航空学生一次試験でライバルに差をつける方法
JABです!
元々航空学生として航空自衛隊に入隊し、F2戦闘機に乗っていましたが、退職して今はWebエンジニアをやりながら個人アプリ開発などやってます。
今回の記事は以下のような人に読んでもらえたら嬉しいです。
航空学生受験を本気で考えている方
戦闘機パイロットになりたいと思ってる方
受験準備で何をしたらいいか分からない方
1次試験の準備
航空学生受験を考えているのであれば、まずは7月から始まる募集要項をみて、応募してください!
これだけは忘れないでw
一次試験は一般教養の学科試験がメイン。
でも、私個人的にはここが勝負の境目にはならない印象です。
点数上位の人は、ほぼ満点に近いと思います。
「優秀な人しかいない」のではなくて、「問題自体が比較的簡単」で「準備すればある程度点数は取れる」からです。
そして、実際に合格した(同期になった)人の中には、自己採点でそれほど高得点でない人もいました。
そうなると、そこまで学科の点数は重要視はされていない気がします。(だからといって点数が低いと、後々不合格にするための材料になるので、満点を目指すに越したことはないです。)
毎回言ってますがとにかく過去問をたくさん解いておきましょう!
一次試験で差がつくのは「適性検査」
「適性検査」と聞くと、生まれ持った素質だから、準備のしようがないと思うかもしれませんが、そうではありません。
8方位の方位判読や、簡単な姿勢判読など、
というところが適性検査です。
ここで差がつきます。
地方連絡本部などにいけば、どんな適性検査なのか教えてくれる方もいるんじゃないでしょうか?
一見準備しても仕方がないように見えるので、その対策をしてこない人もかなりいると思います。
そこで差をつけるチャンスになるんですよね!
とにかく慣れることを目的として、超単純でスマホさえあればどこでも練習できるアプリを作りました。
パイロット適性検査トレーニングアプリ
航空学生一次試験向けのアプリを2種類リリースしています(有料ですが…)。
昨年の航空学生試験の際に受験する方からリクエストされて、とにかく急いで作ったんですが、これを活用してくれた方が非常に多く、
という声をたくさんいただいています。
どちらもパイロット適性検査試験を意識して作ってますので、航空学生に限らず、一般飛行幹部候補生や防衛大学からの飛行要員にも利用していただけます。
とにかく慣れることが大事なので、学校の休み時間、通学の電車の中などで毎日練習してみてください。
判読能力はもちろんですが、集中力も同時につくと思います。
一次試験の適性検査は後天的に鍛えられる
「適性」という言葉に紛らわされないでほしいです!
少なくとも自衛隊の一次試験の適性検査は努力で後天的に伸ばすことができます。
「見慣れていないから」「そういう練習したことないから」できないだけのもので、
と思ってます。
流石に3次試験での飛行適性は飛んでみないと分からないってところもあるし、操縦感覚や生まれ持ったセンスはありますし、結構準備のしようがないところもあります。
その分一次試験の適性検査は準備できるので、気楽です。
受験生の皆さん、頑張ってください!