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ジャックジャックのデッキ備忘録⑩~遂にホーネット実装!本気の甲虫装機デッキ~

ご挨拶

どうも皆様。ジャックジャックです。
少し期間が開きましたが、久方ぶりのデッキ紹介記事です。
今年の6月からはじめ、遂に2桁目に突入の連載となりました。我ながらよく続けたもんです。
特段、2桁目に突入したからといって何かするわけではありませんが、読者の皆々様はこれからも末永くお付き合いしていただければ幸いです。

さて、話は変わり、皆様は新パック購入されましたでしょうか?当然私は購入しています。
世間はBFをブン回して局所的ィ!ハリケーェェェーン!!!などと喚いている中、私は相変わらずの逆張りっぷりを発揮して甲虫装機を最初に組みました。
甲虫装機とはざっくり言うと、モンスター同士で装備をし合い、モンスターを装備した状態あるいは装備したモンスターが墓地へ送られた場合に真価を発揮するテーマです。
つまり、カナディアと底なしが永遠の大敵となります。

しかし、BFほどではないにせよ、数枚の新カードを手に入れた甲虫装機のパワーは劇的にアップしています。
具体的には、とりあえず組んだ構築を使っただけで、あれよあれよとキングになってしまったほどです。
しかも相手は古代の機械、堕天使、召喚獣、精霊獣、ミラーという強者揃い。
往年の最強コンボこそ再現出来ませんが、OCGとは一味違ったリンクス流甲虫装機の実力を早速見ていきましょう。


デッキ紹介~甲虫装機モンスター~

甲虫装機 ホーネット

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新パックで追加された最強の蜂戦士。

ホーネットはステータスこそ低いですが、他の甲虫装機に装備された自身を墓地へ送ることで、相手フィールドのカードを一枚破壊する固有効果を持っています。
これがまあ強力で、これまでの甲虫裝機に足りていなかった除去ギミックを補い、後攻ワンキル性能の向上にも貢献します。
先程少し触れた往年の最強ムーブ・ダンセルホーネットが出来ないのは残念ですが、正直片割れだけ実装ならばホーネットの方が強いです。
先日の本気の羽蛾の報酬のURリュシオルにはガチで殺意が沸きましたが、新パックでホーネットを実装してくれたので手打ちとしましょうKONAMIさん。

甲虫装機 センチピート

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エースのムカデ戦士。

なんと一年前に実装されたミニボックスのURカードになりますが、ダンセルのいないリンクスでは現役でエースを張ってくれます。
ホーネットと違い、装備された時の効果は弱いですが、装備した他の甲虫装機が墓地に送られた際には、好きな甲虫装機カードをサーチする強力効果を有しています。
ホーネットと合わせると、相手のカードを1枚破壊しつつ好きなカードをサーチする爆アドムーブを生みます。
有用なアクセス手段がないのは残念ですが、このセンチピートを素早く引き込み、効果を使っていくのが勝利を握る鍵となります。

甲虫装機 ホッパー

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優秀なサブウェポンとなるバッタ戦士。

上記二枚に比べると汎用性は少し落ちますが、ホッパーは装備された自身を墓地へ送ることで甲虫装機モンスターのダイレクトアタックを可能とします。※この効果を使ったターン、ホッパーの効果が適用された甲虫装機モンスター以外は攻撃出来ないので注意です。
それだけ?と思われるかもしれませんが、ホーネットで突破出来ないコキュートス等を無視してダメージを与えられるのは非常に重宝します。
また、地味にステータスも高いので、センチピートが引けていない際は、このカードにホーネットを装備して戦っていきます。

甲虫装機 ギガマンティス

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甲虫装機 ギガウィービル

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キング到達のデッキの構築には入っていませんが、補足として上級甲虫装機モンスターたちも紹介しておきます。
上級甲虫装機モンスターたちの特徴は、手札から他の甲虫装機モンスターに装備出来る点と装備された自身が墓地へ送られた時に甲虫装機モンスターを蘇生する点の2つになります。
手札から装備出来てステータスアップを図れる点は評価出来ますが、今回メインで戦力とする甲虫装機モンスターたちは元々のステータスが高く、後述する装備魔法の存在も考えると、軽微な上昇値では採用は難しいと言えます。
蘇生効果についても、自身を装備した甲虫装機モンスターが戦闘などで直接破壊された場合には効果を発動出来ないので、普通に運用するには扱いずらさが目立ちます。
有効に使う場合はダブルサイクロンやオオアリクイクイアリといった能動的に墓地へ送ることが出来るカードと併用する専用構築が必要となるでしょう。

