見出し画像

百寿コンシェルジュの紹介(4)

今回ご紹介するO.Sさんは、私どもが毎年夏に開催している「おとなの㊙サマースクール」でアルバイトをしてもらっていました。例年、就職が決まった大学生を4~5名募集してたんですよね。孫世代との交流をシニアも喜んでくれたし、学生さんも(結構な時給だったので)楽しんでくれてました。

そんな中、彼女はまだ2年生だというのに応募してきて、様子を見ていると実に屈託のない笑顔で、それにシニアの表情の変化に敏感だった。講座中にトイレを我慢していた人に真っ先に気づいてくれて、誘導していってくれたんですよね。あれには感動しました。

そんなわけで、卒業したらウちに来てほしいな…と、ずっと思っていたのが現実になって、私としてもうれしい限りです…。


★O.Sさんのプロフィールを教えてください。
大学4年生です。ほとんど学校へは行っていませんが(笑)。コロナを言い訳にするわけじゃないんですけれど、就職は決まっていません。緊急事態宣言下なのに、朝夕の電車が混んでたりするのを見ると、従来のような就職はしたくないと思っていて、以前から夏休みにアルバイトをさせていただいていた百寿グループでお手伝いをさせてもらっています。

★百寿コンシェルジュを知ったきっかけと受講動機は?
大学2年の夏休みから、アルバイトでイベントに携わってきました。その後、シニア会員向けのリレーションシップ・マネジメントや動画制作等もやらせていただくなかで、3年生になる前の春休みに受講しました。元々タイミングがきたら資格を取ろうと考えていたので、当然の成り行きでした(笑)。

★実際に受講してみた感想は?
大学の講義なんて問題にならないくらいサイコーに楽しかったです。特に心理学とコミュニケーション技法は人生全般に役立つ話ばかりで、全人生でいちばんの財産になりました。認定講座の終盤には、シニアの方を相手にカウンセリングのロールプレイがあるのですが、机上の学びと実践のギャップを痛感させられました。同時に、場数こそがスキルアップに繋がるのだということを実感しました。なので、スキルレベルが未熟でも、とにかく実践する以外ないんだっていう前向きな自分に生まれ変われたように感じています。本当にドラマティックで刺激的な講座でした!

★今現在の活動について教えてください。
コロナ禍の影響で、百寿グループもYouTubeやTikTok等を用いた情報発信に取り組み始めました。そうした動画まわりの仕事をしながら、本部から振っていただいた相談案件を担当させていただいています。実質的には、月間に10日のペースです。ワークライフバランスが超々いいので、卒業しても百寿コンシェルジュとして活動していきたいなぁ~と思っています。

★百寿コンシェルジュとして、実際にどれくらい収入を得られてますか?
資格取得後から百寿グループ本部で非常勤契約をしていただいていましたので、2020年度は200万円くらいです。今年になってからは、百寿コンシェルジュとしてのお仕事も紹介していただいていて、バイト代とは別に、これまで半年で120万円の収入があります。仕事の内容は、終活リスク診断と認知症予防セッションのアシスタントが中心になっています。

★百寿コンシェルジュになって良かったと思うことは何ですか?
いろいろあるのですが、大きいのは3つです。まずは、コスパがいいこと。次に、大勢の人から「ありがとう」って声をかけてもらえること。そして、これまでの人生で決定的に抜け落ちていた、一般教養とかいろいろな分野の知識を学べること。認定講座の段階で感じていたことですが、予想をはるかに超えて勉強になることばかり。新しいことを習得する喜びを知ってしまったら、もう以前の怠惰な暮らしには戻りたくないですよね、マジで(笑)。

★百寿コンシェルジュとして、特に印象深い出来事は?
本当にびっくりしたことがふたつあります。ひとつは財産承継の家族会議に同席させていただいた時に、みなさん涙ながらに手を取り合う光景を見て、親子の絆みたいなものを実感として理解できたこと。親の施設さがしの相談に来られた方が自分を責めるような発言をしていたのに対して、理事長の言葉で納得されて、すがるように泣きじゃくりながらお礼の言葉を繰り返していたこと。他にもありすぎて、語りつくせません!

★百寿コンシェルジュを目指す人にメッセージを。
在学起業や新卒起業が増えてますけど、ほとんどがネット起業です。でも、オンラインビジネスに抵抗があったり、テクニカルが苦手だったりする人もいるはずです。そんなみなさんは、是非一度、百寿コンシェルジュという仕事について話を聴かれることをお薦めします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?