【認知症予防大作戦002】大好きなあの人の名前を100回書いてみよう

あなたの意中の人を思い浮かべてみてください。どうですか? 見つかりましたか? どうしても見つからなければ、俳優や歌手や著名人の誰かでも構いません。とにもかくにも、ターゲットを決めてください。目標が定まったなら、まずはウォーミングアップです。意中の人の名前を、こころを込めて100回、書いてみてください。もちろん、ただ単に書きゃ謂いというものではありません。その人のことをしっかりとイメージしながら、「近いうちに、必ず二人で食事に出かけましょうね」等と念じながら書くのです。100個も綴るわけですから、他にもいろいろな呪文を唱えながら書きましょう。

「〇〇〇〇さん。あなたはいつも凛々しいですね。あこがれています」
「〇〇〇〇さん。あなたはいつもお美しい。いつも見惚れていますよ」
「〇〇〇〇さん。あなたは私のことをご存知でしょうか。近いうちにお声掛けしますからね」
「〇〇〇〇さん。あなたと一日も早くデートしたいです。あなたを慕う気持ちは誰にも負けませんよ」

こんな感じで、意識を集中させて、一文字一文字に溢れる気持ちを乗っけて書くことです。巷の施設とかで、いまだに認知症予防だといって、小学校低学年用の漢字の書き取りや四則演算をやらせているところがあります。あんなのはちっとも楽しくない。眠くなるだけですよね。だから、ワクワクしながら書けるモノを書くのです。今あなたがいちばん好きな人の姓名を綴るのです。愛でながら、慈しみながら、語りかけながら綴るのです。好きな人の名前を美しく書けるようになったら、とても素晴らしいことだと思いませんか?

私は、大学に入ってすぐに自動車教習所へ通い始めました。ゴールデンウイークまでに免許を取得すると決めていたので。講義はどうしてもウトウトしちゃいますよね。居眠りしてないとすれば、まだ口をきいたこともない、好きな女性のことばかり考えていました。で、教本の空きスペースに何げなく彼女の名前を書いてみました。「キミが好きだ、キミが好きだ」と念じながらね。するとどうでしょう。眠気などアッという間に吹き飛んで、チャイムが鳴るまでひたすら書き倒していました(笑)。後日、教本をパラパラッとめくってみると、どのページにも好きな人の名前がこれでもかというくらいにてんこ盛りになっていました。ちょっとこわいかも…。

まあ、いずれにしても、イメージトレーニングは絶対にやるべきです。その人を想う気持ちが本気でなかったとしたら、ただ繰り返し名前を書いていても退屈が襲ってくるかもしれません。楽しみながらやらないことには、脳内に快楽ホルモンが分泌されてきませんからね。老いらくの恋のお相手候補の名前を一回書くごとに、目の前にその人がいると思って、話しかけながら書くようにしてください。周囲に人がいなければ、本当に声に出しながら。そうすることで、愛の言葉が耳から前頭葉に伝わって、認知症の予防効果が出てきます。

さあ。早速はじめてみましょう!

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