不変 = 不自然

変わらない、というのはとても不思議。
不思議を通り越して、不自然だなあと思う今日この頃。

対象と時間を限定したら、その範囲は不変の概念が成り立つけど、ちょっと範囲を広げると、もう成り立たない。

ほんとに、一瞬だけ。
だからこそ貴重なのかな〜とも思う。

ずっと変わらないでいてね〜とか
小さい子供に、ずっとそのままでいて欲しい〜とか
卒業間近になって、ずっとこのまま離れたくない〜とか
歳とりたくない〜とか

そういう不変への願いっていうのは、やっぱその瞬間がとても大切で貴重だと認識した時に出てくるものな気がする

とても儚くて、とても不自然。

世の中の全ての概念は変化するけど、その中で少しでも不変の実現を試みようとする挑戦は、いろんな分野で見て取れる。

アンチエイジング、定期的に同じ仲間と会う、プログラムの変数、機械のメンテナンス、などなど。

変わらないと、都合が良いことがきっと沢山あるんだろうな〜。

そうやって考えると、不変っていうのはいろんなものに抗うことと考えられる。

だけど、抗うというのは、とっても疲れる。
体も心も。

なので裏側を見てみる。

どうしたら疲れにくくいられるか。
それはきっと、不変の反対側にあると思ってる。

自然体でいること。

不自然の、反対。

変化を受け入れること。
世の全ては変わっていくことを受け止めること。
人も、その心も、さらには、自分も。

流れるように、その時その時をそのまま受け入れて生きていく。

変わらないものは、無い。
綺麗に巻き戻ることも、無い。
時間は現在から未来へと進んで、その全てが変化する事は確定していて。

不変への願いと、過去への逆行しようとするのを無くした途端、人はどこまでも身軽になれる。

変化 = 自然

人生は一方通行。

明日の存在すら保証されてなくて。
1機しか無くて、1UPも無いゲーム。

そんなゲームを、プレイ中。

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