ジャックジャックのデッキ備忘録⑮~混沌の次元へ~
どうも皆様。ジャックジャックです。
久し振りに強くて面白いデッキが出来たのでnoteを書きます。
そう。今回はTwitterにも投稿しましたが、ライトロードとカオスモンスターを混合したライトロードカオスデッキを使います。
思いつきで組んでみたのですが、これが中々どうして滅茶苦茶回って面白い。
上級・最上級がデッキの1/3を占めるヘビー級デッキですが、手札・墓地・除外・エクストラデッキから縦横無尽に3000クラスのモンスターが次々出てきます。
たとえ環境デッキが相手だったとしても物量と豊富な除去で押し切ることもしばしばあります。
ライトロードを使ったデッキは既に色んなタイプが開発されていますが、今回はライトロードを初動とし、除外を絡めた大型モンスターたちの攻勢による新感覚デッキをご紹介しましょう。
デッキ紹介~メインギミック~
混源龍レヴィオニア
ご存じ貴族専用のパワーカード。
墓地の光と闇属性モンスターを除外することで特殊召喚され、除外したモンスターの属性によって蘇生・ハンデス・2枚選んで破壊が出来ます。
ただし、このデッキは光属性と闇属性がバランスよく入っているため、前者2つの効果は中々使わなかったりします。
2枚破壊だけでも十分すぎるほど強いですが、後述の除外を使ったコンボの起点としても重要な役割を担います。
ちなみに採用枚数は画像の通り宗教上の理由です。
カオス・ベトレイヤー
先日のイベントで新登場したカオスモンスターです。
ゴルドはガチャから1枚も出ませんでした。
自身が墓地に存在する時、同名以外の光と闇属性を除外して自己蘇生する効果を持ちます。
更に自己蘇生時に相手の墓地のカードを除外出来る効果が地味ながら強力。
不知火の妖刀を除外出来るので、対不知火戦で非常に頼りになります。
積極的に墓地へ送っておきたくはありますが、上級ゆえに手札に来ても事故るので枚数は2枚程度で十分です。
聖戦士カオス・ソルジャー
最後のカオスモンスターは昔懐かしの聖戦士です。
レヴィオニアとベトレイヤーで豊富に光・闇属性が除外されるため、効果の発動は容易です。
除去持ちで打点も3000あるので、現環境でも十分使える強さを持っています。
最上級モンスターなのでアドバンス召喚をすることは少なく、レヴィオニアやベトレイヤーで除外した後、後述のカードで特殊召喚して行きます。
D・D・R
3種のカオスモンスターととても相性がよく、D・D・Rがこのデッキでは大活躍してくれます。
レヴィオニアやベトレイヤーは出せば必ず光・闇属性が複数除外されるため、一緒に除外したカオスソルジャーを帰還させて効果を発動させていきます。
無論、一度使ったルミナスを回収することも戦術として強力です。
また、地味に発動コストとして捨てる一枚が手札で溜まっている上級やタスケルトン等を落とせる点も優秀です。
デッキ紹介~ライトロード関連~
光の援軍
最早説明不要のThe・初動。
レヴィオニアの特殊召喚やベトレイヤーを蘇生するためにも、墓地を積極的に肥やしていきましょう。
ライトロード・アサシン ライデン
コイツも説明不要。
墓地2枚肥やし、レベル4チューナーと最強のライトロードモンスターです。
仮に光の援軍がなくても、ライデンを突っ立てるだけで初動になります。
次のリミット3候補と言ったところでしょう。
ライトロード・サモナー ルミナス
ライデンのお供。
援軍でライデンを落とし、レベル7シンクロに繋げるのは親の顔より見た黄金ムーヴです。
このデッキでは、手札に溜まりやすい上級を墓地へ落とせるのも魅力的。
ライトロード・アーチャー フェリス
通常召喚は出来ませんが、レベル4のライトロードチューナーなので4枚目のライデン感覚で採用しています。
こいつを1枚差しておくだけで援軍からの7シンクロの確率が高まるのでオススメです。
ソーラー・エクスチェンジ
初動になりつつ2ドローでキーカードを引き込めるため、ソーラー・エクスチェンジはフルで積んでます。
どうでもいいですが、2ドロー出来るカードって心躍りますよね。
デッキ紹介~シンクロモンスター~
ライトロード・アーク ミカエル
7シンクロで単体除去が出来る貴重なシンクロモンスター。
