あるがままに身を委ねる感覚 ~「かかわり方のまなび方」で語ろうの会^^vol.4より~
アイスブレイクの1つ目を期待されていた方、ごめんなさい🙏
先に、5/20(木)に開催した、「かかわり方のまなび方」で語ろうの会^^vol.4の報告をさせてください🙋♂️
「かかわり方のまなび方」で語ろうの会とは?
書籍「かかわり方のまなび方~ワークショップとファシリテーションの現場から~」(ちくま文庫 著:西村佳哲)を読み、惹かれた一言・一節を触媒にしながら語り合おう、という企画です☺️
この書籍には、10名以上のファシリテーターのインタビュー、ワークショップの歴史、著者自身の体験・考察が入っており、多くの示唆があります🔎
私自身、読むたびにその時々で目に入ってくる一節が変わり、その都度多くの発見のある書籍で、これほどこまめに見返す本は他にありません😳
これまでの会でも、一人で書籍を読んで内省しているときよりも、ご参加のみなさまの経験に基づく言葉たちによって、新しい視点がもたらされ、たくさんの発見や気づきがありました☆
当日は、以下のようなタイムスケジュールで対話を行っています。
・00分~20分 チェックイン
・20分~100分 好きな一言・一節、自身の経験の分かち合い
・100分~120分 チェックアウト
「ありのまま」と「あるがまま」
当日は、ゆるやかな流れでスタート。それぞれが自分を整えながら、それぞれのペースで席に着いたり、座りなおしている感じ。
場に漂う「かくあるべし」に具合が悪くなる話。
保育園の子が、全身で自分のつくった絵の具の色を表現する話。
ピアノ教室に通う子の様子が変化している話。
書籍にある「自己一致」の話が出てきた。これまでの会でも出てきた「自己一致」。今回は、「ありのまま」と「あるがまま」の語感の違いが取り上げられる。
「ありのまま」は、まだ見せていない自分を大切にしている感じ。
「あるがまま」は、今起こっているすべてを受け入れている感じ。
「あるがまま」の方が地に足がついているような気がする。
自分を受け入れる言葉だと「今はこれでいい」を使うなあ。
私は「そのまま」を使うなあ。
「りの」と「るが」。「ぐり」と「ぐら」みたいな響きでおもしろいなあと思いながら、僕も「あるがまま」がいいなあ、と思った。
「ある」って言い切っているから、偽りなくそこに存在している感じが好きだなあ。
「揃わない楽しさ」がよかった!
今回は、不思議なリズムの会だなあと思っていた。対話と言いながら、それぞれがエネルギーが高く話し切る!一人あたり5分~10分話してたかな。聴き手の表情を見ながら「大丈夫かなあ?」と思っていたが、たぶん気にしていたのは僕だけなのかな?!おやつを食べ始めたり、メモをとったり、うなずきながら聞いたり。。。。話し手も聴き手もほんとに自由やな!
いや~、今日はみんなどんな感じで受け取っていたのかなあと、チェックアウトで声を聴いていたが、それぞれに充実していたとのこと!
一人の参加者が「とっても楽しかった!揃わない楽しさっていうのかなあ、それがよかった!」と言ったときに、目からウロコ!だった。
「はぁ!揃わない楽しさね・・・」自分では自由にゆったりした気持ちでいたつもりだったけど、対話とか場の過ごし方とか、一定の枠のようなものがあったんだな、と。むしろ、今日のこの感じが、皆にとって最適だったのかあ!おもしろい!と同時に、ほっとした。
きっと、今回は、ジャズセッションで、途中でソロパートがバンバン出る感じだったんだなあ、と味わい直した^^
次回は、7月29日(木)20時~22時です
この会は、2ヶ月に1回開催しており、次回のvol.5は、7月29日(木)20時~22時です。よろしければ、ぜひご参加いただけるとうれしいです♬
↓イベント詳細&お申込みは以下のホームページより↓
https://jack-out-the-box.jp/%e3%83%af%e3%83%bc%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%97/