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生きるってサバイバルだと思って泣いたあの日前編

新しい記事を描こうと思っているのに他のnoteの方の記事が面白すぎてなかなか書けずにいたポンコツです。ほんっとに面白すぎてみんな本出せばいいのに。

で、これは割と最近のおはなし。
うちにはジャックラッセルテリアが2匹いる。
小さい頃から犬しか友だちがいなかったポンコツは、とにかく自分で犬を育てたかった。

チワワは寝返りしたときに潰しちゃいそうだし、プードルは人間のふりをしてあざと可愛すぎる…本当はスマトラトラを飼いたかったけど庭がないので諦めた。

映画マスクを見て、ああ…こいつだ。と思った。


いかれ野郎

ジャックラッセルテリアを調べてみると、

初心者は飼ってはいけない
フェラーリのエンジンを積んだ軽トラック
パリピ
飼い主が力不足であると見抜くと、暴君のようになる。←えっ
ジャックラッセルテリア 後悔

出てくる出てくるう。本当はスマトラトラが良かったけどコイツにしようと決める。

1匹では飽き足りずに、2匹迎えることとなる。詳しくはまた書くかなあ 

ポンコツはその日、1人で2頭連れて1時間くらい歩いてお気に入りの池のある大きい公園に散歩へ行った。(1日1時間以上は歩かせないと家で悪さの限りをつくすやつら)

ジーパンにビーサンのだるだるな格好でいつも通りである。

池に近づいてくるとやつらは興奮して目がギラギラになりすごい力で引っ張ってくる。

全員ぎんぎん

こんなかんじでやっと公園につくとやつらの興奮がピークに達し、ぎゅいーんとひっぱられた拍子にポンコツの足がポンコツになり思い切り転んだ。(なんてったって学年で1番足が遅いひとだよ)

特に振り向いて心配するとか無い

だけども絶対にリードは離さないと、心に誓っているので手を付けずになんか半身擦りむいてどろどろになった。

だけどそこは、スッと立ち上がり何事も無かったかのように歩き始めた。誰もみてませんようにいい

と思ったがなぜか上手く歩けない。おや?と思って足元をみると、片方のビーサンさんが


こうなってた

こうなると、どんなに足の指で紐のところを掴んでも全然歩けないって知ってた?こうなったことある?笑 こんな綺麗にポンっててなる?!笑笑

とりあえず片足をひきずるようにやつらも引きずるようにベンチに座った。

ジャックラッセルを2匹連れてベンチに座るというのはかなり難易度の高い行為である。ポンコツの夢はドッグカフェに行くことであるがシニアになった今も叶っていない。ああ、あざとプードルにしておけば…

事件だよこれは

もう一歩も歩けない…

ポンコツのポンコツな脳みそをフル回転した。

☝️家族に電話して靴を届けてもらう!!

→みんな仕事と学校でお留守です

☝️近くな友だちを呼び出す

→友だちいないんだった

☝️実家に電話

→待って、あたいスマホ持ってきてない

☝️片足裸足で1時間歩いて帰る

→これこそ事件

☝️ランニング中の人に助けを求める!!


…は?ってなるよ

側から見たら涼しい顔をして(汚れてるけど)池を眺めてる犬を連れた素敵マダムは…


完全に詰んでいた。


よく息子が、
おれまじで今回のテスト詰んだわー!まじで詰みだわー!

と言っているが、

息子よ…本当に詰む、ということはこういうことだ。
立派な大人がもうこの公園から2度と帰れない、八方塞がり、何も打つ手なし。詰みである。

後編へ続く…
https://note.com/jack0909/n/n4ac403ccc678






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