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JICA海外協力隊合格までの道のり #2〜絶対に合格したい人のための面接対策〜

先日、2023年秋募集の一次選考発表がありましたね。
通過された方、おめでとうございます!
次は、二次選考・面接ということで、「面接で何を聞かれるの?」「準備って何すればいいの?」と気になっている方もいると思うので、今回は二次選考・面接についてシェアしたいと思います。

二次選考の2つの面接

まず、二次選考には人物面接と技術面接の2つの面接があります。
ざっくり私の認識だと、人物面接では「協力隊として海外で一人でやっていけそうか?」、技術面接では「要請に必要な知識や技術を満たしているのか?」を見ているものになります。
それぞれの面接で何を見ているのかは、JICA協力隊HPに具体的な記載があるので是非読んでみて欲しいです。

(1)人物面接(約15分/個人面接)
「応募の動機」「現地で行いたいこと」「経験や経歴から現地でできること」「帰国後の進路への考え」などを質問し、積極性や適応力、協調性など、協力隊としての適正を判定
(2)技術面接(約15分/個人面接、対象外のケースもあり)
要請内容に関する知識や経験を質問し、技術面で対応可能であるかを判定。職種によっては実技や作品の提示を求める場合も

JICA海外協力隊HP

面接では何を聞かれるの?

各面接の目的を理解したところで、じゃあ、実際何を聞かれるの?というところが気になりますよね。
各面接で私が聞かれたのが以下になります。

人物面接(オンライン約15分・面接官2名)
・志望動機
・応募用紙記載のボランティア活動の意義、目的の深掘
・応募用紙記載の自身の弱点の深掘
・帰国後の進路
・家族、同僚の反応

技術面接(オンライン約15分・面接官2名内1名が技術専門家)
※経営管理で受験した際の質問です
・派遣国、言語、隊次、現職参加の確認
・職種適合性
 - 応募職種に活かせる業務経験は?
 - 事業開発へどのポジションで関わっているのか?
・要請の理解
 - イノベーションとは何か?
 - 現地ではまずイノベーションの理解が正しくできていないことが想定されるが、彼らに対してどんな取り組みを行うか?
 - ICT機器が十分でない環境で活動することになるが、どう対応するか?
・人と仕事をする際の立ち位置
 - 人と仕事をする際の立ち位置とその理由は?
 - 現地ではどのような立ち位置で活動するか?
・学歴、業務経験期間の確認

内容見ていただいてわかる通り、人物面接は、基本的に一次選考の応募用紙を元にした深掘りの質問をされるという形でした。面接官の方が既に応募用紙を読み込んでくださっていて、気になる箇所を確認されているという印象でした。

一方、技術面接は職種ごとにかなり内容が変わり、専門系の職種の場合、専門家の方が入るので現職の業務内容や要請を正しく理解しているかしっかり確認されるという形でした。

技術面接はやはり職種ごとに聞かれることも変わるので、説明会などで同職種のOVに話を聞くのが一番かと思います。

面接前にやると良いこと

面接前にやるべきは、以下の2つだけです。

① 応募用紙を読み返す
② 応募職種と要請を確認し、現地での活動を想像する

この2つができていれば、質問には答えられるはずなので、あとは、緊張しすぎず平常心で面接に臨んでください。

何より大事なのはあなたの熱意が伝わることです。
面接官と良い雰囲気を作って想いを伝えられたら、きっと合格できるはず!応援しています!

以上がJICA海外協力隊二次試験・面接の対策になります。
参考にしていただけたら幸いです。

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