SQ-1: JQ Method
どうも、最近色んなパズルにはまっているJack Tritonです
この記事ではSquare-1でLinを基に作ったメソッド: JQ Methodについて紹介・解説いたします
画像は後日作成し張り付けていきます
進め方
Linの進め方は
CSP
First Block
Second Block
CP + DF
EPLL
となっていますがJQではこのように進めていきます
CSP, Cube Shape または Star Shape
First Block
CPSB (Corner Permutation Second Block)
PPE (Permute Pairing Edges)
L4E (Last 4 Edges)
主な違いはCPをSecond Blockでそろえる、エッジを2回に分けてそろえるという部分です
これによってメソッドで覚えるアルゴリズムを最低16個にまで抑えることができました
このメソッドの長所は次のようになります
覚えるアルゴリズムが少ない
早い段階で見分けることができる
ほとんどが変形を用いない
では各ステップについて解説していきます
以降の解説ではD面を白として考えます
解説
CSP
Cube Shape Parityに関してはおそらくこのメソッドで一番大変になると思います
なので初心者の方はStar状態(6コーナーがD面にある)にしてCSPを見分けるのを勧めます
自分はCale Schoon法を用いているので少しだけ解説すると
エッジ・コーナーを色で分けてOddの数が奇数だとParityがあるというものです
ここで見るのは
白・黒(白・黄色)エッジとコーナー(右側)それぞれについている色
時計回りに数えたときの奇数個目(1,3,5,7)にあるエッジとコーナーそれぞれの白色の数
となっています
主な解説(英語)はこちら
First Block
First Blockについては解説を飛ばします
形が変化しないようにD面コーナー・エッジ・コーナー(2-1-2)のペアを作ればここは大丈夫です
CPSB[6]
Second Blockを作るときにすべてのコーナーを揃えます
L5C + DRエッジと考えましょう
以降はdbRのセットをuFlに、dFrのセットをdbRに持ってきた状態にします
(大文字はエッジが付いている面を表します)
もしdBrのセットがuFLに、dfRのセットがdBrにあるときは最初に(-1, -1)、最後に(1, 1)を加えましょう
U面にあるdbR以外のコーナーを見ます
(4,-3) / (0,-3) / (3,0) / (-3,0) / (3,6) / (-1,0) -- 全部ペア
(1,0) / (-3,0) / (-1,0) -- R面にペア
(1,0) / (0,-3) / (0,-3) / (3,0) / (-3,0) / (-3,6) / (-1,0) -- B面にペア
(1,-3) / (3,0) / (-3,0) / (-3,3) / (-1,0) -- 全部対色
(4,6) / (3,0) / (0,3) / (6,3) / (6,-3) / (-1,0) -- R面が対色同士
(4,0) / (0,3) / (3,6) / (0,3) / (0,3) / (-1,0) -- B面が対色同士
ここまでで全部のコーナーとDL、DRエッジがそろっている状態になりました
PPE[2]
対色エッジをペアにします
対色ペア:
白赤ー白橙
黄赤ー白橙
黄青ー黄緑
対色エッジがある場合はスキップです
D面に一つでも白エッジがあるかつ一つも対色ペアがない時
UFとURを対色ペアにして次を行います
(1,0) / (-4,-1) / (-2,1) / (-1,-1) / (3,0) / (4,1) /
D面に一つも白エッジがない時
UFとDFを対色ペアにして次を行います
(3,-1) / (4,1) / (2,-1) / (4,1) / (3,0) / (3,0) /
次に移る前にペアにしたエッジを(1,1) / (-1,-1)を用いて正しい位置に入れていきます
L4E[1パリティなし、2パリティ]
最後の4エッジがすべて対色ペアになっていてパリティがないときは前述の方法を用いて入れていきます
パリティが無く、3x3x3のM' U2 M の状態になっている時
次を行います
/ (3,0) / (1,3) / (0,-1) / (0,1) / (-1,0) / (0,-3) / (-3,0) /
パリティ、U面に対色ペアがある時
UL URにおいて次を行います
/ (3,3) / (-1,0) /(2,-4) / (4,-2) / (0,-2) / (-4,2) / (1,-5) / (3,0) / (3,3) / (3,0)
パリティ、UBとDFを入れ替える時
次を行います
(4,-3) / (5,2) / (1,-5) / (0,-4) / (0,-3) / (-1,0) / (4,-4) / (0,-4) / (-4,0) / (2,-2) / (-1,0) / (-3,0) / (3,0)
中層が揃ってない場合は3(/ (6,0))を使って完成です
少しでもこのやり方が役に立ったら高評価、フォローの方をおねがいします
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ここまでのご清覧ありがとうございました