仕事の選択、人生の選択

JABです！

思いの外、順調にNote更新ができていますw
将来見返したときに30代前半の私を振り返ることができそうです。

私は実は結構仕事を変えているわけですが、それについて少し自分なりに整理していきたいと思います。
仕事を変えていると言ってもBig Changeは1回だけです。

それは戦闘機パイロットから起業した時。

そのあと「事業」としては色々とやっていますが、根本の会社は変わっていません。

なぜ「仕事」を選ぶのか

誰でもお金は欲しいと思います。（すでに億万長者の人を除いて・・・）

だから仕事をしているっていう人が多いと思います。

社会人になると1日の多くを「仕事」に費やすことになりますね。それが忙しいか、やりがいがあるか、好きかどうかはおいといて、少なくとも5〜8時間、多い人は12時間とか仕事しているのではないでしょうか？

社会人になった以降の人生の多くを「仕事」をして過ごすことになるんですが、その仕事の選択ってかなり重要だと思っています。

たった一度の人生、死ぬときに後悔したくないですからね。（少なくとも私は。）

ちょっと昔の話をします。って言っても5〜10年前。

私のプロフィールにもある通り、高校を卒業してすぐに航空自衛隊に入隊し、戦闘機パイロットになりました。
当時はもちろん結婚もしていないし、家族もいない。目標も明確で、操縦や職場が好きでした。

だからこそこの「仕事の選択」は全然間違ってなかったと今でも思っています。

学生時代は「絶対にウィングマークをとるんだ！」、その後も「早く部隊で活躍できるように頑張るぞ！」、「編隊長資格をとるぞ！！」などと常に目標が明確でした。
そしてそれに向かって一つずつハードルを超えていくのが楽しくて仕方なかったんです。

でもこれって、あくまで環境が「自分一人、趣味は仕事、仕事は趣味」だったからですね。

環境が変われば、考え方も変わる。（かもしれない）

大きな転機は結婚して子供ができてからです。
そこから色々考えて、辞めることを選択しました。

これも「仕事の選択」です。

よくありがちな、「家族を残して死ねない」とかではないですよ！
戦闘機に乗ってて死ぬ確率って、車の事故で死ぬより少ないんじゃないかと、実際に乗ってて感じましたのでw

ではなぜ私は辞めたのか。

そのときの中心が「家庭」になっていくからです。（それだけではなく、実際に仕事面でも悩みはいつも尽きませんでしたから。）

環境の変化によって重要視する物事は変わってきます。
（税金を無駄にしやがって！などよく言われますが、、、）

そして、私が辞めたときはちょうど「働き方改革だ〜」とか世間が騒いでいたときですね。過労死とかが結構社会的問題になっていたと思います。

さてそこで次に何をするか。

どうせ人生の貴重な時間を使うのであれば、人の役に立てること（社会に価値を提供できること）、そして家族が幸せに時間を共有できるような仕事がしたいと。

そこから色々と情報をとり、どんな会社に入ればそれが実現できるか、はたまた自分で事業を始めるのもありかと考えていました。
（もちろん当時の私には戦闘機を操縦するというスキル以外全く何もないわけで、どうせ何かやるなら「勉強から」という姿勢でしたw）

起業に関しては当時、「スタートアップ」や「ユニコーン」などという言葉が海外でよく言われていたので、選択肢に入れた感じです。

前に書いたNoteにも書いたのですが、私はワークライフバランスではなく、Work as lifeの考え方でいきています。

となると、仕事の選択はその観点からすることになっるわけです。

これが「なぜ仕事を選ぶのか」です。

自分のたった一度の人生において、多くの時間を要する仕事を決めることはその後の人生を左右すると言っても過言ではない！！w

仕事の選択は1回までなんてルールはない

私たちが学生の時は

「大企業に入れば安泰」とか「公務員が最強」とかいう風潮の時代でした。

今考えると「アホなのか！？」と思うかもしれませんが、それが時代というものでしょう。

今はジョブホッピングやパラレルワークなんて当たり前です。

少子高齢化で働きては少ない。だからこそ企業も少数でいけるように能力の高い人材を求める。逆に働く側は求められる人材になりさえすれば仕事は選べる。

逆にいうと、今まで年功序列で上がって行った上の世代は「使えなかったら首を切る」という刃を突き立てられている状態ですね。

そんな時代背景もあって、「仕事の選択は1度に限られない」んです。
（だからって、信念もなく「今の仕事がいやだから」とかで辞めるのはNG！）

自分の人生のステージによって仕事を選択するということも自由にできるようになってきた感じ。

仕事を選ぶというか、人生を自分で選んで決めていけると思っています。

起業して、今の生活

今の生活はとても楽しいですよ！

家事育児担当大臣の任務をこなしながら、自分の会社を回して、自分の仕事をして、2社目を設立して、そっちも同時に回して・・・。

忙しいのは当たり前ですが、それでも楽しいんです。

「これじゃあ、戦闘機乗りの時よりも家族を犠牲にしてるんじゃない？」って思うかもしれませんが、そんなことはないです。

家にいる時間は倍以上になったし、家事育児も担当できるくらいなので。

ちなみに、最初に起業したのはシェアリングエコノミーを中心とした事業で、その中でコワーキングスペースを運営していました。

コワーキングスペースを運営していると、ノマドワーカー（言い方古いw）や起業家と接する機会がえられました。

そして利用者の中にはデザイナーがいたり、プログラマーがいたり。

そんな中で、収益がなかなか上がらないコワーキングスペース運営から、Web制作会社、デザイン会社に自然と変化して、今ではそれだけでも収益化できています。

そして最近設立した2社目では、過去の経験を生かしながら、民間人の立場で国防に寄与していく事業や生き方をよりよくするための事業を進めています。

私がキャリアチェンジしたように、今の仕事に不満がある人や挑戦したい人の後押しができればと思っています。

どちらの会社もやりがいしかないですw
失敗したって何度でもやり直せるくらい、自分のスキルも人脈もできてきたので、今後もどんどんやりたいことをやっていこうと思います！

余談

自衛隊をやめてすぐ設立した会社の業務もここにきて忙しくなってきました。

仕事が舞い込むタイミングってなぜかいろいろ同時になったりするんですよねw　今はWeb案件を数件抱えながら、新会社の業務を行っています。

ホント、全然仕事がなかったときのことを思い出すと、どれだけ幸せなことか！！忙しい時には特に「どれも手を抜かない」ということを意識しています。

そうやって誠心誠意仕事をしていれば、それがまた新しい依頼をつないでくれることが多いんですよね。

体力があるうちは、ハードに働くのもいいもんです。