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お困りごとホットラインをベースにした百寿コンシェルジュのオペレーション

シニアビジネス究極のひとり起業モデル、安心老後のパートナー『認定資格・百寿コンシェルジュ』のオペレーションについて書いてきました。

今回は、百寿コンシェルジュが提供する各種サービスの基盤となる、年中無休電話相談サービス『お困りごとホットライン(通称:コマホ:)』のお話です。

お困りごとホットライン(コマホ)は、私がもっともこだわった点です。2006年にNPOを立ち上げた時からわかっていたのですが、地域シニアのみなさんと会話を重ねるなかで、自治体の窓口の使い勝手の悪さが浮き彫りになっていたためです。平日の8時30分から17時15分までの間しか対応してくれないこと、複数の窓口を回らねばならないこと、必ずしも対応のいい職員ばかりではないこと等、いざという時に頼りにならないというのがシニアの自治体に対する評価だったのです。

だからこそ、私は24時間365日に固執したわけです。興味深いのは、実際にやってみると、21時から翌9時まで(私どもでは、これを夜間時間帯として定義しています)の時間帯にかかってくる件数は、会員が100名の場合でも月に2~3件です。会員のみなさんによると、「何かあったときに気軽に相談できるひとがいるという安心感こそが大きい」ということなんですよね。保険的意味合いが強いわけです。多くの場合は、「こんな夜中に起こしちゃったら駒場さんに申し訳ないから、明日の朝まで電話するのを待とう」と、こちら側に配慮してくださることも多いです。

そもそも、命に関わるような重大な事態になったとしたら、119番や110番に電話するわけですからね。百寿コンシェルジュとしては、むしろ、正しい救急車の呼び方をガイドしてさしあげることのほうが重要です。

もちろん、これから百寿コンシェルジュになってくださるみなさんには、年中無休で電話対応してもらうことは考えていませんからご安心を。ご要望があれば、土日祝日や夜間、年末年始や夏季休暇期間等の電話相談対応については、私どもが代行させていただきます。当該時間内にかかってきた電話が百寿グループが提携しているのコールセンターに転送されるようにしておいてください。一旦こちらで受けてから、緊急性がないと判断すれば翌朝、みなさんにLINE・メールまたはファクス、あるいは、あらかじめ取り決めた方法で連絡させていただきます。

ちなみに、認定講座修了後、百寿グループの一員になっていただくことで、休日夜間電話受付代行の他、業務ヘルプデスク、ブラッシュアップ研修、マーケティング代行、デビューイベントプロデュース等の経営サポート。さらに、イベントネタ、地域の事業者へのアプローチガイド、集客ツール、百寿グループ作成ドキュメントの二次使用、百寿グループ商標権等が提供されます。

さて、会員からの相談によっては、医師の他、弁護士、司法書士、行政書士、税理士等は紹介できるようにしておきたいものです。医師はともかく、一般人にとって弁護士や税理士の敷居は高いものです。だからこそ、老い先案内役であるあなたが相談者の視線で橋渡ししてあげてほしいのです。

百寿グループの顧問弁護士・税理士、提携医師ネットワークをご利用いただけることはもちろんですが、みなさんの活動地域でも弁護士と医師はツテを作っておくことをお奨めします。

併せて、実際に専門家の稼働が発生すれば、それは相談者と各専門家との間で別途契約が必要となります。相談者に対しては、そのことを事前にしっかりと理解させておく必要があることは言うまでもありません。

いかがでしょうか?                         老い先案内役としての活動イメージが湧いてきましたか?

百寿コンシェルジュのオペレーションは、みなさんの活動地域のデータベースさえ準備しておけば、極端な話、定職を抱えながらでも、携帯電話一本で実践できるものです。現在のお仕事に過度な負担をかけずに、可能な範囲で副業という形で地域に貢献いただくことも可能です。

老い先案内役であるみなさんの力で、ひとりでもいいから、悩みを抱えながらも誰にも相談できず悶々としている方たちを勇気づけ元気づけてあげてほしいものです。そしてこの活動の積み重ねこそが、地域におけるみなさんの認知度を高めていくことに他ならないと考えています。

残念ながら、医師も弁護士も聖職者も税理士も、一般大衆層のシニアの気軽な相談相手にはなり得ません。私たちは、幅広い知識と人脈を持って、シニアが直面するであろうさまざまな問題を一緒に考え、解決への糸口を提示してさしあげられる唯一無二の存在を目指しています。

この考え方に賛同いただけるみなさんは、是非とも、百寿コンシェルジュの輪に加わってください。

私どもも、おかげさまで、全国から多くの相談が寄せられるようになりました。現在は5人の専門職が輪番制で夜間対応をしていますが、より迅速で柔軟なサービスとするためにも、拠点拡充が急務です。

2019年に『認定資格・百寿コンシェルジュ』を創設し、2020年からは、全国に校舎を持つ資格取得予備校LEC(株式会社東京リーガルマインド)との業務提携をしたものの、新型コロナの影響でいきなりの休講。その影響は2021年8月現在も続いています。昨夏より通信講座をスタートしましたが、認定講座修了後、百寿グループに加わっていただいた方は、まだ13名にすぎません。目標である100名体制迄、ひと踏ん張りも二踏ん張りもしなければなりません。

でも、逆に言えば、ウィズコロナ下での働き方を検討中の方たちにはラッキーです。百寿コンシェルジュは、完全なる先行者利益型&売り手市場型のビジネスモデルです。みなさんの地域で真っ先に手を挙げてくれたあなたが、断トツに稼ぐことができるからです。未経験でもノー・プロブレムです。

認定講座の中に「シニア援助技術」というパートがあるのですが、そこでは、過去15年間にコマホに寄せられた1万件超の相談内容を整理し、その問題解決手順を完全仕組化したものを習得していただきます。これが、未経験でも問題ないという根拠です。

シニアの悩みというのは、富裕層でも、そうでなくても、そんなには変わらないものです。つまり、相談テーマのランキングトップ10についての対処法さえ理解してしまえば、90点レベルのアウトプットは難なく手にすることができるのです。

老後の想定課題毎の問題解決手順を完全仕組化したことこそが、百寿コンシェルジュの専売特許です。まさしく、老後の問題解決のスタンダードです。シニアの悩みを解決しようと思ったときに、まずは、どんな選択肢があるのか。それぞれの選択肢について、どのような順序で、どこにコンタクトして、だれに会って、何を話せばいいのか。ここのところさえキチンと習得しておけば、会員からいかなる相談を持ちかけられても、まず問題ありません。もしも忘れてまったり、まったく質のちがう相談が来たりしたときには、電話一本してくれればヘルプデスクサポートがありますから安心です。

どうですか? イケそう感が出てきたのではないでしょうか?

いまのお仕事の傍らでできる範囲のことからで構わない。自分たちが対応できない場合は私の方に振っていただいて構わない。運営上で困ったことが生じたら24時間いつでも携帯を鳴らしてもらって構わない。そんなサポート体制をご用意しますので、「とりあえず、できる範囲のことからやってみよう」という感じで、肩の力を抜いてスタートしてください。

百寿コンシェルジュは、私がこれまでに行ってきたシニア相談対応のノウハウをしくみ化したビジネスモデルです。2024年末までに100名の同志の輪を広げ、年に1~2回は、全体で集まってなにかイベントをやったり、定期的に集って情報交換や情報共有をやったり……。そんな夢を描いています。

さて次回の記事では、シニアビジネス究極のひとり起業モデル『百寿コンシェルジュ』になるための費用についてお話ししていきます…。

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