【マッチレビュー】クリスタルパレス vs ブライトン 「第二形成期の中で」
ご覧いただきありがとうございます。じゃっくです。
今回は22-23プレミアリーグ第23節クリスタルパレス vs ブライトンのマッチレビューです。
では早速本題へ参ります。
スタメン、主要スタッツ
前半
新ビルド「3-1」
パレスのプレスは4-4-1-1。まずCHを背中で消してからコースカットプレスでCBに圧をかける。オーソドックスな4-4-1-1でした。
前節の3-2-5ビルドに引き続きブライトンは新ビルドに挑戦。今節は、4-2-4を軸にして、RCHグロスがRCB脇に降りる「3-1」ビルド。前進方法は、相手2トップに対して、4 v 2を使って脇から持ち運ぶというもの。ex)2:08, 4:00, 9:20
”引き付けて疑似カウンター”ではなく、”ゆっくり押し込んでいく”寄りのスタイルであり、デゼルビっぽくないなぁと感じました。
2ndアタック:4-1-2-3
3-1ビルドからの1次攻撃でゾーン3まで押し込めなかった場合の2ndアタックとして、この4-1-2-3ビルドは使われていた印象です。ex)3:26, 4:55
4-4-2ミドルブロックへのアンサーとして素晴らしいシステムでした。
後半
ビルド変更。中央封鎖のパレス。
HT明け、ブライトンはビルドの型を変えました。今度は4-2-4。第21節レスター戦やFA杯4回戦リバプール戦で見せたビルドです。ex)65:11, 67:02, 77:32
一方のパレスも、ブライトンのビルド変更に合わせてプレス変更。4-4-1-1と4-1-4-1の併用。中央封鎖の約束事に従って、相手2CHはCFとLCHで抑え、偽CFの動きにはRCHとCBで対応しました。ex)65:11, 67:02, 77:32
中央封鎖とミトマーチへのマーク徹底により、ブライトンの強みを消す素晴らしい守備だったと思います。
4-1-2-3が最適解だったのでは?
グロスを1列上げて4-1-2-3とすることによりパレスの陣形を4-4-1-1に固定。そして1トップ脇を3v1を活かしてCBが運ぶ。
こうすれば「0」だった”CB以前のフリー”が「1、うまく行けば2」に増えます。
パレスの守備も素晴しいものでしたが、自分としては「変更が仇となった」という印象です。誤審やミスからの同点などもあり、やりきれない気持ちが強いです。
備忘録
・唯一の"被枠内シュート"が失点に
・グアイタ6セーブ。素晴らしい。
・VARで人為的ミス→ピニャンのゴールが取り消しに。
・パレスはビルド時CBが開きすぎてて、2枚で「限定~プレス~LB蹴らせる」まで持っていける。GKビルドでも同じ状況。
・ここ数試合、色々試してる印象。正直狙いが分からない。シーズン終盤でどうなってるかとても楽しみ。
得点者
BHA:63分、ソリーマーチ
CRY:69分、ジェームズトムキンス
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