Work as life!
JABです!
一時「働き方改革」などが社会で大きく注目されていましたね。
私は自衛隊を退職するちょっと前から、自分の「人生」についてよくよく考えるようになったと思います。(大袈裟ですがw)
結婚し、子供が生まれて考えることは増えますからね。
そしてちょうど当時はサンフランシスコでコワーキングという文化が一気に広まっていたので、その情報もちょこちょことりつつ参考にしていました。
「やはり、働き方って考える必要があるな」
と思っていましたね。
ん?働き方?
この「働き方」という言葉、少し違和感を覚えます。
仕事に対する考え方は人それぞれだと思いますが、私は働くために生きているわけではないし、生きるための手段として働くのももったいないと思っていました。
人生の大半の時間が「仕事」と「睡眠」に消費されます。
例えば「仕事は嫌いだけど、生きてくためには仕方ない」という考え方で働いていたら、想像以上に多くの時間を嫌なことをしている時間に費やしてしまうわけですよね。
(前職が嫌だったわけではないですよ)
こんなことみんなわかってるし、できることなら好きなことだけして生きていきたいとは思うんですが、現実問題として仕事(というかお金を得ること)は好き嫌い問わず、文化的な生活をする上では必須なわけで・・・。
そこでこの「働き方改革」というところ。
これって正直「あまり長時間仕事しないように、業務効率化だったり、退社時間厳守」っていうところがメインにしか見えなかったんです。
結局働いてる時間を減らすだけで、幸福度がそれほどあがるとは思えん!と。
そして、仕事と家庭をそれほど切り離して考えなければいけないものかとも思っているわけです。
起業・在宅ワーク
私はこれがしっくりきました。
ちょうど最近新型コロナウィルスの影響で、いろんな人がリモートワークに移行して、「自宅で仕事をする」ということにチャレンジしてる頃なんですが、そうするとどうなるか。
家庭と仕事がこれまで以上に入り混じる。
これはデメリットでもあるかもしれませんが、うまく折り合いをつけるというか、バランスをとることができれば特段大きな問題ではないのかと思っています。
私は自衛隊退職以降、起業したりなんなりで若干家を開けることはあるにしろ、基本的には家事育児担当大臣でした。
なぜなら起業ということは自分で仕事を決めることができるんです。子供が家にいる朝や夕方、寝るまでの時間は「仕事時間から除外」することができました。
つまり、家のこと(朝食準備・掃除・洗濯)は朝早く起きて終わらせる→子供送り・買い物→仕事開始9時→仕事終わり16時→夕食作り・子供迎え・入浴・寝かしつけ20時→必要なら仕事
これでやっていけるような仕事を自ら作ることを考えました。尚且つ「好きなことでどうやってマネタイズするか」を考えて仕事をしています。
Work as life
考え方として、人生としての仕事。Work as lifeです。
簡単にいうと仕事と家庭を切り離さない、人生全体として仕事を見るってことですかね?
そもそも人生は仕事も遊びも家庭も全て含んで「人生」なんですから、この中に自然に仕事が溶け込めばいいなと。
私はWork-life balanceよりも好きな考え方です。
そう考えたときに、今のワークスタイルは気に入っています。
・事業を考えるのがすき
・学ぶのが好き
・新しいことにワクワクする
・時間の使い方は概ね自分で決めることができる
こんな感じで働いていますので。
基本的に私は「家庭」を人生の中心に持ってきています(子供が独立するまでは)。
でももちろん仕事もしたい。
「楽しい!」と思える仕事を作って(または見つけて)、さらにそれが普段の生活の中で家庭に負担をかけることなく、ある程度自由に働けるスタイルってどうやったらできるんだろうって考えたわけです。
結果として、今が一番楽しいといつも思っていますし、来年も5年後も10年後もそう思って「生きていたい」です。(ここ重要!「仕事をしたい」ではなくて「生きていたい」。)
仕事・家庭・遊び、、、全てひっくるめたトータルで楽しく生きていきたいんです。
人生の一部としての仕事を追求していきたいなと。
余談
新型コロナの影響で、子供が家にいる期間が長かったわけですが、なかなかいい時間の使い方ができたんじゃないかなと思います。
最初は子供がいても、仕事をしたりしていました。子供をほったらかしで仕事するわけですが、このおかげでお父さんがどうやって仕事をしているかがわかったと思います。(もちろん日によっては、かまってちゃんになって仕事どころではなくなることもありました。)
そして途中から、このままじゃ子供がかわいそうだなぁと思い「日中子供が起きている時間は仕事しないスタイル」に切り替えてみました。これもすごくいい時間を過ごせたなぁと。普段はあまり長く時間を共有していないので、これを機に子供が寝ている以外の全ての時間を遊んだり、お話ししたりで共有して絆が深まったかなと。
(ただこれは体力的にはかなりキツかったですがw なんせ睡眠時間が短い短い・・・w でもそれでもやってこれたのは「好きな仕事」をしているからなんだろうなぁ。)