2024夏アニメの感想（中）
※トップ画像は以下より。
※自分はハードルが低い。好きなだけで高評価を付けるタイプ。五つ星量産機。
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2024年夏アニメも、そこそこのタイトルが最終回を迎えた。
余韻が揮発してしまう前に感想を書いておこうと思う。
前回はこちら
かつて魔法少女と悪は敵対していた。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0D1CSVW8Z/ref=atv_dp_share_cu_r
両片思いでピュアな二人の、とても優しくて愛しい物語。
最後、号泣しちゃったよ…その上でCパートでも泣かせにくるの止めようよ…
こんなに終わって寂しい事ある？（まだ泣いてる）
藤原ここあ先生の遺作を、最初から最後まで丁寧にアニメ化してくれて、感謝しかない。
徹底した雰囲気づくりとアニメオリジナルのエンディングで、スタッフの深い深い作品愛が伝わった。
満足度が非常に高い、素晴らしいアニメ化だった。拍手。
★★★★★(5.0)
NINJA KAMUI
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面白かった～。ある意味王道。ある意味ベタ。最新のベタ。
最初から最後までダレずに走り抜けてくれた作品。
アメリカは『CROW（クロウ／飛翔伝説）』もそうだけど、復讐モノ好きだよね。私も好き。
ドラマあり、アクションあり、涙あり。映像美と豪華声優陣で満足度抜群。時々作画が荒い部分があったのが唯一残念賞。
1本の作品として完成しているので、やはり映画でも良かったんじゃないかな？とも思った。この路線でまた何か作ってくれたら嬉しいな。
★★★★☆(4.5)
VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた
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時代の流れなのか今期2本もあったYouTuberモノのひとつ。
私はオッサンなので世代的に付いていけないだろうなーと及び腰で観始めたが、むしろオッサンが笑える古いネットミームなども盛り込まれて最後まで楽しく観られた。
序盤こそ主人公役・佐倉綾音さんの演技力に丸投げしている部分もあったのだが、後半は次々と他キャラとの絡みが多くなってワチャワチャと賑やかになっていったのは上手い。毎週変わるEDも時々刺さるモノがあった。筋少とかハンバートとか。
正直自分は本物のVtuberに全く興味が無いのだが、このアニメに出たキャラのチャンネルがあるなら観続けてしまうかも？と思わせてくれた。それほどキャラ造型が魅力的だったという事だろう。Vの世界という狭い枠に飽きさせないよう組み立てられたストーリーも上手。
★★★★★(5.0)
しかのこのこのここしたんたん
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今期のネタ枠。ジェネリックボーボボ。
クセになるOPがYouTubeでバズりまくって注目されていたが、終わってみると「まぁ初動を活かして走り抜けたな」という感じ。
ツッコミ不在だったパリィと違ってこちらにはツッコミ役がいるのだが、一人だけ常識人みたいなポジションなので結果的にクレイジーな世界で孤立してツッコミ続ける形になってしまい、ツッコミのキレなどを高次元で求められてしまったのは残念。
序盤のスローモーション多用や中盤からのオリジナルソング連発などは、個人的には少しクドかったかも。このへんは好みが分かれるところ。
原作は高い画力を無駄遣いしたシュールギャグで通しているので、興味があったら読んで頂きたい。アニメとは違う面白さがある。…これが少年マガジンエッジとはいえマガジン系列で連載しているという謎。
ずっと『高熱でうなされている時に見る夢』のようなシュールギャグが流れ続けるので、脳を空っぽにして観るのが良い。こういう枠も心の洗濯に大切だと思う。
…おなかいっぱいになれたので、もう当分いいからね？二度はないぞ（ブレイバーンの時も言ったなこれ）
★★★☆☆(3.5)
異世界失格
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まあ話が序盤～中盤までしか進んでないので、こういう終わらせ方しかなかったよね！みたいな終わり方だった。ギャグのキレが良く、笑えて泣ける良い作品だったと思う。ずっと面白かったので満足。
さっちゃん（CV上田麗奈）にも再会できたし、残りの七堕天使の顔見せもしたしで、連載中の作品としては上手に終わったんじゃないかな。続きを観たいと思わせるストーリーなのが良い。
まだまだ原作は連載が続いているので、是非続きもアニメ化に期待したい。その際はOPが素晴らしかったので同じ路線でよろしく。
★★★★☆(4.0)
グレンダイザーU
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0D3WJ7QHX/ref=atv_dp_share_cu_r
色んな意味で話題になった問題作。
…いや、普通に面白かったよ？イマドキのアレンジも頑張ったと思うし。気になったら確かめて損は無い。
改めて振り返ると、全74話あった作品をリメイクして1クール13話に纏めようっていうのが無理スジだったなぁという印象。
人間ドラマが大切なのでドラマに時間を割きたくても、ロボットアニメなのでバンバン戦わなきゃいけない。
そもそも兜甲児や弓さやかといった有名キャラを最初から抱えなきゃいけなかったり、マジンガーZも活躍させたりスペイザーが全部で4つも出たりするんだから、とてもじゃないけど13話に収まらんよ。
貞本先生デザインの今風な兜甲児は違和感バリバリだったし、ナイーダとかカサドとかヒカルとかの扱いが中途半端だったし、コマンダーも頭数だけ増えて大きな変化が無かったし…割と愚痴が出るな。
極端な話、切れるところは片っ端から切ってたらグレンダイザーそのものにもっと尺が取れたんじゃないかな。個人的には、ルビーナとテロンナの話をもっとみっちりやって欲しかったよ。せめて2クールは欲しかったね。
リメイク物じゃないので単純比較は難しいけど、たった13話で見事にまとめて記憶に残る名作になったブレイバーンは、現代のスーパーロボットアニメとして本当に上手かったんだなぁと思う。アイツ大暴れしてたもんね。これ以上ないってくらいに。
最終話周辺には、続けようと思えば続けられる演出もあった。どうなるんだろう。そういう意味では楽しみ。
★★★☆☆(3.0)
…まだ最終回を迎えていない作品が残っているのだが、本文が長くなってしまったので一旦このあたりで投稿しようと思う。
次の投稿で夏アニメの感想は終わる予定。
秋アニメの中でどれを観ようとしているかも書きたかったのだが、夏アニメの最終回がズレ込んだのもあって書けなそうなのが残念。
それではまた、次回の更新で。
※続きはこちら
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