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過去に撮影した伊予鉄の写真でお茶濁し

ある程度写真がたまるのに時間がかかりそうなので
以前Twitterに上げた伊予鉄の電車とバスの写真でお茶濁し。
一緒に解説もどきを載せておきます。
ご指摘などありましたら、コメント欄へどうぞ(`・ω・´)ゞ

全国的にも珍しいCNG車

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愛媛 200 か 52-32(HR7JPAE改 2007)
車種:日野レインボーHR
所属:松山斎院営業所
撮影:2020年8月27日 松山市花園町にて

全国的に見ても希少な、レインボーのCNG車。
伊予鉄では2007年から投入が開始されています。
日野自動車のラインナップにはなく、改造扱いでの投入となっています。

投入当初は環境に優しいと持て囃され、松山空港ー松山市駅・湯の山ニュータウン・奥道後の路線で活躍していましたが
馬力が弱く山を登るにも苦労するからか、現在は松山空港-松山市駅間と朝と夕方の松山空港-道後温泉駅前間の運用1往復ずつとなり今に至ります。

数両が松山斎院営業所に所属していますが
屋根上のガスタンクが今年期限切れを迎えるようで、今月に入り1両が除籍されました。
それでも残った車両が当面活躍してくれると思います。


伊予鉄道に残る旧型ブルーリボン

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愛媛22 か 21-39? (1996年式KC-HT2MLCA)
車種:日野ブルーリボン
所属:伊予鉄バス森松営業所
撮影:2020年8月27日 松山市花園町にて

ノンステップバスの台頭で、在来の車両は数を減らしてますが
伊予鉄では、まだ多数の車両が現存しています。
写真の車両もその1台で、撮影当時15系統で運用されていました。
またこの車両は、伊予鉄で最初に音声合成放送装置が設置された車両の1両。
製造から24年経過してますが、暫くは活躍してくれるでしょう。


京都市電の忘れ形見

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形式:モハ2000形
車番:2006号
製造年:1964年(書類上は1965年)
製造:ナニワ工機(現:アルナ車両)
前所属:京都市交通局
撮影:2020年8月27日 松山市花園町にて

京都市交通局の路面電車としては最後の新造車で、6両が製造されました。

1977年の河原町・七条線廃止によって廃車となり
京都で保存車となった2001を除く5両が、1979年から1980年にかけて伊予鉄入り。
台車の狭軌化・電動機交換・冷房化・冷房化に伴う制御器の改造を経て、2020年11月現在も5両全車が在籍しています。

現在、国内で現役で活躍する京都市電出身の電車は、この2000形と広電1900形のみで、その他阪堺電軌のモ251形(旧1800形)がアメリカアリゾナ州にて動態保存されているのみです。
2000形の末永い活躍を期待しています。


伊予鉄初のボギー車

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形式:モハ50形
車番:52号
製造年:1951年
製造:ナニワ工機(現:アルナ車両)
撮影:2020年8月27日 松山市花園町にて

1951年、伊予鉄初のボギー車として2両が製造。
当時京都市電で製造されていた800形の設計図を基に製造されました。
※同期には広島電鉄の(初代)800形がいました。

製造当初は、ポール集電・前後扉でしたが
後にビューゲル集電・Zパンタ化・前中扉への改造。
ワンマン化改造を経て1979年には、京都市電2600形の制御器を購入して間接制御化され1984年に冷房化。
後に同型車が55まで増備されました。
2017年に53号が廃車されましたが、4両は現在も在籍しています。
ニス塗りの車内は、低床電車にはないレトロ感を出しています。

伊予鉄最新車両

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形式:モハ5000形
車番:5005号(上) 5003号(下)
車種:リトルダンサータイプS
製造開始年:2017年
製造:アルナ車両
撮影:2020年8月27日 松山市花園町にて

2017年から増備されている、伊予鉄最新鋭の低床電車。
伊予鉄の電車で初めてプラグドアが採用され、中吊り広告もなくなったことで2100形より車内が広くなりました。
制御器などの機器も屋根上に設置され、停車中の車内環境も良くなりました。
現在は5001-5006までの6両が本町線を除く路線で運用されています。

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