しんがぽーるで物騒な車に乗る羽目になったポンコツ前編
ポンコツが高校一年のあたり、家族でシンガポールへ旅行に行った。なぜ、シンガポールだったのかわからないけど、ゴミの落ちてないとっても綺麗な街だった。
マーのライオンを見て姉とポンコツは言った
海外旅行慣れしていないポンコツは、ホテルに到着してスーツケースを開け、家から持ってきたドライヤーを見て家族全員に爆笑された。
その夜、部屋についているお風呂に入るとき、そのドアノブがすごくあやしかった。
ボロボロになっていて、
おまえ絶対あと一回がちゃってやったら壊れるだろ
っていうドアノブだった。お母さんに、早くお風呂入りなさい!!と、怒られ、スゴスゴとお風呂に入った。
ガチャンっっとドアノブを閉めた。そして、体を洗い、髪の毛もホテルのドライヤーで乾かして出ようとした。
ガチャっガチャっ
何度やっても、開かない。おまえ…あやしいと思ってはいたがやりやがったなあ!!!
「ちょっとおおお!おかあさーーーん!!!おとうさーーーん!おねえちゃーーーん!!あけてえ!」
とシャワールームから部屋にいる家族に叫んだ。
外からガチャガチャガチャガチャやったが、
「あーだめだわ、これ壊れてるわ」
と姉のすぐあきらめる声。
「フロントに電話するから待ってて」
と言われ、とりあえず落ち着いて着替えようとおもった。
ああ…着替えは部屋だ…。
家族旅行だから気を抜いて全裸で登場して部屋で着替える予定だった。
「なんかー今からドアノブ修理にくるってー!」
と聞こえてきた。
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