ブラック企業の辞め方【中編】
私がブラック企業で辞めれなかった理由で1番はお金でした。
借金が250万ほどあったので契約を取ってもそこから引かれます、全額返済してから辞めるか今すぐ金を返せ、返せないのであれば漁船という選択でした。
よくある話ですが、何故辞めれないか。
DV男みたいな話ではありますが身も心も削られた状態で正常な判断が出来ず、優しくされたりすると
この人やっぱり良い人かも!
って思ったり泣きながら
俺頑張ります!!
みたいな感じになっちゃいます。
自己肯定感が常にゼロの状態なので少し優しくされたりすると嬉しくなっちゃいます。
しかしそれでも辞めますを貫くと今度は怒鳴ったりして止めてきます。そうなるともう無理です、体が動かなくなっちゃいます。
何かをしてまた怒られるくらいならじっとしていよう。
これがブラックで働き続けた人間の思考です
辞め方
ようやく本題です
その方法とは!
逃げる
そう!逃げましょう!飛ぶんです!
なんじゃそりゃって思ったかもしれません。
でもそれで良いんです。
私は前編で書いたように本当に苦しい状態でした。しかしある日本当に限界を迎え車に乗って地元へ逃走しました。
友人に助けを求めて友人の家に泊めてもらいました。
すぐにやった事
①派遣登録
②弁護士事務所へ相談
何をするにしてもお金はいります
その時の所持金確か¥220とかでした。
なのでまずはお金を手に入れる手段として派遣登録しました。派遣を選んだ理由は就職してしまうというのはリスクがあります、なぜなら正しい判断も出来ないのでそこでまたブラック企業を引き当てる可能性があるからです。
なので派遣であれば事情もちゃんと説明して良い所を紹介してもらいましょう
そして大事なのは
弁護士への相談、弁護士へ頼んだ事は以下
①正式に退職するという手続きの代行
②借金の返済を分割にしてもらう事
個人事業主でやっていた為個人と会社の契約書を交わしていたため違約金などの絡みがある可能性を考慮しました。
借金に関しては弁護士曰く、その借金をした時にちゃんと判子もついて借用書もしっかり書いてあるが精神状態がまともで無かったという事を証明出来ればゼロに出来る可能性はある。しかし証明が難しい為裁判が長引いたらその分弁護士費用が重なるがどうしますか?と聞かれましたが、理由はどうあれお金を借りた事は事実なので分割で支払いする交渉をしてもらう事にしました。
弁護士の人から内容証明を送り、調停裁判を行う事になりました。
そこで決まった内容は法的な効果がある為しっかりと逃げずに頑張りました。
実際に調停裁判が行われるまで半年程かかったのである程度心は落ち着いていたのでしっかりと戦う事が出来たと思います。
そしてその後日談とまとめ、後編につづきます