しかも除外かつディスティニー・ドローの補助も出来るので小回りが利きます。
素材縛りがなければブラロよりも強い7シンクロだと思っています。
フォーチュン・レディ エヴァリー
ルミナスが魔法使い族なので、エヴァリーも当然採用されます。
対象取らない除外なので、最近登場したフェイバリットネオスにも強いです。
しかし、除去が遅いので最近はあっさりバウンスや除外されて消えていく印象ですが……
DDD疾風大王 エグゼクティブ・アレクサンダー
ミカエル、エヴァリーに次いでDDD疾風大王エグゼクティブ・アレクサンダーまではエクストラデッキの確定枠と考えています。
声に出して読みたいのでフルネームで呼びました。
DDデッキではないため単なる3000打点モンスターですが、守備で蘇生したベトレイヤー+ライデン、効果を使って攻撃出来ないレヴィオニア+ゾンビキャリアでシンクロ召喚出来るので、詰めの一撃として非常に重宝します。
サイフレーム・ロード Z
ゼータはエヴァリーと使い分けで、先行で立てるシンクロモンスターです。
単純な防御性能では相手ターン中に妨害が出来るため、こちらに軍配が上がります。
ブラックフェザーやHEROによく効くので、除去して一気にワンキルを狙ってきそうなデッキ相手の時にシンクロ召喚していきましょう。
A・BF -神立のオニマル
オニマルは効果を使ったレヴィオニアをアタッカーに変換するため入れています。
破壊耐性効果も持っているので地味に使いやすいです。
ブラック・ローズドラゴン
最後の一枠はブラロを置いています。
……が、このデッキはレヴィオニアやカオスソルジャーでガンガン除去出来るため、実際出番はかなり少ないです。
デッキ紹介~その他のカード~
ゾンビキャリア
ライトロードの墓地肥やしと相性のいいチューナーは、墓地を肥やせるジェットシンクロンやバルブが良かったりしますが、このデッキはゾンビキャリアが相性いいため採用してます。。
闇属性である、10や12といったシンクロの調整が取りやすい、デッキ切れを防ぐ、蘇生したゾンビキャリアをリリースすればそれだけでカオスソルジャーのコストが出来る、と小回りが利いて使いやすいです。
クリボール
タスケルトン
タスケルトンとクリボールはこのデッキの数少ない防御札です。
カイトロイドを入れていないのは、レヴィオニアやベトレイヤーで使う闇属性の水増しのためです。
特に目新しいカードもないので、カードの紹介はこの辺りにしておきます。
構築についてはなるべくDDRを引き込んでコンボを狙っていきたく、30枚にして芝を刈っても滅茶苦茶強い動きになるわけではないので、ライトロード系統のデッキにしては控えめなデッキ枚数としています。
ただし、カイトロイドやクリボールの防御札を増やすようなカスタマイズは全然ありだと思います。
ちなみに、スキルのディスティニー・ドローでなくてもいいです。
相性のいいスキルが特になかったための採用しただけです。
しかし、引けば一発逆転出来るカードは多々ありますし、24枚の闇遊戯だとES召喚獣あたりに偽装出来るメリットはあります。
デュエルパート
VS不知火
https://duellinks.konami.net/att/0156515d1552d2d269d542284521d3f7397915d43f
今回は久し振りにデュエルパートをやっていきたいと思います。
相手はレベル上昇不知火です。
本当なら光の援軍かソーラーエクスチェンジを初動とし、エヴァリーかゼータをシンクロ召喚したいですが、今回はライデン腕組みエンドです。
上手くフェリスが落ちてくれ、壁2枚+クリボールでワンキル率はかなり低い布陣となります。
不知火側はいつも通りの上昇で炎神を出してきますが、クリボールでいなします。
トップのドローはレヴィオニア。
この時点で手札、フィールド、墓地が潤沢に揃っているため色々な選択肢があります。
そこで今回は、あえてレヴィオニアを温存しつつ別のプランで相手の布陣を剥がしていきます。
まず、墓地のベトレイヤーを蘇生。
これでついでのように妖刀不知火を除外するのが本当に強い。
仮にこのターン仕留めきれずとも、相手の返しを大きく阻害出来ています。
そして、カオスソルジャーをアドバンス召喚!
