受験期は毎年祈るような気持ち。
今日は航空学生の一次試験でした。
昨年からこの時期になると少しソワソワする。
全く顔も知らない、名前すら知らない多くの受験生が航空学生を受験するだけなのに。
これは自分が航空学生出身だからかもしれません。
そしてパイロットの道から転向し、今は一般人だからかもしれません。
辞めたからとはいえ…
私は10年で辞めました。
幼い頃から憧れて、夢を叶えた「戦闘機パイロット」という職を離れたわけです。
とはいえ、
だから、辞めたからとはいえ、戦闘機パイロットを目指す若い人たちを否定することは決してありません。
辞めたからこそ
昔から思っていました。自分が受験生だった頃、戦闘機パイロットだった頃。
実際に現職だったときって秘を扱ってる意識から、発信するなんて考えにならないからってことが大きいかなぁと。
(そもそも、私が現役だった時代は今ほどSNSも盛んじゃなかった…w)
今となっては「少子高齢化」の影響もあり、今後の人材獲得は明らかに厳しくなる。そんなときにリクルートに力を入れなかったり、情報発信してなかったらどうなるのか。
優秀な人材は「発信が上手な業界」に取られていきます。これは必然。ビジネスでも当たり前。
私がいるエンジニアの業界はなかなかにプロモーションが上手いし、エンジニア不足という危機感を社会が持っていることもあり、結構優秀な人材が多い方だと思います。
そこには負けじと、いろいろ発信活動してましたが、今はエンジニアとして「アプリをつくる」というところで戦闘機界隈への流入を増やす手伝いになればと。
なぜ祈るような気持ちになるのか
先程も書いた顔も知らない、名前すら知らない人たち。
彼らの中には私が作ったアプリを活用してくれた人が少なからずいるからです。
せっかく利用してくれたなら、是非とも一次試験は突破してほしい。
おそらくダウンロード数から推測するに、受験生の中でアプリを利用してくれた人は200名くらい。
(ダウンロードした人の中には、受験などは関係なく、一般の戦闘機好きの方達もいると思うので、実ダウンロード数と受験生の数はイコールにはならない。)
それでも、200名(推定)もの人たちが利用してくれたと考えると、その人たちは是非とも一次試験を突破してほしいと祈る気持ちが出てくるんですよね。
辞めた私が、唯一組織に恩返しできることは、アプリの発揮を通じて戦闘機パイロットの認知を上げることと、適性検査の基準をパスする人を増やすことだと思います。
合格者の声は私には届かないけど
アプリを活用してくれた人で、一次試験をパスした人の状況を知ることはできません。
だから本当に役に立ったのかなんて分からないんですが、ほんの少しでもパイロットに憧れる人たちが「やってよかった」と思えるアプリになっていたら嬉しい限りです!
アプリのコメント欄に「これやったおかげで、適性検査は余裕で解けました!」って言葉が聞けたら最高に嬉しいです。
ということで、受験生の方々が一次試験をパスできるように祈る気持ちで合格発表を待ってます。