デッキ紹介~甲虫装機専用のサポートカード~

甲虫装機の魔剣 ゼクトキャリバー

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甲虫装機のサポートカードはいくつかありますが、装備カードがキーとなるテーマと言うだけあって、装備魔法であるゼクトキャリバーが最も扱いやすいです。
単純な攻撃力/守備力のアップも魅力的ですが、何と言っても、墓地へ送られた時の回収効果が非常に強力。
この効果は上述の上級甲虫装機と違い、装備した甲虫装機が直接破壊された場合でも発動出来るため、キーカードであるセンチピートを強化しつつ、破壊された後も使いまわしによるリカバリが出来ます。
また、ゼクトキャリバーは甲虫装機と名のつくカードになりますので、センチピートによるサーチも可能です。

甲虫装機の魔斧 ゼクトホーク

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こちらは新パック収録の新カードであり、1000モノ上昇値に加えてウェーブフォースなどの攻撃反応系を封殺出来ます。
しかし、ゼクトキャリバーのようなリカバリ効果は持ち合わせていないので、後続が用意出来ていない状況では、後が続かず苦しくなる時もあります。
よほど攻撃反応系が多い環境でもない限り、少々扱いづらい面もあります。

デッキ紹介~その他のサポートカード~

コンセントレイト

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出ました。現在最も物議を醸している問題児カード。
専ら召喚獣関係のデッキで猛威を振るっていますが、ホッパーによる直接攻撃ギミックを有する甲虫装機とも非常に相性がいいです。
しかもゼクトキャリバーを装備した甲虫装機へのコンセントの使用は、元々の攻撃力+元々の守備力+1600の値になるので、1ターンキルも余裕で狙えます。
ゼクトキャリバーはセンチピート経由でサーチ出来るので、センチピート+ホッパー+コンセントレイトが甲虫装機のチンパン手札になります。
ホーネットが実装されたため甲虫装機を使いましたが、キング昇格への5連勝中4回はダイレクトコンセントワンキルを決めて勝っていますので、それほどに強烈なシナジーを持つテーマ外サポートカードです。

おろかな埋葬

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そして最後に、忘れてはならない汎用サポートカードがおろかな埋葬です。
甲虫装機は墓地からも装備が出来るため、おろかな埋葬は実質、状況に合わせてホーネット/ホッパーをサーチするカードと変わりません。
甲虫装機モンスターは単体では機能しない性能なので、こうしたカードも採用して手早く布陣を整えていきましょう。



……え?おろかな埋葬は制限カード?
というか、リンクスには実装すらされていない……?



………



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あるじゃない!ネオス・フュージョン!!


デッキ構築

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というわけで。キング昇格に使った構築とは少し変え、ネオス・フュージョンの投入でホーネットへのアクセス手段を増やしつつデッキパワーを底上げました。
これにより、上述のコンセントワンキルだけではなく、センチピート/ホッパーとブレイブネオスによる総攻撃力4000以上+ホーネットによる除去というワンキルルートも生まれてきます。
リミットがかかってなおネオス・アレルギーが完治していない方には申し訳ないですが、今回は実質おろかな埋葬枠として、ネオス・フュージョンを使って行こうかと思います。

スキルに関しては、特に特定のキャラクターのスキルが非常に相性良いといった事情もないので、汎用性の高いスリカエとしています。
ホーネットを墓地へ送る手段にはネオス・フュージョンがありますが、有用なサーチ・リクルート方法が乏しいセンチピートへのアクセスは課題になります。
スリカエは1000ライフさえ減れば即座に手札交換が出来るので、そういった意味でセンチピートへのアクセス手段が増えることとなります。

甲虫装機関連とネオス以外の汎用枠にはコズサイと底なしを採用。
コズサイに関しては言わずもがな、バックを飛ばしてワンキルをしやすくなることに加え、スキル発動のトリガーにもなるため好相性です。
底なしはウェーブフォースと入れ替わる形で投入していますが、理由は主にBFとかいう鳥野郎集団を潰すためです。
と言っても、甲虫装機はホッパーを介したダイレクトアタック戦術でも戦えるので、相手モンスターを置き物にしたままに出来る底なしは甲虫装機と中々相性がいいです。
ハリケーン?魂で無事を祈れ。

デュエルパート

基本ムーブ

#デュエルのリプレイ #デュエルリンクス
https://duellinks.konami.net/att/0275f6610eeb23deb63c8306f713a5296a3781c8f8

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それではデュエルパートです。
最初は基本的な勝ち筋である後攻ワンキルを狙っていきましょう。

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センチピートを召喚し、ホーネットを装備。
そしてホーネットの効果で自身を墓地へ送り、相手の裏ガエルを破壊します。

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そして装備されたホーネットが墓地に送られたことをトリガーに、センチピートの効果も起動します。
今回デッキからサーチするのはゼクトキャリバーです。

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そして手札からコンセントレイトを発動。
ゼクトキャリバーの強化値のおかげで、攻撃力は4400にも昇ってフィニッシュです。
今回はホーネットを絡めたワンキルルートでしたが、似たような動きはホッパーを引いていたとしても実現出来ます。
普通に戦うこともある程度可能ですが、こうしたダイレクトアタックからの一撃必殺で相手を葬る立ち回りが、今回の甲虫装機デッキの基本的なムーブとなります。

