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現状に感謝

ごらん頂きありがとうございます


ある書物の物語。


ある村の粉屋の話。


ある村に粉屋の男が働いていました。来る日も来る日も粉を練っていました。妻と子の3人で暮らしていました。


ある日粉を買った一人の人と雑談をしていました。


旅にでて靴を枕元に置き、朝起きて靴の向いている方向に歩いていくとパラダイスがあるという言い伝えがあると




「パラダイスをさがしてみよう」


男は粉を練っている日々の人生に嫌気がさし、妻に何も告げず、子供を置いたまま旅に出ました。パラダイスを求めて。


そして言い伝えどおり夜枕元に靴を置き寝袋で寝ました。朝起きると靴は風で倒されたり、小動物にけられたりして靴が動かされていました。



男は靴が向いている方向に歩いていきました。


何日も、


何十日も、


そしてとうとう一つの村に着きました。パラダイスにしてはみすぼらしい村でした。


村の中に入ると、何か見たことあるような光景が広がっていました。


すると聞いたことのある女の声と子供の声が聞こえていました。


その家は粉屋で門をくぐると妻と子供にそっくりな親子が暮らしていました。女は男を見ると「よく帰ってきたわね。お帰りなさい。」と


ここはパラダイスに違いない。


男は置いてきた妻と子供には申し訳ないと思ったが、このパラダイスで一生暮らしていくことに決めました。そして男は昔と同じように来る日も来る日も粉を練って、その親子と平和に暮らしました。



さて、この話は何を伝えようとしているのでしょうか?



幸せは別の場所にあるのではなく、今いる場所、今ある環境に感謝して全力をつくす。とらえ方は人それぞれです。幸せはとらえ方で変わります。人間はどんな状況でも幸せの意味づけはできるのです。



あなたがこの物語から何を感じるか。



答えはありませんが、



私の中では


今いる環境に感謝して全力をつくす。


と感じました。



感じ方はまた人それぞれですので、何か感じとってみて下さい。



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じゃっきーひで
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