東方虹龍洞について語ろうぜ

初めましての方は初めまして。前作をお読みになった方はお久しぶりです。ジャケットでございます。おウマさんに現を抜かしておりましたが、新作頒布とあってはこうしてはおれぬと再び筆をとった次第でございます。

まず前作「東方虹龍洞考察、又の名を妄想記録」の振り返りから…

てな訳で4面以降のキャラを予想するなら、直球に龍関連のキャラ、伏線回収?な石長比売関連のキャラ、天気繋がりから掃晴娘関連のキャラ、鉱山繋がりから百足関連のキャラ当たりを挙げておきます。

やった!百足当たった!
EXボスの姫虫 百々世ちゃんは大蜈蚣だという事で、取り敢えず1つ正解をもぎ取る形に。4つも用意すれば1つくらい当たるとか言ってはいけません。私が泣いてしまうので。

では本題:面毎の考察&妄想に入りましょう。

STAGE 4 虹龍洞
伊弉諾物質(イザナギオブジェクト)
〜Mine of Izanagi Object〜

イ、イザナギオブジェクトですかぁ!凄いのが来たなあとマジで…マジで…。プレイ中ビビって声出ちゃったんですよね。

さて、伊弉諾物質というワードの初出は「ZUN's Music Collection」の第7弾、所謂「秘封倶楽部」の物語である、「伊弉諾物質 ~ Neo-traditionalism of Japan.」。この作品の発表は2012年だから、9年越しの設定回収ですね。ワオ。

あまり秘封には明るくない僕でも知ってるくらいなので、そこそこ有名だとは思うんですが、如何せんオタクの言う「〇〇は知られている」は知られていないことがあるので解説を入れておきます。伊弉諾物質というのは、噛み砕いて言うと「神の時代の物質」と認識しておけばいいと思われます。秘封倶楽部の会話に出てくるものだと、「2500万年前に消えたイザナギプレートの名残とされている、人の手が加わった形の石片」、「メリーが不思議な世界を体験した際に得た、釣り針とも鍵とも言いがたい形の石」があり、また「天逆鉾」や「天の岩戸」が伊弉諾物質で構成されている可能性が高いという話が出てきます。

4面ボスとして登場する玉造 魅須丸によれば、虹龍洞で採掘しているのは龍珠という物であり、そしてこの龍珠はイザナギオブジェクト、つまり人類誕生以前の神の時代の物質だと言います。妖怪の山の内側は神の時代の物質で構成されている…ということから、1つ思い出すことがあります。前作でも触れましたが、妖怪の山は「八ヶ岳の本来の姿」であるということです。

八ヶ岳は本来神の山であり、石長比売の領域であるという考えに基づけば、妖怪の山にイザナギオブジェクトが大量に埋まっていることにも頷けます。そう言えば咲夜ストーリーで「酸素を失うと死ぬことは生命への呪いである」という話が出てきましたが、これは木花佐久夜毘売(つまり石長比売の妹)の逸話を元ネタにしてそう感がありますよね。あとこの辺「死と穢れ」の概念にも関係してそうで興味深いところです。

そう考えると、例えばなんかもイザナギオブジェクトの宝庫なのではないかという気がしますね。あの場所は現在進行形で神々の住む場所です。実際、永琳は人類誕生以前からの存在であるとされていますから、イザナギオブジェクトを扱ったことがあるでしょうし、ルナテクノロジー(豊姫の素粒子分解扇子とか)はイザナギオブジェクト由来の力だったりするんじゃないかな〜などという妄想が膨らみます。

4面ボスは玉造 魅須丸/Tamatsukuri Misumaru
種族は神様。能力は「勾玉を作る程度の能力」。

(ここからはあんまり虹龍洞は関係ないかもしれない話)
種族「神様」ですが、例えば前作の鬼形獣だと袿姫久侘歌がそのように表記されています。天空璋の隠岐奈は「秘神」、紺珠伝ではヘカーティアは「神様」ですが、純狐サグメは「神霊」であるなど、何か使い分けがされています。風神録のキャラ設定テキストだと「神様」と書かれている神奈子が、求聞口授だと「種族は神霊」と言われていたりするのでなんとも言えないところですが…。風神録だと種族名に「紅葉の神」や「豊穣の神」もあります。まあ何かしら意味の差があるように思います。少なくとも神主はその辺こだわりそうな気がするので…。個人的には、「神様⊃神霊/秘神/その他〇〇の神」っぽいかなと思ってます。

