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仕事の「8時間」について考えたことはあるか

JABです!
これまでいろんな仕事を経験してきましたが

1日8時間週休2日

なんて経験したことはありませんでしたw
パイロット時代も、起業してからも。

実際に8時間以上働かない!と決めてから、この8時間について自分なりに(多分他の人から聞いた話も入っているでしょう)考察してみると、えげつないなぁと思えます。

1日8時間、週40時間労働って?

これは労働基準法によって定められている、「労働者」に適用されるものです。(だから役員、例えば代表や取締役は適用外です)

これ以上には残業手当がつくっていう感じですよね。

これまでほとんど労働基準法により労働条件を守られたことはないんですが、今回はついにこれが適用になる経験を積みにきましたw

8時間って一般的にはどういう時間なんだろう?

と考えてみると、実に都合の良い時間設定だなぁと思います。

①身体や精神が崩壊するほどではない

8時間労働って、休憩1時間を考え、さらにその前後1時間を通勤なり仕事開始準備なりに当てるとすると、ここにかかる時間は11時間。

睡眠時間を仮に6時間とすると、残りは7時間。

なんとなく、十分休めるし適度に疲れるくらいで、極度の負荷というほどではないです。

②かと言って仕事以外のことに本気で取り組めるほど余裕はない

7時間の時間があるとはいえ、その時間には仕事の支度をしたり、家事育児をしたり、風呂に入ったり、リラックスしたりする時間も含まれているんですよね。

そう考えると、仕事以外に自分で事業を起こしたり、サービスを作ったり、お金を稼いだりする時間的余裕はあまりないんです。

実際にお金を稼ぐために事業を考えるとなると、1日7時間という自由時間をフルに使っても足りないくらいなのに、その時間の中に家事育児、その他までやってるとなると無理な話かもしれないですね。

③なんとなく生活していると不満がない

なかなか就職が難しいこの時代だからなのかもしれませんが、仕事をできるというだけで、ひとつの不安が消えるのかもしれませんね。
そしてこの8時間という絶妙な時間設定。

自由「も」ある

これだけで不満はなくなる、というか感じづらくなるんだろうなぁと。
時間だけでみると全然余裕があるように感じられますからね。

結果として「絶妙」!

雇う側の気持ちに立つと分かりやすいです。
ここでいうほど実際は単純ではありませんが、概略こんな感じです。

お金をかけて人を雇うなら、それだけの貢献をして欲しい。贅沢を言うなら、、、

・仕事にフルコミットして欲しい
・自社業務における個人の成長
・できるだけ今の賃金で長期に働いて欲しい
・成長したあとにもっと良い職場(会社)への転職はさせたくない

会社としてはコストをかけて雇っている以上、結果を出してもらわないと困るんですよね。(だから最近は優秀な人材が来てくれるように「採用」というところに力を入れている会社が多い。)
でもここには結果というソリッドなものだけじゃなくて、気持ちというかやる気というか、、、なんとなくそういうふんわりした部分も求めたくなるもんです。

職場の雰囲気も、勢いも、スタートはこういうふんわりしたやる気からくるので。

そこで、この8時間

もちろん実際は残業があったりでもっと拘束できてるんですよね。

おかげで、多くの従業員は職場に対する疑問や不満を「考える」機会も少なくできるし、起業したり、転職したりする準備する時間も少なくできる。

業務時間内には一生懸命働き(楽しくても、そうじゃなくても関係なく)、とりあえず1日の仕事が終わる頃に適度な達成感を得ることができる。そして適度な自分の時間も安定してある。

本当にいい時間設定だと思います!

労働者としてこれをどう考えるかは人それぞれの価値観だと思いますし、人それぞれの技術力や知識や能力の差によっても違う視点で捉えると思います。

社会の構造というか、働くことへの日本的な文化って今ちょうど変化の真っ只中にあるので、今後どうなっていくかはわかりませんが、長いようで短い人生をより有意義にしたいので、いろんなことを考えて、いろんなことを経験して、いろんなことを判断していきたいなぁとつくづく思います。

ちなみに私はこの8時間をかなり客観的に見てるし、逆にこの8時間を上手に使って自分の人生設計をしていけるように意識してますw

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