フェリスではなくライデンをリリースしたのは永遠の謎。
特殊召喚ではないため煉獄の落とし穴は効かず、あらかじめベトレイヤーで除外しておいたモンスターを利用して炎神を除外していきます。
当然、向こうの破壊耐性は除外なので関係ありません。
後ろは弩級部隊でしたが、おかげで2除去出来たのでよしとします。
そして、温存していたレヴィオニアを特殊召喚。
効果は使わず、このままフェリスと殴ってフィニッシュです。
……とはいかず、クリボールで防がれました。
もっとも、相手はフィールドにカードなし、墓地に妖刀なしなので、返しの動きはかなり制限出来ております。
デスサムライでレヴィオニアを破壊され、墓地に再び妖刀を置かれてしまいますが、次のドローで影の主役、DDRをドロー出来たので勝負はもう決まりも同然です。
DDRを使ってカオスソルジャーを帰還させ、その効果でデスサムライは除外します。
デスサムライの効果で後続は呼ばれてしまうものの、不知火の下級はたかがしれているためあまり怖くありません。
上手いことに相手が物部を攻撃表示で立ててきたためこのままではワンキル出来ませんが、カオスソルジャーの効果で墓地へ戻したベトレイヤーを再利用することが出来ます。
蘇生後、再び墓地に送られた妖刀を除外しつつ、フェリスと一緒にシンクロ召喚していきます。
光と闇が交錯する次元から出でよ!疾風迅雷の剣技をもって、混沌の世界を制す覇者となれ!
シンクロ召喚!!レベル7!DDD疾風大王エグゼクティブ・アレクサンダー!!
このように、守備表示のベトレイヤーを3000打点に変えることが出来るので、エグゼクティブ・アレクサンダーは必須級に採用したいです。
カオスソルジャーとアレクサンダーの総攻撃力は6000。
仮に相手がライフ満タンだったとしても、4500ダメージでワンキルです。
これ以上クリボールは隠し持っていなかったので、このままフィニッシュです。
VSライトロード
https://duellinks.konami.net/att/04e91b543cc8a358d6576df8268a3e86c5ed3a2525
このデッキは手札さえ揃えば後攻ワンキル能力も十分持っており、次はその展開をやっていきます。
ちなみに手札はあまりよくありません。
ゾンビキャリア・タスケルトン・ベトレイヤー・カオスソルジャーはなるたけデッキに眠っていてもらいたいものです。
こういう時にソーラーエクスチェンジが便利であり、2ドローでレヴィオニアとルミナスという強力すぎる手札となりました。
相手の墓地にカイトやタスケルトンの類はなく、手札誘発さえなければここから一気にまくっていけます。
まずはルミナスを召喚し、先程ソーラーエクスチェンジで墓地へ送っておいたフェリスで7シンクロをしていきます。
超速のサーキットを駆け抜け、次元の彼方から現れよ!
シンクロ召喚!!レベル7!PSYフレームロード・Z!!
ここはカイトロイドを相手が所持し、ターンが帰ってしまった場合に備えてゼータをシンクロ召喚してきます。
こうすることで、相手の特殊召喚モンスターを除去 or 守備表示を強制出来るため抑止力としてかなり強力です。
お次はエヴァリーを撃破していきたいところですが、レヴィオニアは効果を使いません。
前のスクショを見ればわかりますが、ソーラーエクスチェンジの発動時にカオスソルジャーが墓地へいるので、レヴィオニアはそれを除外する役割として出しました。
そして手札にはDDR。
先の不知火戦と同じく、これでカオスソルジャーが帰還してきます。
実に壮観な眺めですね。
僕はこういう布陣が築ける手札・落ち方になるのを徳を積んでいると表現しています。
たった1ターンで3000打点二体、妨害効果持ちのシンクロモンスター1体というヤバすぎる布陣です。
レヴィオニアの効果を発動していれば、カオスソルジャーと合わせて3除去も打てているのが驚異的ということがよくわかるでしょう。
そして、更地になった盤面に攻撃。
カイトロイドはともかく、これでクリボール1枚ぐらいあったとしてもワンキルです。
他の参考リプレイ
VS水晶機巧
VS月光ネオス
VSサンダードラゴン
VS HERO
VSエレメント召喚獣
総括
今回のnoteは以上となります。
このデッキは大型モンスターが非常に多く、手札から捨てるギミックがルミナスとDDRしかないので、安定感は純構築寄りのライトロードに軍配が上がると思っています。
しかし、回った時の強さは環境デッキ相手でも引けを取らないのはリプレイの通り。
特に現環境ではカオスソルジャーの除外と3000打点が滅茶苦茶句強力に刺さります。
ライトロード系統のデッキを好み、バリエーションを増やしたいなと言った方の参考になれば嬉しい限りです。
それでは。次は第16回のデッキ紹介でお会いしましょう。