人を見ている宇宙人みたいな気分になれて好き。
音楽もNo.2では、学校のチャイム音やtofubeatsの「水星」などのアレンジがあって、これまた素敵!
私はゴールデンカセットテープが入っているグッスボックスを予約したので、ハカセたち3人から届くみたいな感じがして、グッズが届くのが今から楽しみです!
No.03 『肉の国』
出演はポクシン・トガワさん(南極ゴジラ)と檜原洋平さん(ママタルト)!
No.03も生配信とビデオ版の両方を観ました。
タイトルが『肉の国』と回文になっていて、内容が怪聞(?)なのが、洒落ています!?
マミアナ(檜原洋平さん)が初登場シーンから不気味おもしろくてステキ!
『F思議』のエンドロールの音楽が、肉屋の男(ポクシン・トガワさん)の独白のBGMに使われていて、そのままNo.03のオープニングへとつながるのが、かっこよかったです!車も出てきて、おーってなりました!
二人の車内での会話シーン。『注文の多い料理店』のオマージュだと気付いたあたりからはニヤニヤしながら観れて、怖い&おもしろい!
ポクシン・トガワさんの脱衣シーン、眼福です!ごちそうさまです!
マンプクアナグマなどのアニマルたちはおいしそう&不気味かわいいですよね。二人のやりとりもおもしろかわいかったです!
おもしろかわいいからの、マミアナの「では下ごしらえは完了と」はギャップがあって怖い……
肉屋の男が外に出てから襲われて食べられるシーン、音楽も相まって怖くて好き。
マミアナの「お待たせいたしました!どうぞお食べくださーい」が怖いけど、気持ちよさもあっていいですよね。
ビデオ版では頭蓋骨の向きが生配信のときと反対になっていて良かったです。生配信版も生ならではの感じがあって、良かったですが……
ポクシン・トガワさん、『(あたらしい)ジュラシック・パーク』のメガマックに引き続き、うまい話にのせられて不幸な目に遭う役が似合ってる(褒め言葉です)!
うまい話にのせられているとき、メガマックも肉屋の男もどちらもかわいらしさがあって、それが良い!キュートアグレッション的なやつ?!
感想を書いていて気付いたのですが、マミアナの由来はたぶん狸穴?
Wikipediaによると「マミ」は雌の狸を指すらしいです。ってことはマミアナは化け狸みたいな奴だったのかなあ。
「猟銃」という言葉を聞いて焦ったり、肉屋の男のニオイを嗅いで「臭いますね」って言ったりしていたのも、つまりはそういうことだったのかも?
No.04 『No.04』
出演は端栞里さん(南極ゴジラ)!
たしか、『肉の国』のあとに実はSeason1の最終話で『No.04』がありますって発表されて、わーい!となった記憶があります。
No.04は仕事中で生配信では観れなかったので、ビデオ版を観ました。
こんにち博士さんが本番前日にXで「ちなみに脚本はまだ書けていません」とポストしていて、どうなるんだろうと思っていたので、ビデオ版を観て、わー!ってなりました!
また、タイトルの『No.04』が『F思議』のほかの作品タイトルと比べて異質なのもあって気になっていたのですが、ビデオ版を観て、あぁ〜そういうことか〜ってなりました!
『No.04』の1つ目。
端栞里さん演じる、脚本家で俳優の端栞里が部屋で一人、『No.04』の脚本を書いている。でもなかなか進まず……
そして、ふと、カメラに気付く。
左右、後ろ、上のカメラにそれぞれ気付いて、4つの画面が1つずつ消えていって、最後に上にあるカメラに気付いて配信されてる?ってなるシーン。『No.04』のポスターと同じ構図で映って、おー!ってなりました!
さらに、『F思議』のメインテーマが流れて焦っているシーンで笑っちゃいました!かわいそう&かわいい……
『No.04』の2つ目。
カセットテープが落ちてくるシーン。「えっ、これ2話で出てきたやつやんな」でニヤニヤしちゃった!
よく聞いたら、1つ目のときに「(カセットテープが)空からふってくることにしよう」みたいなことを言っているのに気付いて、さらにニヤニヤしちゃいました。
『No.04』の3つ目。
『古畑任三郎』っぽい感じで始まって、前回、前々回と比べてすぐに終わっちゃたのがおもしろくて好きです!電話が公衆電話なのもキュート。
『No.04』の4つ目。
お風呂で脚本を書くシーン。絶対書きづらいやろ!って笑っちゃいました!
『古畑任三郎』や(偽)栞里さんのカラスの行水などのラジオネタ(?)もあって、『南極ゴジラのベース基地』リスナーである私はわーい!ってなりました!
そこからの最後の語りかけるシーンでは、ドキッとしてグッときました!
おもしろかったです!
ユガミノーマルさんがXで、
「リマインド」に加えて「南極ゴジラのアカウントのライブ配信を通知する」にした方がいいかもです。
とポストしていたのは、そういうことだったんですね。これは生配信も観て体験したかったなあ〜
ほかの方がXで、
ホテルじゃ存在しない(たまにあるけど)4、みつからないクローバー、やたらみつかる五つ葉を思い出した!
って感想をポストしていて、それも印象的でした。
そのポストを見て思ったのですが、No.04のタイトルが『No.04』なのは、404エラー(404 not found)と、もしかして関連している?考えすぎ?
おわりに
と、まあこんな感じで、『F思議』のSeason1の感想は以上です!
観測(観劇)日誌を書くときは毎回、蛇足の一首を詠んでいるので、今回も一首ずつ詠んで終わりたいと思います。
『F思議』のSeason2も楽しみですね!
2024年7月10日