ソースは忘れましたが、「神」というのは「名付けられる前のモノ」みたいな話があって、名付けられた神はその1側面を使える的な感じのアレがあった気がします(あやふや)。そういう「あらゆるモノに宿っている力」が八百万の神なわけです。例えば秋姉妹はココですね。「秋という事象」の神なわけです。

一方で神霊は「亡霊の内、神として崇められている者」というのが求聞史記にあります。詰まる所元々は人(個人か集団かは分からない)であったりなど、「神になる以前」がある存在であると言えるでしょう。純狐なんかはまさにそうですね。彼女が「神として崇められている」かはちょっとなんとも言えませんが、月の民に邪神的な存在として畏れられたりはしてるんじゃないでしょうか(適当)。

そうするとサグメは何でしょうね、日本書紀だと天佐具売は国津神で葦原中国の者ですから、元になった人間がいて、その霊が神霊になったって感じなんでしょうか?しょーじきよく分かんないっすね笑(この辺紺珠伝当時に考察しておけばよかったなあなどと今更思う)

で、この「神様」という表記ですが、なんかこう、総称的なものではないかという気がいたします。ヘカーティアの元ネタはギリシャ神話の神、久侘歌はニワタリ神(一般に日本神話の体系に含まれる神ではない)、袿姫は元ネタ通りなら日本神話の神ですね。つまり、彼らは出自がてんでバラバラですが、一緒くたに「神様」と呼ばれているな〜とそういうわけです。基準はよく分かんないですが…信仰を集めてるとかそんなとこですかね?まああまり深く掘っても眠れなくなるばかりなのでこの辺で切り上げ。

話を戻して玉造 魅須丸さん、神様ということなので、袿姫様と同じく日本神話に元ネタがあるんじゃないかなと思って調べてみます。そう言えば、前回「ものづくり系の神様は袿姫様とキャラ被りするから流石に無くね?」とか言ってましたね。大外れ。

調べてみますと、古事記に登場する玉造部の祖神、玉祖命(たまのおやのみこと)が元ネタじゃないだろうかと考えられました。八尺瓊勾玉を作った神様ですね。玉造部というのは古代日本で勾玉などの装飾品の製作に従事した集団ですね。埴輪とかを作ってた土師部(はじべ)とか色々、職人の集団が形成されていたわけです。

ちなみに土師部の祖神がハニヤスだったらおもろいなと思って調べたんですが、この辺りは諸説あるらしく、日本書紀における埴輪の発明者である野見宿禰天穂日命の末裔であるとか。そういう訳で、土師部の有力な一族である土師氏の祖神は天穂日命らしいです。また、野見宿禰自身も神格化されて祀られています。一方で愛知県の灰宝神社や千葉県の埴生神社はその由来に土師部が関わっており、尚且つその祖神として波邇夜須毘売神を祀っています。埴生神社に関してはその近所に天穂日命をまつる土師神社もあるそう(町の名前が「郷部町」というのもそれっぽいなあ)で、土師氏の直系じゃない土師部の人とかが信仰してたのかなあなどと妄想が膨らみますね。

しかもそのさらに近くに玉造って地名があって、そこにある八代玉作遺跡は、玉作工房の遺跡らしいです。ワオ。東国に進出してきた職人集団が職種ごとに固まって住んでたんでしょうかね。っていうか古い地名の「下総国埴生玉作郷」はもう欲張りセットって感じですね。はにたま来てる…今度聖地巡礼行きましょう誰か

