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営業で良かった

極度の人見知りで、他人との付き合い方が分からなかった自分は、就職活動をしていたあの頃、あまり人と関わることがないであろうプログラマーになるつもりだったし、その前提で就職予定先の会社から内定をもらっていた。入社式を迎えるまではその予定だったのに、入社式当日発表された配属先はどうしてか営業だった。

配属当時は「できるわけがない」と思い悩む毎日でしたけど、あれから27年目を迎えた今では営業で良かったと思っている。いや、あれから5年目の時も、10年目の時も、そして20年目のときもすでに同じように考えていた。

なぜかというと、極度の人見知りで他人と関わることを毎日思い悩んでいた学生生活だったけれど、いつしか人と関わるのことが普通にできるようになっていたからです。

それに、人脈の大切さも教えてもらった。今まで培った人脈は、ふだんは自分が助ける側だけど、自分のピンチの際には、自分を助けてくれさえもしてくれる、ステキな関係になっています。

今思えば、食わず嫌いだったのだと思う。
あんなに毛嫌いしていた営業というお仕事が、実際に取組んでみたら、こんなにもこの僕を大いに成長させてくれたんだから。

実際に経験もしていないのに、自分で「こうだ」と思い込んでしまうのは「危ないことなんだ」と言うことが本当によく分かった。僕はラッキーだったけど、自分の思い込みで「自分の夢を閉ざしてしまっている人」って、世の中にかなりいるんじゃないかと思う。

「そんなのムリ、できるわけないじゃん」
「それは、自分の担当範囲外だと思う」
「それは、やってみたいけど今じゃない」

僕は営業になった当時は「できるわけがない」と思い悩む毎日だったけど、あれから27年目を迎えた今でも営業で良かったと思っている。それは、こんなにもこの僕を大いに成長させてくれたから。

食わず嫌いで物事を「こうだ」と思い込んでしまうことも、「営業何てできるわけない問題」以降は、しっかり反省してやらなくなりました。

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