VSスタンバイ召喚獣

#デュエルのリプレイ #デュエルリンクス
https://duellinks.konami.net/att/025ee45790589d9966b099e0da7cb6445519a278ff

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それではデュエルパートです。
今回はネオスを絡めたパターンになります。
しっかりとセンチピートも引き、さらに底なしとコンセント2枚も引く理想的手札です。

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甲虫装機は先行で特に動くことがありませんが、ホーネットを用意しつつ破壊耐性持ちのネオスを立てられるのは大きな強みです。
また、今回は防御札がしっかり引けている点と、攻撃力1900の岩戸程度しか召喚しなさそうな杏子だったのでセンチピートまで出しました。
ホーネットを装備すると、地味にセンチピートの攻撃力は2000を超えます。

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こいつ舐めてますな。
ホーネットを装備した甲虫装機がいる盤面で、随分と消極的な動きです。
甲虫装機の恐ろしさ、とくと味合わせましょう。

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まずはホーネット効果で一枚破壊。
チェーンしてエネコンを打たれます。

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やっぱり舐めてますね。
この場面で奪うのがブレイブネオスとはあまりにも怠惰です。
このターン、センチピートはまだ効果を使用していないので、再びホーネットを装備出来ます。
そして、ホーネットの破壊効果はターン1制限がありません。

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ホーネットの効果でもう一枚のセットカードも破壊します。
さらにセンチピートの効果もターン1ではありませんので、後続のセンチピートとゼクトキャリバーまで用意します。
ホーネットを手に入れた甲虫装機の進撃は止まりません。

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もう一体のセンチピートも召喚し、三度ホーネットを装備して裏切り者を処刑します。
そしてセンチピートにゼクトキャリバーをつけることで、総攻撃力は丁度4000。
コンセントを使うまでもなくフィニッシュです。


VSクリストロン

#デュエルのリプレイ #デュエルリンクス
https://duellinks.konami.net/att/064520b25834a068ff43931a69889fd1155e08b7a6

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最後は先行時にネオスがない時のパターンです。
ネオスがない場合は特にやることがないため、底なしとホッパーを伏せてターンを返します。
ここで注意が必要なのは、甲虫装機はフィールド上の甲虫装機を装備出来ないため、下手にフィールドに残ってしまうと装備が出来ず動きづらくなることがあります。
かといってノーガードエンドも不安ですので、先行については相手がワンキル出来そうなデッキかどうかを見極めて動いた方がよいでしょう。
今回は底なしもあり、相手は30枚の海。後の祭りですが、センチピートにゼクトキャリバーとホッパーを装備してターンを返した方が良かったかもしれません。

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相手はクリストロンであり、初動からガンガン動いてくるデッキではないためホッパーは伏せる必要がありませんでしたね。
シトリィはとりあえず埋めておきましたが、センチピートに装備出来る甲虫装機がいないのは辛いです。

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そんな時に便りになるのがスリカエです。
コズミックサイクロンで海を飛ばしつつ、スキル発動でホッパーを引き込みました。
戻したゼクトキャリバーはどうせセンチピートでサーチ出来るので、スキルのコストにも無駄がありません。

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ホッパーを自身の効果で墓地へ送り、センチピートのサーチを起動します。
ゼクトキャリバーでもいい気はしますが、せっかくなのでホーネットを引いておきましょう。

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ホッパーを反転召喚し、ホーネットを装備してスモーガーを破壊していきます。

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しかし、ノーガードは流石にまずかったのか、ブリューナクであっさり布陣が崩壊してしまいます。
もっとも、手札バウンス程度なら次ターンにまた召喚すればいいだけなので、被害は軽傷です。

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ホーネットを介せばブリューナクを倒せますが、今回は一気に勝負を決めるためホッパーを装備します。
一枚はスモーガーでサーチしたインパクトだと確定していますし、クリストロンは魔法罠の防御札は少ないイメージなので、このままダイレクトアタックをする方が勝利への期待値は高いと判断しています。

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決まりました。
ウェーブフォースをぶちかまされてオチ的なものも若干期待していましたが、普通に通って特にコメントをすることがない……。
とりあえず。やっぱりダイレクトアタックは最高だぜ!


総括

というわけで、記念すべき第10回はキング達成にも使った甲虫装機デッキの紹介でした。
甲虫装機がリンクス次元に降り立ったのは約一年前。
その頃から超進化の繭を使ったりして遊んでいましたが、ホーネット実装により、環境でも十分戦える一線級のデッキとなったのは感慨深いです。
今回のメインボックスはBFばかりが注目されていますが、もしもダンセルホーネットが実現出来ていれば、間違いなく甲虫装機も環境に入っていたでしょうね。
次こそは本気の羽蛾に本気を出してもらいたいものです。

それでは今回はこの辺りで締めたいと思います。
ゲームの方ではKCカップが開催されていますが、皆様、世界目指して共に頑張りましょう!

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