ただ、ここで元ネタ以上に重要なのは陰陽玉を作ったのがどうやら彼女らしいという衝撃の設定開示ですね。陰陽玉は靈異伝の時からある訳ですけども…25年越しに明かされる設定とかもうイザナギオブジェクトが霞んで見えるレベルですよ。まあこの辺は流石に新たにつけられた設定という方が自然だとは思いますけども…。神主のことなので最初からそのつもりだったというのもあり得そうで怖いですね。

陰陽玉の図柄である太極図ですけど、あまり勾玉と関係する概念ではない感じはします。一応、太極図を元にした図柄の1つに陰陽勾玉巴というのがありますが、それくらいですかね。おそらく形が似てるのは偶然かと思います。

この概念自体は中国初であり、道教や易経周りで重視されがちな概念で、日本では陰陽道などに取り入れられていったものです。東方という作品自体、神道仏教道教あたりをはじめとして様々な伝承や信仰の体系を取り入れてますから、ある意味象徴的であるなあと思うところです。

陰陽玉周りも含め、書籍とかでの新規設定が一番楽しみなキャラですね。

STAGE 5 妖怪の山 山頂
大空は誰の物なのか
〜Spectral Hierarchy〜

大空は誰の物なのか、この後のラスボスにも続く「所有権」ネタですね。空を所有する者などいるのでしょうか?とは言え幻想郷においては空を、特に妖怪の山上空を支配するのは天狗…ということになるでしょうね。

Spectral Hierarchyですが、Hierarchyは分かりやすくヒエラルキー、つまり「階級」という意味です。Spectralですが、「スペクトルの」という意味があります。この作品のメインテーマの1つである虹は、可視光を波長順に並べたスペクトルですから、「虹の階級」という意味がメインであると思われます。しかし、わざわざSpectralという若干マイナー目な単語を使っているため、何かしらの意図があるのではないでしょうか。ダブルミーニングを疑うと、Spectralには「お化け/怪奇の」という意味もあるため、「妖怪の階級」=「天狗の縦社会」ということかと思います。多分。

5面中ボスは菅牧 典/Kudamaki Tsukasa。
種族は管狐。能力は「魂の弱い所に入り込む程度の能力」。

管狐というのは所謂憑き物、使役者の利益のために動く怪異で、使い魔とか式神の類を考えるとわかりやすいかもしれません。(と言っても東方における「式神」概念は結構独特なので結構違うところが多いような気がしますが)

管に入る狐ということで、こう、ポケモンみたいな(?)、普段はしまっておけるやつですね。ただ、管には雌雄一対でないと入らないという伝承もあったりして、すると管の中で繁殖して餌代がかかりまくったり、あるいは使役者の精神力が持たなくなったりして最後には破滅してしまうという厄介なやつです。

地域によって呼び名が変わったりして、飯綱と呼ぶ地域もあったりします。
飯綱?そう、飯綱です。というわけで5面ボスに繋がります。

5面ボスは飯綱丸 龍/Iizunamaru Megumu
種族は大天狗。能力は「星空を操る程度の能力」。

おお…天狗に新キャラが…。これは嬉しい追加ですね。

さて、飯綱丸ですね。元ネタは明らかに飯綱権現(飯縄権現とも)であると思います。この方は飯縄山に祀られている山岳信仰の神ですが、狐に乗った烏天狗の姿をしているとされています(体に蛇が巻き付いている場合もある。蛇は虹の表象の1つ…とも言われる)。で、この飯綱権現が授ける術が「飯綱法」で、それで使役される憑き物が「飯綱」というわけですね。

飯綱権現は「飯綱三郎」とも呼ばれ、日本第3位の天狗らしいです。満を持して登場した大天狗にはふさわしい元ネタですね。2位、1位も出たりするんだろうか。

彼女のアビリティカード「天狗の麦飯」ですが、一応実在するものです。飯縄山を含む火山帯の高地に見られる複数の微生物の集合体なのですが、粒々に見えることから天狗の麦飯という名前がついてるわけですね。粒状で食べられることから、「飯砂」とも呼ばれ、これが「飯綱」になったという説もあります。

