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百寿コンシェルジュは人生100年時代の老い先案内人

今回からは、百寿コンシェルジュという、老後支援のプロフェッショナルとしての生き方を紹介していきます。シニアビジネス究極のひとり起業モデルのお話です。

百寿コンシェルジュを一言でいうと、シニアの円滑な老後をさいごまで丸ごと応援する「老い先案内人」です。100歳以上の人が10万人をも突破しようとする超々高齢国家ニッポン。私たちは、長生きしなければいけない時代を生きています。それは決して不老長寿ではなく、長生きゆえにさまざまなリスクを背負わされた、苦しきことのみ多かりき時代です。

実際の地域社会に目をやれば、役所も子どもも当てにできず、誰に相談すればいいのかもわからぬまま、悩みを抱えながら暮らしているシニアがたくさんいます。忙しいお子さん世帯に代わり、身内のように寄り添いながら老いの問題を解決して差し上げたい…。そんな思いを共感してくれるあなたであれば、ここから先は真剣に読んでほしいと思います。

はじめにお断りしておきますが、百寿コンシェルジュというプロフェッショナルは、実際の介護・介助には携わりません。地縁のあるエリアで拠点を構え、講座やイベントを開催しながら会員を募り、シニア世帯からの電話相談や個別支援に応じる仕事です。

ついでに言っておくと、バーチャルオフィスでも差し支えありません。仕入れもなければ在庫もなし。オフィスも社員も残業も、全部なしでノー・プロブレムです。

シニアを相手にする相談ビジネスですから、向き不向きもあると思いますが、以下のような方たちであれば、スムーズに対応していけると思っています。

まずは、サービス業で接遇接客の経験があり、笑顔と笑声(えごえ)に自信のある方。是非とも、相談者とご家族に希望と勇気の光を投げかけてあげてください。スタバ、ブックオフ、ユニクロ、マクドナルド・・・等でのアルバイト経験者はウェルカムです。

つぎに、医療福祉系の資格をお持ちの方。具体的には、訪問看護師、MSW、OT・PT・ST、介護支援専門員、相談員、介護職のみなさん。上司に指示される受け身の仕事ではなく、相談者のために善かれと信じることをトータルにコーディネートして差し上げてください。

さいごに、企業の管理職経験者。相談者の暮らしを少しでも改善すべく、そのマネジメントスキルを発揮してほしい。サービス関係者やご家族等、相談者を支えるチームでそのリーダーシップを発揮してほしい。病医院や介護事業者や行政職員とのさまざまな折衝において力を発揮してほしいのです。

ただし、年齢的なことはやむを得ませんが、心身ともにフレッシュなことが条件となります。

百寿コンシェルジュの理想年齢は、40代半ばまでです。ギリギリの線で50代半ばまで。それ以上になってしまうと、相談する側が心配になってしまいますからね。

逆に、若い分には学生でも問題ありません。むしろ、在学起業・新卒起業も想定しているくらいです。シニア世代から可愛がられるという意味で、社会人デビュー前の人たちは大歓迎です。

これらは、あくまでも一例です。社会人経験もそうですが、医療とか福祉とか法律とか、知識ゼロでも大丈夫です。シニアによくある問題それぞれについて、問題解決手順は仕組化してありますので、認定講座さえ修了していただければ何ら問題はありません。

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