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アプリを作ってみてわかったこと。

2021年にパイロットを目指している人向けにアプリを作ってみて、いろいろ学びになりました。

「作り方」とか「技術」とか「ツールが」とかではない視点で。

アプリの紹介

冒頭にも書きましたが、

パイロットを目指している人のためのアプリ

として作りました。
当時のオンラインコミュニティの子たちからの要望で、「一次試験の適性検査対策」を目的にしたトレーニングアプリをリリースしました。

LPのクオリティも低い!w

というところは置いといて…

トータル4つのアプリを作ったんですが、有料で販売しているにも関わらず、予想以上(いや、少し狙っていたところはあるか…)にDLしていただけています。

どのくらいのDL数?

2021年の7月くらいにリリースして、2022年12月までで約1000DLしていただきました。
※iOS/Android合わせた数値です。

1000DLが多いのか?

ストアにあるその他のアプリに比べたらめちゃくちゃ少ないでしょう。

職業アプリディベロッパーだったとしたら転職を考えるレベル。

でもちょっと考えてみたら、この数字結構私にとっては嬉しいです。

利用者はパイロットを目指す人

特に自衛隊のパイロットを目指している人に向けて作ったアプリです。

航空学生を目指すひと

上記の人たちの役に立てばいいなぁと。

毎年の航空学生合格者は70名強くらいかなぁと思います。
そもそもが狭き門です。

本気でパイロットになりたい人は、いろんな試験対策の情報を貪欲に探し、実践してくるでしょう。

そんな人たちがきっとこのアプリを見つけて、お金を払ってでも合格の確率を上げにいってるんだと思います。

(もちろん、一般飛行幹部、防大から飛行幹部を目指す人もDLしてくれていると思う)

期間的には2回分の航空学生試験。

6〜700人くらいの方がパイロット志望の方なんじゃないかなと予想してます。
どのくらいの人の合格に寄与したかは分かりません。アプリのおかげというよりは本人の努力が全てなのはわかってますが、少しでも役に立ってたら嬉しいですね。

話はそれましたが、つまり超ニッチなところにピンポイントに届けたかったアプリなので1000DLって、私にとっては驚くべき数字でしたw

ニッチで唯一無二

ビジネスで考えると、競合がいない領域でシェアをとりに行くのが勝ち筋ですが、まさにその通りになったと思います。

毎年必ず試験はあり、一定数(今後は少子化やパイロットの人気低下で減るとは思うものの)のDLはしていただける。

現状ニッチで唯一無二だからだと思います。

もともとこの適性検査の練習動画をYouTubeで上げている人はいました。
ただ、それだと何度もやっていると、解答の順番を覚えてしまうので、継続して練習できないんですよね。

そこで、ネイティブアプリにしたわけです。
いつでもどこでも使えるように。

それが現状唯一無二のなんだろうと思います。

制作にかけたコスト

とにかく自分の時間が1番のコストでした。
2週間程度勉強しながら作っていった感じです。
その後は各種ストアでリリースするための知識や準備、手続き的なところも。

実費としては
AppStoreが18000円/年
Google Play Storeが3000〜4000円/年

だった気がします…www

少なくともこれがちゃんとペイできているうちは、アプリを公開しておくつもりです。
赤字になるようであれば即削除しますw

来年も受験生には使っていただきたい

正直なところ、この一次試験の適性検査項目は「後天的にトレーニング次第で養われる能力」だと思っています。生まれ持った素質だけではないと。

現職の採用担当者はもしかしたら「こういう準備はしないで、素質で見極めたい」と思っている人もいると思います。
(実際、そういう声も噂で聞いてます)

しかしながらですよ…
これから来るさらなる少子化の時代に、有能な人材はITやその他人気職種に流れていくわけです。
ふるいにかけるほどの母数にならないかもしれないと考えると、

努力して基準を超えてきた(アプリをつかってでも)

というモチベーション高い人を採用するメリットはデカいと思ってます。

だから、是非オフィシャルにも広めたいし、受験生には使って欲しいと思います!!

ちょっと大人な話をすると

ここからはアプリ製作者という立場から。

アプリ作るのって、多少の努力とかなりの労力がかかりますよね。
これを無償で趣味レベルでやるならいいんですが、少しでも収入に繋げたいと思ったとき考えるべきことはあるなぁと思いました。

  • 市場(需要)

  • ターゲット(利用者)

  • 目標DL数

  • 宣伝

など、当たり前ですがこの辺りは考えるべきですね。

あとは「継続的に」需要があることが、とても大事だと思いました。

私の場合、少なくとも2年は公開しておこうと考えていました。

1年目のリリース時はコミュニティ活動などもしており、ある程度「身内」のDLは見込めると思っていました。
そしてそれが2年目にも受験期に利用者が増えるかどうかという推移を見たかったんです。

2年目はコミュニティはないけれど、その分WebサイトのSEOは上がり、SNSなどでも多少情報を届けることはできると考えていました。

運良く、想定していた通りになったので、公開継続しておこうと思えています。

初めてアプリを有料でリリースしてみて、これをビジネスしてやっていくのは私には無理だけど、趣味と仕事の中間的な位置付けであれば、なんとか継続していけるかなぁと思えました。

何度も言っていますが改善したい

今自分でプレイしてみても思うんですが、

練習にはなる。とてもいい練習になる。でもアプリとしては物足りない

このアプリに、全国のプレイヤーのランキングやもう少し柔軟に時間や難易度を変える機能があれば…

モチベーション維持にもなるし、どのレベルの人にも段階的に練習してもらえるようになると思います。

いずれ改善したい。

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