飯綱三郎がこの天狗の麦飯を飢饉の際に人々に恵んだという伝承もあります。もしかしたらめぐむという名前はこの伝承も関係しているかもしれませんね。あと、書籍文花帖の広告にも「天狗の麦飯」あったなあと。もしかすると天狗の上層部に飯綱三郎がいるくらいまでは考えてあったのかもしれませんね。

星空を操る程度の能力なんですけど、これなんでしょうね。まあ流石に実際に天体を操ってるわけではないと思います(できたらナニモンだよっていう話なので)。これも書籍文花帖ですが、萃香が天蓋に映った月を砕く描写があります。天蓋の星をどうこうする感じなんじゃないかなと想像しております。

天狗と星といえば、古代中国では天狗は流星を指したという話は有名ですね。天をかける獣だと考えたわけです。ここから日本の今の天狗のイメージになるまでには紆余曲折あったようですが、伝わった流星の「天狗」を当初アマツキツネと読んだようです。また狐かぁ。

そういえば飯綱権現の狐に乗った烏天狗の姿には更に元になった神様がいるとされています。女神の荼枳尼天です。これはインドのダーキニーから生じ、仏教に取り込まれて荼枳尼天となったわけですが、狐に乗った天女の姿で表現されることが多く、また、稲荷神や飯綱権現とも同一視されました。この荼枳尼天、辰狐王菩薩という呼び名もあります。辰狐…まず、辰=ですね。更に辰は「星辰」「北辰」など、星の巡りを表わす字でもあります。飯綱丸 龍星空を操る程度の能力…おお、繋がってきたかも!

盛り上がってきたところで次にいきましょう!

FINAL STAGE 誰の物でもない夜空
月虹市場
〜Lunar Rainbow Market〜

誰の物でもない夜空!前ステージの大空は誰の物なのかとリンクしててオシャレですね。いい演出だなあ。月虹市場、Lunar Rainbow Marketは直球ストレートなので特に言うことは無いような感じです。

最終面ボスは天弓 千亦/Tenkyu Chimata
種族は神様。能力は「所有権を失わせる程度の能力」。

虹と市場には深い繋がりがあるらしいです(これ体験版の時に気づきたかったなあ〜〜)。10世紀ごろの文献に、虹の出た時に市場を開く習慣についての記録が残されているそう。􏰬􏰱􏰲􏰫􏱆􏰹􏰮市についても様々な話がありますが、それは二者の接点であり、境界面であり、交換の場であると言う点はそれなりの共感を得られることでしょう。また、元々、市というものは極めて宗教的な行事であったと言う話があります。市は神が開くものであると言うことですね。市(イチ)は斎き(イツキ)に通じるという説もあります。斎きというのは神に仕えることです。(厳島とかの語源らしいですね)

前作でも述べたように、虹は橋のイメージで捉えられ、二つのものを結びつけるものの象徴です(虹は異界と交錯する場所と言うのがミュージックルームでも語られてます)。では今回、虹はどこにかかっていたか。月虹市場、そう、月(神々の世界)と妖怪の山を結ぶものでした。ここで実際に月の民が訪れることは無いでしょうが(彼らは地上を基本嫌ってるので)、神の世界との橋がかかった場というものが持つ象徴的な意味は十分です。最初にボスのセリフで正体が明かされた時、月虹市場の意味を勝手に解釈してぶち上がってしまいました。

まあ正直この辺の話は僕みたいな素人がだらだら書き連ねるよりもプロの文読んだ方がいいでしょう。文化人類学者の小野地 健氏が書かれた論文に詳しく書かれているのでオススメです。URL貼っときます。(リンク先pdf注意→)「虹と市-境界と交換のシンボリズム

で、元ネタは何かって話なんですけど「神大市比売」とか「大宮売神」とか(この2柱は同一視されることもあります)、市場に関係する神はそこそこいらっしゃいますので、そのうちのどなたかかと思います。また、名前から道俣神(ちまたのかみ)では無いかという考察もツイッターで見かけました。イザナギに関係するエピソード持ちで、また、道の神なので「虹の橋」概念との相性は良さそうですね。個人的にはビジュアル面からしても「[特定の神]です!」というよりかは、虹と市場の関係性そのものの擬人化的な印象も受けるところです。

しかしちょっと面白いことを思いついたのでここで語ることにします。

5面のところで、荼枳尼天は稲荷神と同一視されるという話をしました。さて、稲荷神社の総本宮である伏見稲荷大社には五柱の神が祀られていますが、特に稲荷三神として、宇迦之御魂大神佐田彦大神大宮能売大神が重要視されます。宇迦之御魂大神は稲荷神と同一視される神ですが、注目したいのは佐田彦大神佐田彦大神と猿田彦神は同一視されることがあります。猿田彦神と言えば、鼻の長い天狗の原型とも言われる神ですね。ちなみに、ゾンビランドサガR(みんな見てね!)の2話に出てた九州で一番大きい稲荷神社である祐徳稲荷神社もこれに近い構成で祭神がいらっしゃいます。倉稲魂大神、大宮売大神、猿田彦大神です。

で、狐と天狗の関係性…っていうことで残るのが大宮売大神なんですが…さっき聞いた名前ですよね?ええ、この方、市場の守護神です。元は朝廷の守護神だったようなのですが、後に官営市場の守護神になり、市場全般の守護神として祀られるようになりました。

つまり、日本で一番大きい稲荷神社には狐・天狗・市場の要素が集まってるんですよね。実質東方虹龍洞ですよ。すげ〜〜〜!コロナ収まったら聖地巡礼いくぞ!!

ここで大宮売大神と猿田彦大神についてですが、大宮売大神はしばしば天宇受賣命と同一視されます。天宇受賣命は一説では猿田彦と婚姻関係にあるんですよね。めぐちま来てる……これは来ています。しかも天宇受賣と猿田彦は道俣神とも同一視されることがあります。あ〜…なんか点と点が繋がって気持ちよくないですか?ちなみに市(イチ)は道(ミチ)と関連するという話や􏰰􏱋􏰰􏱋、斎女(イツキメ)から生じ、巫女を中心とした祭祀の場だったという考えなんかもあります。

じゃあラスト行きますかね。

EXTRA STAGE 虹龍洞
終末への採掘
〜Apocalyptic Mining〜

まあこれもタイトルに関してはかなり直球なので特に言うことは無いでしょう。っていうか元ネタとかも前作で予想したのとあまり大きく変わらないと思うのでサラッと触れる感じでいこうと思います。

さて、前回の記事では、鉱山でムカデが信仰されていたことと、藤原秀郷(俵藤太)の百足退治の逸話でムカデと龍が敵同士という、「鉱山要素」と「龍要素」を満たす存在としてムカデを挙げていました。これは当たった訳ですが、ここまでの流れで行くと、狐・天狗・市場の要素は近しいのにムカデは?という感じになってかわいそうです。なんとかこじ付けてあげたい。

うーむそうですね…1つ思いついたのは、ムカデは毘沙門天の使いでもあるというところです。毘沙門天といえば上杉謙信。上杉謙信の兜には飯綱権現がデザインされているんですよ。よし1つ繋がりましたね。えー、それから戦国つながりで行くと武田信玄百足衆という部隊を有していたことが知られていますが、信玄も飯綱権現を信仰していました。飯綱権現が戦勝祈願のご利益があって武将の間で流行ってたらしいので…。まあエクストラの難易度名が「楽市楽座級」ですし、戦国って感じで…ね?だめ?一応記録上の楽市楽座の最初が近江国、俵藤太の百足退治も近江国…ってね?ちょい厳しいかな。

では徹夜でこれ書いてて流石に限界きたので寝ます。それではまた何か書くかも知れませんのでその時はよろしくお願いします。

おまけ 

思考整理のために図を作りました。楽しいですね。(青色は東方の独自設定)

虹龍洞関係図


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